まずは、ここ、「四萬部寺」からスタート。
ここなら、御朱印帳をはじめ、いろいろな巡礼グッズが揃います。
巡礼と言っても、堅苦しく考えることはありません。
とりあえず、御朱印帳だけ持って、始めてみましょう!
1番札所の四萬部寺から、距離にして2.2km。
ただ、歩き巡礼だと、かなりの山道のため、40分から1時間かかります。(健脚の具合によりますwww)
秩父の札所は、それぞれが近いため、歩きで回られる方も多いですが、やっぱり大変です(>_<)
レンタサイクルで回られている方もいらっしゃいますが、これだけの山道だと、自転車を押して向かってらっしゃいました(^_^;)
私は、若いのでもちろん… 車で(笑)
山道を登りきると、広場があるだけ…
えっ?お寺は??
と思っていると、奥の方に階段が見えます。
登りきると、納経所のような建物はありますが、現在は使われてない様子です。
その先に見えたのは、「大棚救世観音」さま。
優しいお顔を見守ってくださってます。
さらにその先、観音堂の登り口の岩のところには千部塔があります。
これは読誦塔といって経典を(この場合千部読誦した)のを記念してたてられているものだそうです。
やっと本堂が見えてきました。
はいっ!ここにもいましたね。小坊主人形www
この子が目印ですよ~
ここが秩父観音札所2番 真福寺です。
ちょっと淋しげな場所ですが、大きな木々に囲まれ、自然たっぷり!マイナスイオンたっぷり!な場所です(笑)
現在はこんな淋しい様子ですが、万延元年(1860年)の焼失前は、とても大きなお寺であったようです。
ちなみに、現在の観音堂は、明治41年(1908年)に再建されたもの。
本尊の聖観音立像は一木造りで室町時代の作といわれています。
本来、観音霊場巡りは33番ですが、江戸時代に秩父札所巡りの番号変更が行われた際に、34番目の寺院として加わったのがこの真福寺だとされています。
そして、四国・坂東・秩父と合わせて「百観音巡礼」となるわけです。
「真福寺」
住所:埼玉県秩父市山田3095(光明寺)
電話:0494-22-1832
時間:8時~17時
はいっ!ここでも見つけました!!真福寺の錦絵です。
こちらの逸話は…
昔、大棚禅師が岩屋に籠って参禅していると、一人の老婆が禅師の前にひざまずき、過去の罪業を懺悔し、朝夕香華を供え仏道に帰依しました。
ある日、老婆は一本の竹の杖を残して忽然と姿を消しました。
禅師はこれをあわれみ、供養のために堂を建てたのが始まりだといいます。
このとき老婆が残した竹の杖が寺宝となって残されています。
こちらは、普段はひっそりとしたお寺ですが、早春は、参道の紅白の梅と花桃が咲き、桃源郷のような景色になるんだとか…
せっかくなら、その頃にお詣りしてみたいです。
御朱印については、案内看板の下に書かれてますね?
ここから道なりに下がった場所にある「光明寺」でいただくことができます。