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映画『ラストサムライ』のロケ地、書寫山 圓教寺を訪れ、わびさびの世界に浸る

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2017/09/11
映画『ラストサムライ』のロケ地、書寫山 圓教寺を訪れ、わびさびの世界に浸る

書寫山 圓教寺(しょしゃざん えんきょうじ)は、966年に性空上人によって開かれた天台宗のお寺です。ハリウッド映画『ラストサムライ』のほか、タイがドラマ『武蔵』『軍師官兵衛』などのロケでも使われています。

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姫路駅

書寫山 圓教寺に行くには、姫路駅北口の書写山ロープウェイ行きのバスに乗り、終点で下車します。

書写山ロープウェイ

30分ほどで、書写山ロープウェイに到着しました。ここで降りて、ロープウェイ乗り場を目指します。

書写山ロープウェイ書写山ロープウェイ書写山ロープウェイ

山麓駅でゴンドラに乗り込み、書寫山 圓教寺を目指します。4分ほどの空宙散歩を楽しみましょう。

黒田官兵衛や、姫路のゆるきゃら「しろまるひめ」のゴンドラがあります。秀吉軍の播州攻めのさいに、官兵衛の進言で圓教寺が本陣になったと伝わります。

料金:往復で900円
営業:8時30分~17時※季節によって変動あり

書写山ロープウェイ
場所:兵庫県姫路市書写1199-2
アクセス:余部駅[出口]から徒歩約49分
営業時間:【始発】8:30 【終発】曜日や季節により異なる(※ホームページをご覧ください)
書写山圓教寺書写山圓教寺書写山圓教寺

山上駅で降りて圓教寺を目指します。歩くと20分ほど、マイクロバスで5分ほどです。

料金:拝観志納金500円、特別志納金500円
時間:16時45分最終(1時間に3本運行)

書写山圓教寺
場所:兵庫県姫路市書写2968
アクセス:余部駅[出口]から徒歩約58分

摩尼殿

本坊と放生池をとおりすぎると摩尼殿が見えてきます。この摩尼殿の上の白山で性空上人は悟りを得たと伝わります。

摩尼殿

摩尼殿からは通常ルートと、山道を通っていくとルートがあります。山道のほうには白山権現などをみることができます。ややけわしい道なので、体力に余裕があれば行ってみましょう。

三つの堂

いずれの道も、ここにつながっています。三つの堂と呼ばれ、3つの建物がコの字型に並びます。なかなか良い雰囲気です。

ラストサムライの撮影でもこんなアングルで、トム・クルーズが無効に歩いていく様子が撮影されました。ちなみに、トム・クルーズはヘリコプターでこの地に降り立ったようです。

三つの堂

三つの堂にある建物は、大講堂、食堂、常行堂です。どの建物も、なかなか年季がはいっていて、良い雰囲気です。

食堂

食堂にはさまざまなて展示物があります。さまざまな部部像の弁慶がつかった机なども展示されています。建物の横には、弁慶の鏡井戸もあります。

この寺にはこんな話が伝わります。乱暴者だった弁慶は、比叡山を追われて圓教寺で修行していました。ところが喧嘩が結果で、寺が火事で多くの建物が消失。そこで再建のために弁慶が侍の太刀を奪い、やがて源義経に出会うことになります。

開山堂

奥の院の開山堂にたどりつきました。自然の中に作られたお寺は、散策するのも心地よいです。ここから引き返します。

書写山圓教寺

散策していると、江戸時代に姫路を治めた松平家や榊原家の墓所もありました。一部、廃墟の雰囲気があり、それが無常を感じます。

山上駅(書写山ロープウェイ)山上駅(書写山ロープウェイ)

来た道をもどります。帰りは歩いてロープウェイ乗り場までいくのもおすすめ。バスでは見られない景色も見られますよ。姫路城とセットでおとずれたい、おすすめのスポットです。

姫路城のプラン
https://play-life.jp/plans/17962

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
姫路・中播磨・西播磨×旅行・観光のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。