修善寺温泉に来たら、やはり、ここは外せないですね。
ちょうど、街の中心部にある「修禅寺」です。
この時は、11月でしたので、街の至る所に菊のお花が飾られておりました。
街が明るくなって… とてもよかったです。
これも「お・も・て・な・し」ですね♪
その菊の飾られた修禅寺の階段を登っていくと、手水舎があります。
が、それはなんと「大師の湯」と掲げられた温泉でしたっ!
ちょっとビックリですね~
しかも、こちらの温泉は飲む事もできます。
「温泉利用(飲用)にあたっての注意」は、必ず読んでからお飲みくださいね(笑)
温かい温泉で浄めたら、中に入ります。
境内で待ち受けていたのは、なんと、達磨さん♪(笑)
禅寺には、必ずと言っていいほど、この子を見かけます。
時にとても芸術的なものもあるので、気にしてみられるといいと思います。
こちらは、807年(大同2年)に空海が創建したと伝えられ、その後の約470年間は真言宗でありました。
(その後、臨済宗、曹洞宗と改宗されていきますが…)
当時は周辺の地名が桂谷であったことから、桂谷山寺と言われていたそうです。
その後、鎌倉時代初期に修禅寺の名称が定着し、寺領も修禅寺と呼ばれるようになりました。
また、源頼朝の弟の源範頼と、頼朝の息子で鎌倉幕府2代将軍の源頼家がこちらのお寺に幽閉され、その後この地で殺害されたことでも知られております。
こちらは、やはり観光地なので、お詣りがメインというよりは、観光ついでに寄られている方が多くみられました。
もちろん、外国人の方も…
でも、やはりお寺に来たら、きちんとお詣りしましょう!
ちなみに、こちらの寺務所でお守り・御朱印を頂くことができます。
こちらのご本尊である「大日如来像」は、鎌倉時代初期の大仏師、実慶作とされています。
高さ103cm・膝張り73cm、ほぼ等身大でヒノキの寄木造りの座像で、国指定重要文化財になっています。
1984年(昭和59年)、像内から錦の袋に入った髪束が発見され、話題になりました。
ご本尊は、毎年11月1日から10日間のみ宝物殿で一般公開されます。
実は、私はこれを知らずに、ちょうどその時期にお詣りしたのにも関わらず、お目にかからず、帰ってきてしまいました。
次回、お詣りの機会がありましたら、この時期に合わせて、お伺いしたと思ってます♪