青森駅から車で走ること約20分、森の中突如現れた駐車場。
ここが珍スポットと言われるお寺「青龍寺」です。
お寺の周りは木々に囲まれて虫の音しか聞こえません。
綺麗に管理された境内はお参りの人がちらほらいらっしゃいました。
建て看板を見るとかなり敷地が広いことがわかります。
まず一つ目の珍スポットはお堂の中にあります。
敷地入って正面にある金堂へ行きましょう!
磨き上げられた内陣の美しさを見れば、
このお寺がとても大切にされていることがわかります。
さてお参りしたら左側の通路へ向かいましょう!
左の通路には8人の祖師が絵が祀られています。
その他に壁一面にびっしりと描かれた「阿弥陀聖衆来迎図」は
金箔をふんだんに使われ、月日が経っていても息を飲む美しさです。
本堂の縁側に出ると目の前にはまっすぐ天に建つ五重の塔があります。
塔の前には立派な枯山水もあり、お茶をいただきながら景色を楽しむことができます。
緑溢れる景色を静かに眺めているとほっとします^ ^
さて境内にはそばなどの軽食や甘物が楽しめる喫茶があります。
散策していて疲れたらここで一休みしましょう!
11:30〜16:30
散策していると斜面一面に広がる風車。
ここは亡くなった子供を供養する水子供養場です。
そよ風が吹くと一斉に回り出す光景はなんだか不思議な気を感じます。
さてここ一番の珍スポットがここ昭和大仏!
伝わるだろうかこの大きさが、
というのも青銅座像としては日本一大きな大仏。
日本人だけでなく海外の方も参拝にいらしてました。
近づけば近づくほどデカイ...。
しかもこの大仏体内に入ることができるんです。
体内な二階建となっていてこちらは1Fの様子。
地獄では死者をどのようにして扱うのか詳細に描かれた地獄絵図が飾られています。
怖すぎて写真撮れなかった....。笑
その他に詩などもあり普通に歩けば30秒もかからないのですが、
一周まわるのにかなり時間がかかりました。
こちらは十二支一代守り本尊。
立体的な8体の守り神は干支によって守り神が異なるので要注意です。
酉年の私は不動明王でした^ ^
さて2Fは戦死された人々を供養する場です。
大仏内は上に行くほど狭い構造になっているので、
かなり狭く空気もこもっているので夏場は高温になります。
壁にはびっしりと名が書かれたお札が祀られているので独特の空間です。
帰り道には池の中に弘法大師と観音様が祀られていました。
異様な水色がなんだか神秘的です。
これだけ多くの珍スポットを見ることができるのは、
日本でもここだけなのではないだろうか。
【拝観料】400円
4月~10月:8:00〜17:30
11月~3月:9:00〜16:30
【HP】http://showa-daibutu.com