福井県と石川県の間には吉崎という地域があるのですが、ここは両県の県境の上に館が建っているのです。
その名も「越前加賀県境の館」です。
館内展示のジオラマによるとこの赤線が県境で、館はこのように両県をまたいでいるのです。こういう変わった区画の建築は結構珍しいですね。
県境の館周辺である吉崎は蓮如が開いた門前町として有名であり、館内は蓮如関係の展示でいっぱいです。
ちなみにこの県境の館へはJR芦原温泉駅よりタクシーで15分またはJR加賀温泉駅や大聖寺駅よりキャンバス利用して行くことができます。
館の入り口も福井県側と石川県側で2つあります。
外に出たら県境の碑が立っており、このように県境をまたぐことができます。
日本全国を見ても県境が観光地化されており、さらに県境が明示されていてまたぐことができる施設はかなり珍しいです。
ぜひとも福井県と石川県の県境へ行ってみましょう。
日本でも珍しい県境に立つことができる変わった観光地です。
あわら市観光協会によれば県境の館は石川県・福井県境の吉崎において、越前加賀地域に点在する「蓮如」や「鹿島の森」、「戸田城聖生誕地」を結ぶ拠点とのことです。
館から出て目の前には北潟湖があり、湖を隔てて鹿島の森があります。
遊歩道が整備されているらしいので時間があれば歩いてみることをおすすめします。