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【千葉・成田】関東近郊!穴場の紫陽花の名所!千葉県多古町にある「日本寺」日蓮宗の古刹です。

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2018/05/25
【千葉・成田】関東近郊!穴場の紫陽花の名所!千葉県多古町にある「日本寺」日蓮宗の古刹です。
そろそろ憂鬱な梅雨の季節がやってきますね。 でも、そんな梅雨だからこそ、美しく輝くものもあります。 そう… 紫陽花です。 青空の中の紫陽花もいいですが、やっぱり、紫陽花には雨や曇り空が似合います(笑) 鎌倉などの混雑する名所をさけて、今年は、関東近郊の穴場スポットにでかけてみませんか?
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正東山日本寺正東山日本寺

正東山日本寺は、中山法華経寺(千葉県市川市)の三世日祐上人が元応元年(1319)に開基した日蓮宗の古刹。

仏教史上有名な檀林(学校)のある寺として知られ、全国から学僧たちが集まりこの地で学びました。

山門正面に掲げられている「正東山」の扁額は、本阿弥光悦の真筆といわれ、日本三額の1つにあげられています。

このほか、日本寺には水戸光圀ゆかりの屏風も所蔵されています。

正東山日本寺正東山日本寺

真っ直ぐに伸びた参道。
両脇には杉並木が続き、来る人を出迎えてくれます。

その昔、ここには「学坊」があったのでしょう。

そんな場所に、いまはたくさんの紫陽花が植えられています。
これからの季節が一番美しい景色が見られます♪

正東山日本寺正東山日本寺正東山日本寺

日本寺に中村檀林が開かれたのは慶長4年(1599)。
寺の十世を継いだ広才博学の僧日円によるもので、その歴史は明治5年まで続きます。

隆盛期には千人近い学僧がいたといわれ、数十棟の学坊が軒を連ねていました。

僧たちは東西に分かれて勉学に励み、春と秋の2回、それぞれ3カ月にわたり「新説」(しんだんぎ)とよばれる論争を繰り広げます。
討論のテーマは日蓮宗の教義はもちろん、世間での出来事、社会問題にまでおよび、席上活躍のめざましかった学僧は、番付表に名札があげられました。

論戦には土地の役人も招かれ、多くの村人が見学に押し寄せたそうです。

正東山日本寺

こちらに来ましたら、まず、お詣りをしましょう。

ちなみに、紫陽花の時期は、ご住職がいらっしゃる事も多いので、御首題をいただく事もできます。

また、境内では、紫陽花の苗が販売されていたり、土日になると、地元のお菓子屋さんがお団子を売っていたりと、ちょっとした楽しみもあります。

そして、紫陽花には雨が似合いますが、新緑も美しいこの時期は、晴れていても、雨が降っていても、それぞれに楽しめると思います。

正東山日本寺

本堂でお詣りをしたあとは、左手より、紫陽花の小路に行きましょう。

杉林の間を縫って、たくさんの紫陽花がうえられています。

お馴染みの子や、珍しい種類の子まで、
現在、こちら日本寺では、世界中から約140種計1万本もの紫陽花があるそうです。

中には、冬に咲く紫陽花もあるという事で、数年前に新聞にも載っておりました♪

正東山日本寺

遊歩道が完備されているので、たくさんの紫陽花の中を、お花を楽しみながらゆっくりと散策することができます。

お気に入りの1株を見つけるのもいいですね。

正東山日本寺

実は、こちら!
こんなにたくさんの紫陽花を一度に見る事ができるのに、なんと!無料なのですっ!!

びっくりでしょう?

まさに、穴場中の穴場なのです。

もちろん、駐車場も、境内への拝観料も、すべて無料なのです。

その分、”お気持ち”で、協力させていただきました。

正東山日本寺正東山日本寺正東山日本寺正東山日本寺

今年は、桜から始まって、すべてのお花の開花が、例年より早いという状況になってます。

もちろん、紫陽花も例外ではなく、今年はすでに開花が始まっているところがあるようです。

なので、早めに予定を立てられるのがいいと思います。

ちなみに、こちら日本寺には、車での訪問がいいかと思います。
(最寄り駅から、ちょっと遠いです(-_-;))

今年の開花の様子は、情報が入り次第、追記します。

成田・佐倉×ドライブのプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。