高知県を観光される方のほとんどは、高知市内に宿泊されると思います。ですが、絶景インスタ映えスポットは四万十川、土佐清水市方面にたくさんあります。終日観光が可能ならレンタカーで思いっきり足を伸ばしてみましょう。Let's PLAYLIFE!早朝出発が肝です。高知市から四万十市まで距離こそ100㎞程度ですが、高速道路を使用しても2時間半はかかります。道路が混み合っているというよりもカーブが多く、道幅が狭いという土地柄のせいでしょうか。地元の慣れた方でも、スピードを出して走る方はほとんどいません。北海道民の方(偏見かもしれませんが)なら、想定時間より1.5倍長くかかると思って移動して下さい。
朝の四万十市は、通勤ラッシュと重なるとやや渋滞します。四万十川上流に向かうにつれて車のながれもスムースになります。最初のインスタ映えスポットは高瀬沈下橋です。ご覧のとおり、車1台が通れる程度の幅の橋に歩道もガードレールもありません。また、水かさが増すと川に沈んでしまうことから"沈下橋"と呼ばれるようになったくらいですので、初見はとっても「怖い」と感じます。思わず車を停めてしばらく様子を伺っていると、生活道路として利用されている方が平然と車で横断します。え?落ちない?大丈夫?と感じるくらいいスピードで横断。目の当たりにして、私もLet's PLAY LIFE。横断しました。絶叫マシンが苦手な小心者の私には、絶叫マシンとも、絶景マシンとも取れる心境。早く渡りきってしまいたい思いと、これをまた戻らなければならないんだと思う気持ちでもう複雑です笑
渡りきってから写真を撮影。晴れていればもっと映えるんだろうなというのが正直なところ。合わせて撮影した四万十川。動画だとこの雄大さは伝わりやすいかもしれませんね。「ユーコン川みたい」と思いながら石狩川しか見たことがない私でした。
続いて向かうは、四国最南端の地・足摺岬。現地の人でもなかなか観光で晴れ間を見せることができないというくらい天候が変わりやすい場所だそうです。当日、一瞬の晴れ間を見ることができて「いい日に来ましたね」とお話し頂きました。またここは、親潮と黒潮の境目が目視できる珍しいポイント。まさに色の違いで潮目を見つけられます。目を凝らして確認しましょう。
そう話している間に強風〜小雨。一時室内に避難して、季節ごとの楽しみ方も教えて頂きました。冬は海からの泡が強風で舞い上がり、岬一体が泡で包まれることがよく起こるのだとか。自然の強さを季節ごとに感じられる場所でもあるようです。
足摺岬を少しだけ西へ。温泉街の一角を海沿いまで降りると突然顔を出すこの秘境。白山洞門。
花崗岩で形成された岩盤が波の浸食により洞門となった場所。足摺岬周辺には海蝕洞が数多く見られますが白山洞門が最大規模とのこと。高さ16m、幅17mで花崗岩の海蝕洞では日本一の規模であるとされています。
圧巻。見終わった後の上りの階段は運動不足にはゼェゼェ言います。圧巻。
実は土佐清水市に来た目的のメインは、有名な清水サバを食すため。食べられるお店は何店かみつけられたのですが、実は前日漁に出られていないということで仕入れがないというお店続出。3点目にしてようやく出会えました。
御食事処あしずりさんです。地元の方、観光の方どちらもご利用になるようで、すぐに満席になりました。お遍路周りの途中の方もいらっしゃいました。
さて清水サバ実食です。シメサバではなくお刺身を堪能。一口食べるとサバチャーショックが全身を駆け巡りました。すっごい歯ごたえ。噛んだ分、倍返されるくらいプリップリです。言われなければ。「なんの魚ですか?」と聞いてしまうくらい、これまで食べて来たサバとの違いを感じました。しばらく頭抱えて絶句。のちに噛みしめるように完食。合掌。ごちそうさまでした。一生忘れません。
高知県土佐清水市元町3-15
0880-82-0825
サバチャーショックの余韻に浸りながら、高知市内へ戻ります。夕方少し小腹が空いたところにまた高知限定フードを頂きます。
その名も龍馬バーガー。坂本龍馬以外をご紹介しますと言いながら、ここで満を辞してご紹介します。これはインスタ映えます!テンションも上がります!おじさんが萌えます!
お味はというと、とってもアゴがやばいです笑
いえいえ、ちゃんととっても美味しいです。団体で食べて記念撮影と行きたいですね。店舗内席数に限りがありますので、要確認を。