浄智寺は、北鎌倉の駅から徒歩10分。
鎌倉五山第四位の格式あるお寺です。
東慶寺の前を通り過ぎると、ちょうど、この”七福神”の看板が見えてきますので、
ここから、この細い路地を中へ入っていきます。
鎌倉は「徒歩10分」と言っても、景色を見たり、寄り道したりしていると、いつの間にか着いてしまうので、歩くのも苦にならないので不思議です(笑)
路地を歩いていくと、惣門(高麗門)が見えてきます。
その門の手前には、池?があり、苔むした石の橋が渡されています。
趣きがあって、いいですね~
こういう風景、大好きです。
その脇には、鎌倉十井のひとつ「甘露ノ井」があります。
その先に見えるのが、山門(鐘楼門)です。
ここからの景色も、また風情があります。
周りを杉林に囲まれ、差しこむ光がとてもやわらかく。
鎌倉石で造られた石段も、そのすり減った様子が、時の流れを感じさせます。
2007年に再建された鐘楼門は「山居幽勝」の額が掲げられ、
花頭窓のある上層には1649年(慶安2年)の梵鐘が吊るされています。
ちなみに、こちらの石段にも「紫陽花」が見られるそうです。
明月院より、穴場かもしれません。
こちらは書院。
私、ここで痛恨のミスに気付きました。
仏殿をカメラに収めてなかったようです(^_^;)
仏殿には、本尊の三世仏が安置されております。
また、こちらの仏殿は、「曇華殿」(どんげでん)と呼ばれています。
そして、仏殿の裏手にある、茅葺きの素朴な造りの建物が書院。
非公開ですが、外から中を見ることはできます。
書院の前に広がる庭には、コスモス、アヤメや月見草、ウメなど四季の花が咲き、風情を醸し出してます。
客殿の前を通り、裏手にまわると、いらっしゃいました♪
「浄智寺の布袋様」
とても愛嬌のあるお顔に、みんなが撫でたであろうお腹(笑)
そして、こちらの布袋様は、なぜか指を差してます。
『布袋様は、大きな袋を背負っているものだけど、浄智寺の布袋尊はにこやかに前方を指でさしている。
「宝はお前のすぐ後ろだよ。宝は近くにあるよ」とおっしゃっている』
のだそうですwww
そう…
この時は、境内のあちこちにノコンギクが咲いてました。
鎌倉のお寺には、季節のお花が咲いているところがとても多いです。
お花が好きな方には、そういう目線でも楽しめますね♪