空は広く雲は大きく、のどかです。
橋があり、川のせせらぎに目を奪われ、耳を傾けています。
自然のハーモニーはとても心地よいもの。
橋を渡れば江戸から43番目となる「妻籠宿」があります。
「妻籠観光案内所」です。
昔の警察署を改築して作られたという建物で、なかなか趣があります。
観光パンフレットはもちろんですが、ちょっと休憩するのにも最適です。
http://tumago.jp/index.html
本陣とは、一般人ではなく大名や旗本、幕府役人、宮、などの宿泊所として指定された施設です。
「妻籠宿」の本陣には島崎氏が任命されました。
島崎藤村の母の生家で、明治まで本陣、庄屋を島崎氏が兼ね勤めたそうです。
開館時間 9:00~17:00(16:45入館制限)
休館日 年末年始(12/29~1/1)
入館料 大人300円 小人150円
島崎藤村「夜明け前」に開局当時の様子が描かれている「妻籠郵便局」
全国で唯一の黒いポストが復元されています。
昔はこんなポストだったのですね。
もちろん中の郵便物は運んでもらえますのでご安心を!
坂の上から水路が流れており、自然の地形を利用した風車は風情がありました。
風車は今なかなか見ることがありません。
とても人気で撮影スポットにされる方は多かったです。
時代が変り鉄道や道路が新たに造られ、宿場町は衰退していきます。
妻籠の人たちは「売らない・貸さない・壊さない」という3原則で
江戸時代の町並みの貴重な財産を残している
「妻篭宿」は江戸時代を肌で感じることができる貴重な町なのです。
すぐ隣の駅(宿場)は「馬籠宿」です。
距離は約8Km。ゆっくり歩けば3時間。急げば 1.5時間。
宮本武蔵が修業したと言われる男滝・女滝など…
見どころがたくさんの旧中山道を歩いて「馬籠宿」も素敵なので
https://play-life.jp/plans/17947←コチラ
「妻篭宿」とセットで立ち寄って頂きたいものです。
ILBACIO~すぎけい~杉江けい