無人の2番札所。無事、お詣り終了。
かなりの山道を登った先にある、こちらのお寺。
実際、歩き巡礼の方は、覚悟してください。
…結構、キビしいですよ(笑)
(レンタサイクルの方もチャリを引きながら、登ってました(*´Д`))
その先を下ると、こちらの納経所を兼ねている、光明寺に着きます。
忘れずに御朱印をいただきましょう!
詳しい情報はこちら!
https://play-life.jp/plans/24412
2番札所の納経所、光明寺さんから2.5km、
のどかな田園風景の先に見えてきました!
3番札所の常泉寺さん。
秩父はこぢんまりしたお寺が多いです。
この参道の手前左手に駐車場がありますので。
車の方はそちらに駐車してくださいね。
秩父は歩き巡礼の方も多いので、”道しるべ” や、こんな案内看板が至る所に…
巡礼者に優しいところでしたよ。
目印の”小坊主さん”も、しっかりいますね(笑)
向かって突き当りにあるのは、本堂。
その前に見えるのは、「子持石」
常泉寺の寺宝の一つで、それは、妊娠中の婦人を思わせる形の石。
子どもの欲しい人は、この石を抱いて願をかけると、子宝に恵まれると伝えられているそうです。
その子持石の向こうにも観音様が見えました。
こちらもしっかりお詣りしましょう!
さらに、本堂手前には井戸があり、その泉水は万病に効くと伝えられています。
その由来は…
「この寺の住職が病に伏せっていると、夢枕に観音さまが現れ、そのお告げにしたがって泉水を飲むと病はたちまち回復した。」
というもの。
そのことを村人にも伝え、長命水といわれるようになったそうです。
本堂の左手を歩いて行くと「観音堂」が見えてきます。
こちらの観音堂は、明治3年(1870年)に秩父神社境内にあった蔵福寺の薬師堂を移築したものだそうです。
こちらの御本尊、聖観世音像は行基の彫刻と伝えられております。
軒には、みごとな海老虹梁の龍の籠彫を見ることが出来ます。
こちらは、名工 飯田和泉の作といわれ、龍と鳳凰のかご彫りも見事です。
また、こちらにも錦絵が飾られており、「本尊の聖観世音像は行基の彫刻と伝えられ、長命水・子持石・不睡石の伝説が残っている」と書かれております。
ちなみに、秩父んは巡礼が盛んだということもあり、各札所のご由緒が、こうして掲示看板になっていて。
とても解りやすいです。
これも秩父札所の優しい所ですね。
本堂の庭には不動池があり、池には、蓮が植えられておりました。
この時は、すでに見ごろは過ぎていましたが、時期はとても綺麗なんでしょう。
そして、背後の懸崖の下には石仏が並び、紫陽花が植えられています。
向かって左には、常泉寺の不睡石。
眼病平癒を祈願すれば効能があるという伝説の石です。
そして、さらに右側には、文殊堂。
こちらにも、美しい菩薩さまがいらっしゃいました。
合わせて、お詣りされると良いでしょう。
御朱印は、本堂右側の納経所でいただけます。
のどかな場所でしたので、参道には季節の花がたくさん咲いていました。
あざみに曼珠沙華(ヒガンバナ)、そして芙蓉の花です。
季節を感じながら歩くのも、巡礼の楽しさのひとつですので…
ぜひ、足を止めて、見てみましょう♪