上野と言えば、西郷さんの銅像を思い浮かべる方が多いと思いますが、上野公園の中には、意外とたくさんの銅像があるのをご存じでしょうか。
今回は割愛しますが、もし、訪れた際は気にしてみると面白いかもしれません(^m^)
そして、こちらは、上野公園の駐車場から西洋美術館の前を通って真っ直ぐ行った先にあります、
「小松宮彰仁親王像」(こまつのみやあきひとしんのうぞう)です。
明治維新後の戊辰戦争(1868年)、佐賀の乱(1874年)、西南戦争(1876年)等の内乱鎮圧の指揮を執り、その後、日本赤十字社の総裁を務めるなど、文、武、共に、日本国に大きな貢献をなされた方です。
上野東照宮に向かうには、この脇の道を左手に行きます。
まず基本的は事ですが。
「東照宮」とは、東照大権現たる徳川家康を祀る神社であります。
それを踏まえた上で、こちらをご紹介していきます。
こちらの鳥居は「大石鳥居」と呼ばれるもので、400年近い歴史があります。
1633年に酒井忠世によって奉納されたものだそうです。
こちらの鳥居ですが、あの関東大震災でも倒れなかったということで、当時の技術の高さには脱帽しますね。
その鳥居を入ると、その先には真っ直ぐと続く参道があり、その両脇にはたくさんの石の灯篭があります。
その数200基以上だそう!すべて全国の大名たちが家康に奉納したものだそうです。
いかに家康が崇拝されていたかわかりますね。
みなさん、上野に立派な五重塔があるのはご存じでしたか?
これは、1631年(寛永8年)に、江戸幕府の老中で、後に大老となる土井利勝(どいとしかつ)の寄進により、上野東照宮の塔として建てられました。
現在は、「旧寛永寺五重塔」として国の重要文化財に指定されています。
遠くからではわかりにくいですが、こちらにもたくさんの彫刻が施されており、やはり日光東照宮の雰囲気がありますね。
こちらに水のない手水舎に鈴が吊り下げられています。
すごく不思議な様子です。
文献によると、この神社の狛犬を制作した酒井八右衛門が寄贈したとあります。
昭和になって、「珍品」として取り付けられたそうです。
また、こちらの絵馬は「他抜」(たぬき)
なぜたぬきかと言うと、社殿脇にある“御狸様”こと「栄誉権現社」があり、他を抜く狸という縁起があることから、受験・就職など“必勝の神さま”として崇められています。
ご利益のエピソードとしては、落語家の林家三平師匠が『笑点』メンバーに決まったのは、「上野東照宮にお参りした効果」と語っているらしいですよ( ´艸`)
こちらが唐門です。
黄金に輝くその様子は、やはり日光東照宮を思い出させます。
こちらは、外国人にも人気の撮影スポットとなっており、参拝客が後をたちません。
そして、注目すべきはその煌びやかさだけではありません。
扉の左右を守る“昇り龍・降り龍”。
こちらの昇り龍・降り龍は、「日光東照宮」の“眠り猫”などで有名な、あの名工・左甚五郎の彫刻とされています。
今回、私は中に入りませんでしたが、
拝観料500円を払うと、中にある社殿を見る事ができます。
また拝観入口からすぐの場所には、樹齢は600年を超える立派なご神木があります。
御本殿も唐門同様、金色堂の名のごとく、立派な様子です。
ぜひ、拝観料を払って、中をご覧くださいね!
(私も次回はぜひ!行きますっ!!(笑))
ちなみに、毎月17日限定で、昇り龍をモチーフとしたお守りが授与されます。強運・勝利・出世の御守として、大変人気があるようです。
もし、気になる方は17日にお詣りください。
現存する社殿は、三代将軍・家光公によって造られたもの。
戦争や震災などで焼失することもなく、今なお残る大変貴重な建造物です。
やはり、これも家康公のチカラが働いているのでは?と言われ、
ここが都内屈指のパワースポットとされる所以なのです。
みなさんも、ぜひ、そのパワーをいただきに、
上野東照宮にお詣りくださいませ。