こんにちは!
御朱印ガール♡の 高橋 のりこ です。
今回の旅は、「初めてのお伊勢参り」がテーマです♪
関東方面から向かう私には、なかなかハードルの高いお詣り。
念願叶っての参拝は、本当に素晴らしいものでした。
旅2日目。
今日もどんよりしたお天気ではありますが、雨が降らないだけOKとして…(;^ω^)
せっかくのオーシャンビューのホテルからの景色も、こーんな感じ。
本当なら、真っ青な海が目の前に広がっているはずだったのに…(T_T)ガッカリ
そんなどんよりな気分も吹き飛ばす、豪華なお料理が揃ってて、
ついつい欲張って取ってしまった、朝ごはんたちwww
本日は、洋食を中心にチョイス。
焼き立てのクロワッサンやパンケーキはもちろん、
目の前で焼き上げてくれるオムレツもライブキッチンならではですね。
朝からシャンパンも傾けちゃって♡
ちょっとリッチな気分で優雅な朝ごはんに、大満足!
さて。
本日もご利益を最大限いただくために、ある場所に向かいます。
それは、こちらの「伊勢志摩スカイライン」に乗って向かうところのようです。
「伊勢志摩スカイライン」とは、伊勢と鳥羽を結ぶ、全長16.3kmの”天空のドライブウェイ”。
この日は残念ながら、どーんよりなお空ではありましたが、眼下には海が見え、伊勢湾に浮かぶ島々も見えました。
本当に何度も言いますが、お天気が良ければかなりの絶景が広がっていた…はず…
残念です。
スカイラインの途中には、何か所か駐車場付きの展望台があり、
車を停めて、美しい景色を眺める事ができます。
さらに山頂展望台では、伊勢志摩や伊勢湾の大パロラマが展開し、天候に恵まれれば富士山まで眺望できます。
そちらはまた次回にでもゆっくりとご紹介するとしまして…
そして、そんな先にあったのは、こちら!
伊勢志摩スカイラインの山頂付近にあるお寺「金剛證寺」(こんごうしょうじ)
伊勢神宮の鬼門を守る名刹です。
案内看板とナビに翻弄されて、着いた先はお寺の裏手、奥の院の入口ではありましたが、無事、到着。
緑多き参道を歩いて行きます。
一度、中を通過して、表参道までやってきました。
気を取り直して。
立派な仁王門をくぐり、中へと入ります。
創建は6世紀半ばと言われ、欽明天皇が僧・暁台に命じて明星堂を建てたのが初めといわれておりますが、定かでないようです。
平安時代の825年(天長2年)に空海が真言密教道場として、寺を中興したと伝えられております。
こちらの仁王門は、1979年に再建されたもの。
仁王像もとても凛々しく、迫力がありますね。
境内に入ると、そこには大きな池と、そこに架かる朱塗りの太鼓橋が…
この池は「連間(つれま)の池」と言い、弘法大師が掘ったとされているそうで、この時期にはわかりませんが、初夏になると数百もの睡蓮の花が咲き誇り、
中央部分に架けられた色彩鮮やかな『連珠橋』は、橋の手前が「此岸(迷いの世界)」、向こう側が「彼岸(悟りの世界)」を表すとされています。
まさに極楽浄土のような景色が広がっているのでしょう。
向こう側に建てられたお堂「雨宝堂」には神像「雨宝童子尊」が祀られており、これは天照大神が日向国(ひゅうがのくに)に降り立った16歳の時のお姿を、
弘法大師が感得し刻まれたものと伝えられており、国の重要文化財にも指定されております。
その池の反対側には茶屋とお土産屋さん。
「弘法茶屋」と名付けられたお店では、抹茶や干菓子をいただくことができます。
まだ早い時間でしたが、中でゆっくりされている方もいました。
わたしは、朝ごはんたっぷり食べちゃったからね~(^-^;
今回はパスです。
その隣には、何やら怪しげな雰囲気のお店…(← 失礼なヤツでスイマセン)
なんと、600年の歴史をもつ伊勢の伝統薬万病に効く、お伊勢さんの霊薬『萬金丹』が売られているお店でした。
昔は、伊勢土産として喜ばれたものだそうです。
その先には、いくつかのお堂がありました。
開祖である弘法大師像と観音菩薩像を安置している場所や、六地蔵を祀っているお堂も。
「福徳」を授かることができるとされる「蓮華庚申」なるものも…
見ざる・言わざる・聞かざるの「三猿」が彫刻されておりました。
その側には、厄除け六地蔵尊。またの名を「重軽地蔵尊」
最初に持った重さより、お願い事をした後のほうが軽ければ願いが聞き入れられたという事。
わたしは… 逆に重かったんですが(^-^;
残念。。。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節にも唄われたように、伊勢神宮へお参りする人々はこのお寺にも参詣するのが習わしでした。
御本尊の「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくうぞうだいぼさつ)」は、日本三大虚空蔵菩薩の第一位として広大無辺な福徳・威徳・智徳の三徳を有する仏様であります。
本堂内では、ご朱印もいただくことができます。
御本尊は秘仏ですが、伊勢神宮の式年遷宮の翌年に、20年に1度の式年開帳をおこないます。
わたしも次回の時には、ぜひ、そのお姿を拝んでみたいと思います。
本堂の前には、どーんと鎮座するこの方たち。
まずは「福丑」さん。
こちらの福丑には、頭の上に七福神の1人である大黒天像がのっています。
1度この福丑さんに触れれば、心清く、意志堅固となり福徳智慧増進、身体健康の御利益を頂くことが出来るとされています。
みなさん、なでなでするので、丑さんも大黒天さまもテッカテカwww
もちろん、わたしも撫でなでしてきましたよん♪
続いて本堂右手前にある「智慧寅」さん。
こちらの寅は御本尊 虚空蔵菩薩の広大な智慧を頂いた寅で、
安らぎの姿の中に、一視同仁(いっしどうじん)の慈愛と威徳を授ける「智慧寅」とご縁を結ぶとのことです。
こちらもしっかりと撫でなでしました。
本堂をお詣りした後。
奥の院に向かう道中に、ひと際目立つ朱塗りのお社が見えてきます。
ここは「明星堂」といわれる場所です。
こここそが伊勢神宮の鬼門を守るとされている、明星天子が祀られているお社です。
明星天子は「日」「月」「星」の3字からなる三光天子とも呼ばれており、国土安泰と智慧成就の仏神である存在です。
こちらにもしっかりとお詣りしておきましょう。
こうして、伊勢神宮と夫婦岩、そして金剛證寺とお詣りさせていただきました。
今回は、初心者の定番コースをしっかりと押さえてみました。
本来なら、まだまだ行くべき場所はあるようですが、今回の旅ではこの辺りで…(笑)
(別宮、摂社など含めると125社もありますからね(^-^;)
今の時代が平和で幸せでいられることに感謝し、伊勢神宮詣りを締めくくらせていただきました。
さて。
この後は、お寺の手前で気になった山頂展望台に向かうことにします。