三峯神社は、埼玉県秩父市にある神社です。
秩父神社・宝登山神社とともに、秩父三社の一社になります。
こちらがあるのは、標高約1,100mの場所です。
秩父自体が山の中ですが、そこからさらに山奥へと登って行きます。
拝殿の手前には珍しい三ツ鳥居があります。
こちらでは、「狼」が神様のお使いとされていて、狛犬の代わりに神社各所に狼の像が鎮座しております。
元禄4年(1691年)建立。
昔の仁王門にあたり、明治初年仁王像は鴻巣の勝願寺へ移されました。
現随身門は寛政4年(1792年)再建されたものを、昭和40年(1965年)春 改修。
扁額は増山雪齋の筆跡になります。
当初は青銅鳥居(拝殿正面)付近に建立されていたという記録が伝えられています。
先ほどの三ツ鳥居から少し歩くと、こちらが見えてまいります。
緑の木々に中に、鮮やかな随神門。
手前には、お犬さまがいらっしゃいます ( ´艸`)
この随神門を過ぎると、参道である杉並木が続きます。
びっくりすることに、門をくぐってから、明らかに温度が変わるんです。
この日、一緒になったおじさまも、やはり同じ事を言っておりました。
寛政12年(1800年)建立。
昭和37年(1962年)改修。
正面に掲げた大額は有栖川宮一品親王殿下の御染筆になります。
内部の格天井には奥秩父の花木百数十種が画かれ、左右脇障子に竹林七賢人の透彫があり重厚な雰囲気を感じさせます。
さらには、四隅には龍のような生き物が彫られているのですが、実はこれは龍ではなく、蜃(しん)という伝説の生き物なんだそうです。
「蜃気楼」という言葉がある通り、この生き物は口から気を出して、人々に幻を見せるのだそうです。
だからこの拝殿も幻、「三峯神社自体が幻でできた神界と現世を繋ぐ空間」だということを表しているのだそうです。
なんの変哲もない石畳。
ここに、水をかけると…
なんとっ!龍が浮かび上がるのですっ!!
この龍、元々はなくて、ちょうど辰年から浮かび上がるようになったそうです。
当時も話題になり、これは縁起物だとされて、写真に撮って待ち受け画像にすると良いことが起こるとか…
それにしても不思議です。
こちらが、三峯神社のご神木になります。
こちらは、なんとっ!実際に触れることができます。
あとでご紹介するお守りを持って、こちらで『氣』をいただき、肌身離さず持っていることで、そのパワーをいただく事ができるそうです。
こちらは、遥拝殿。
神社内で下界が一望できる唯一の場所です。
こから妙法ケ岳山頂の奥宮を遥拝します。
また近くに森玄黄斉作のご神犬像があります。
こちらもぜひ、ご覧になってくださいね。
そして、こちらが三峯神社の御朱印と氣守りです。
最近、ニュースになっているのは、こちらの『氣守り』なんです。
こちらのお守りは三峯神社のご神木が中に入っていて、一番人気のお守り。
なんですが…
毎月1日にだけ、『白い氣守り』をいただくことができるのです。
1日にしかいただけないということで、大変レアというのもあり、その日は参拝者が殺到!
他のお守りとは違い、白い氣守りだけ、特別の祈願がかけられているのだとか…。
その分、パワーは格別らしいですwww
これが、各メディアでとりあげられたり、特に、元フィギュアスケート選手の浅田真央さんの姉、舞さんが、テレビ番組の取材で同神社を訪れ、「妹の分も」と手にしたことで、広く知られるようになりました。
ただ、今回、6月からの配布を中止したとの事。
兼ねてより、交通渋滞が問題となっていて、平成30年の4月1日の日には、なんと25kmもの渋滞になったとか…
仕方ないです… なんせ、1本道ですから…
しかも、駐車場がいっぱいになったら、停めるところはほぼない状態。
これが渋滞の原因とされています。
ただ、私的には、白い氣守り目的でなくても、行ってみて欲しい場所です。
この、神秘的なその場所へ、ぜひ、足を運んでみてくださいね♪