前回、お詣りさせていただいたのは、こちら!
「橋立堂」です。
こちらのご本尊は「馬頭観世音」ということもあり、
境内には、「馬」に関するものが
数多くあります。
坂東の札所にも多いですが、
左甚五郎作と呼ばれる、二頭の馬の木像もあります。
競馬ファンの方は、ぜひ、ご利益が授かりますよう、
お詣りされるといいですよ(^^)v
詳しい情報はこちらのプランからどうぞ!
⇒ https://play-life.jp/plans/26692
前の札所からは、車ですぐでした♪
(歩いてもすぐだよね~www)
ただですね。
大通りから入った道は、
これまたとても細い路地でした(>_<)
(それも、かなりヤバいレベル…)
秩父はそういう道が多いですので。
車巡礼の方は、お気を付けくださいませm(__)m
表通りからもずっと見えていた…アレ…
とぉーくに、「か、観音様がぁ♡」
みなさん、わかりますか?
あの山の上に見えるのは、
「護国観音」
昭和10年に造られた、高さ15mのコンクリート製。
高崎観音(41.8m)、大船観音(25.4m)と並び
関東三大観音像の一つだそうです。
そう…
こちらは、秩父27番札所「大渕寺」です。
駐車場は、この門の右側にございます。
みなさん、この画像を見て、
何かいらっしゃるのが、お分かりになりますか?
そうです!
先ほど見えた観音さまが、
ちょうど、山門の目の前に見えるようになっているんですね。
上手い具合に、木々もその両脇にあって、
観音さまを見るように造られているようです。
竜河山(りゅうがさん) 大渕寺(だいえんじ)
本尊:聖観世音菩薩 宗派:曹洞宗
御詠歌 ~ 夏山や しげきが下の露までも 心へだてぬ 月の影もり ~
岩井堂から琴平ハイキングコースをたどり、
護国観音を経由して札所二十七番へ下っていくと、
木立の中に美しい観音堂が見えてきます。
このお堂が札所二十七番の「月影堂」で、
かつては山の上にあったそうですが、
大正8年に、汽車の煤煙によって火災がおき、
焼失してしまいました。
その後、ご本尊の聖観音像は、
本堂に仮安置されておりましたが、
平成8年、本堂裏手の一段高い所に
新に再建された観音堂に戻されました。
こちらが、その「月影堂」
新しいお堂ですね。
確かに…ちょっと現代的な雰囲気でしょうかね…
ちなみに。
先ほど見えた「護国観音」さままでは、
ややキツめの坂を上がっていくそうです。
行ってみたい方は、
しっかりとした靴を履かれて向かうことを
おすすめします♪(^^)v
(私は今回断念いたしました…)
こちらにも美しい錦絵が飾られており、
由緒書きの「行脚僧 宝明」のお話が書かれておりました。
こちらには、水にまつわる言い伝えがいくつかあり、
山門から入ると「延命水」といわれるわき水があり、
一口飲むと三十三日長生きができると、言われております。
また、山門手前には埼玉県指定史跡の「影森用水」があります。
これは、安政4年(1857年)に、
当時の名主であった関田宗太郎が、
私財をなげうって、地元の人達のために引いた水路だそうで、
飲料水・農業用水として活用されたとの事。
昔は、本当に「水」は大切なものでしたからね…
あっ、それはいまも同じですが。
ちなみに、鐘付堂の脇に納経所があり、
そちらで御朱印をいただくことができます。
※12月第二月曜日〜2月末日まで、札所28番橋立堂の納経(朱印)を併せて行っております。
護国観音さままでお詣りを希望の場合は、
時間に余裕を持って行ってくださいね。
(遅い時間に、山に入るのは避けましょう!)
次に向かったのは、こちら「円融寺」です。
こちらは、比較的最近建てられたようですが、
本堂(納経所)になります。
実は、本来の観音堂は、遥か山奥…(@_@)
そのお話は、
次回にゆっくりとさせてくださいませ。。。m(__)m