神社の入り口には、「明神鳥居」がそびえ立っています。この神社は、24時間365日開放されています。入り口から見ても少し分かる様に、この神社、かなり広いです。もはや一つの森です。
僕たち地元民の間では、「鶴の噴水」と呼ばれていました。見たまんまですね。(笑)この池には、鯉が泳いでいるんですよ。ただし、捕らないで下さいね!(笑)周りにベンチが一つあるんですが、そこに座ってゆっくりするのもアリだと思います。
なが〜〜く続く参道。奥にはどんな世界が広がっているのでしょうか。小学生の頃は、ここで友達とかけっこしたりしていました。参道を歩き疲れてしまっても大丈夫。「お清めの水」で回復です。長野県の水はとても美味しいです。このお水を杓子ですくって飲みましょう。
最初の石段を登ると、飯田市有形文化財の「八脚門」が建っています。享保6年の建築です。門の中をちょっと覗き見すると、徳の高そうなお二方(名前が分かりません笑)が座しています。
八脚門が建っている階層には他にも見所が。鳥居の上に沢山の小石が置かれているのが見えますか?これは、下から小石を投げてこの鳥居に乗ったら何か良いことがあると言われているからです。僕も何度も挑戦していましたが、1、2回くらいしか成功した記憶がありません。(笑)さて、鳥居以外にも、「一本滝」や「鯉の池」があります。一本滝の滝壺にはサワガニがいたりします。鯉の池は、冬になると一面に氷が張ります。僕は一度、その上に乗って遊ぼうとしたことがありますが...あとは想像通りです。凍死するかと思いました。
さて、八脚門の階層からまた更に石段を登りましょう。石段を登ると、「弓道場」と「三本滝」が視界に入ってきます。弓道場では時々、弓の達人たちによる大会が行われています。近くで見ると、かなりの迫力です!三本滝は、僕がこの神社の中で一番好きな場所なんです。綺麗な水が三つの水路から流れてくるのを見ているだけで、何だかとても癒されるんです。この神社に来ると必ずこの滝に来て、遊んでいました。思い出の場所です。写真ではその迫力を伝えきれないのが残念です。
三本滝の階層から、最後の長い石段を登ると、本堂があります。この本殿の内部には、鎌倉時代に作られた重要文化財の「誉田別尊座像」が祀られています。大晦日には、ここが人で溢れかえります。遊びの締めくくりとして、参拝してから帰りましょう!これからの秋には紅葉がライトアップされたりもします!見所満載、遊びどころ満載のこの神社、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。