県道6号線沿いから小道を入ると、今回のお目当てのお店「マジュンリッカ」への目印の看板を発見!
もう少し進むともうひとつ看板があり、さらに進むともうひとつ看板があります。
最後の看板は欠けていてほぼ文字が読めませんが、なんとか辿り着きました!
外観は沖縄の民家そのもの!
赤瓦や白い漆喰が映えて美しいです。
ちなみにお店の名前である「マジュン・リッカ」は、うちなーぐち(沖縄の方言)で「一緒に行こう」という意味なんだそう。
運が良ければ、スタッフさんによる三線の演奏も聴けるとのこと。
小学生の頃に「島唄」をリコーダーでたくさん練習した時に、美しい三線の音色をラジカセで聴いていたことを思い出しました。懐かしい記憶…!
内装は、赤瓦が積み上げられる裏側を見られたり、沖縄らしいハブ酒の樽や植物が置いてあったりと趣深いです。
本日のお品書きはこちら。
あとから聞いたのですが、カウンターでご対応いただいた美人女将さんはなんと元女優でありオーナーの比嘉直美さん!
お美しく物腰も柔らかく、素敵な女性だなと思っていたら、女優さんだったとは…!
一緒に写真を撮ってもらっておけばと後悔しました(TT)
お通しはヤングコーンのあんかけです。
箸置きはサンゴ、沖縄らしさを感じられます!
ドリンクは、地元のお酒「残波」とも迷いましたが、「色が綺麗で、さっぱりしたもの!」という無茶ぶりオーダー。
女将特製、フルーツ盛りだくさんカクテルをお出しいただきました。
メニューに載っていない、こんな素敵な一品を即興でご用意してくださるおもてなしにとても心があたたまりました。
フルーツカクテル用にと添えられたこちらのパフェスプーン、持ち手はなんと三線の柄の部分を再利用したもの。
使えるものは、捨てずに生かして長く使う精神がとても素敵です。
こちらは「ジーマーミ豆腐の揚げ出し」。
ふわりと溶ける甘いジーマーミ豆腐の優しい味わいに、旅の疲れも癒されます。
こちらは「島豆腐のちぎり揚げ」。
外はカリカリと香ばしく、中の豆腐のもっちもちの弾力に驚きます!
島豆腐は、大豆の風味が内地の豆腐よりもとても濃厚。
含まれるたんぱく質も1.3倍多いのだとか。
こちらは豚の角煮であるラフテー。
ホロホロと崩れる食感と、豚の脂の甘いくちどけ、味が染みていて本当においしい。
お酒にもご飯にも合う甘じょっぱいお味です。
添えられているのは甘長いししとうとグリーンマスタード。
お庭に出ると猫ちゃんが!
このお店を始める前から、数匹の猫ちゃんがよく来るそうです。
次の予定のため早々とお店を出てしまったのですが、ゆったりと一晩を過ごしたくなるお店でした!
まるで友人や親戚のおうちに遊びに来ているかのような、どこか懐かしく居心地がとてもよかったです。
読谷村に来たらぜひ再訪したい古民家居酒屋、ぜひ足を運んでみてください!