こちらの縁起を簡単に。
こちら、古くは荏柄山天満宮とも称されました。
荏柄の社号は、天平7年(735年)の『相模国封戸租交易帳』などに見える「荏草郷」の”えがや”が後に転じて”えがら”となり、「荏柄」と表記されたものと考えられています。
また、長治元年(1104年)晴天の空が突如暗くなり、雷雨とともに黒い束帯姿の天神画像が天降り、神験をおそれた里人等が社殿を建てて、その画像を納め祀ったことが、こちらの始まりとされております。
関東を中心に各地に分社をもち、福岡の太宰府天満宮、京都の北野
天満宮と共に三天神社と称される古来の名社です。
この日も、お参りの方の列が長く続いておりました。
ちょうど、2月の三連休だった事もあり、たくさんの参拝者に加えて、受験シーズンでしたので、そちらのお参りの方も多数いらっしゃってました。
拝殿の前には、早咲きの紅梅が咲いており、こちらも参拝者の目を楽しませておりました。
こちらは、「梅、花開く 早春限定 梅花守」
期間限定で授与されているようで、水引きを梅の形に編んだものになっており、とても可愛いお守り。
気になる方は、梅の花の時期にいらしてみてくださいね。
女性の方には恋愛、受験生、学生の方には学業、そして、みなさんに良縁があるようにと、縁起のいいお守りです♪
受験生には、やはりこちらでしょうかね~。
お守り、絵馬、鉛筆三本がセットになったもの。
こちらでは、受験当日の早朝祈祷も受け付けているようで、みなさん、最後は”神頼み”なんですね。
そうです!信じるものは救われる… デスネ!(^o^)丿
そして、拝殿左方向には、「かっぱ筆塚」「絵筆塚」があります。
(画像は絵筆塚)
鎌倉に暮らしていた、漫画家の清水崑が愛用していた絵筆を納めるため、昭和四十六年(1971)に「かっぱ筆塚」の石碑が建てられました。
表には河童の絵が彫られていた、裏にはノーベル賞作家の川端康成が揮毫した「かっぱ筆塚」の文字が彫られています。
平成元年(1989)には、清水崑の遺志を受け継いだ横山隆一をはじめ、漫画家154人のカッパの絵を青銅にレリーフした筆形の「絵筆塚」を建立されました。
ドラえもんのレリーフもあり、ちょっとテンションがあがりました♪
また、毎年10月の第1か第2の日曜日には、絵筆塚祭が行われます。
荏柄天神さまにお参りの際は、こちらにもぜひ!お参りくださいね。