愛知に着いた僕たちは、大学で1人暮らしをしている地元の友達の家に泊まらせてもらうことに!
愛知にはたくさん友達がいていろんな所に連れて行ってもらったので2本に分けて書かせていただきます!
ヒッチハイクで出発する前に、愛知でお会いする約束をした社員さんから「夜飯奢るからオフィスまで遊びおいでよ!」と言われたので、5kmを1時間かけて歩き、オフィスに伺わせていただきました。30分ほどお話した後、そろそろご飯かな〜なんて思ってると、「ごめん!急用ができた!」と、僕より先にオフィスを出て行き、取り残され、僕に残ったのは極度の空腹と、5kmの帰路。
お金を一銭も持っていなかったので、このままじゃヤバイと思い、近くの大須商店街でスケッチブックを掲げ、人生初の物乞いをしました。笑
2時間弱やったが、全く興味も持ってくれず、もう無理かな〜なんて思っていると、自転車に乗ったおばちゃんが駆け寄ってくれ、僕たちに買ったパンを2つくれました。ありがたみをすごく感じた瞬間でした!
愛知を奔走していた僕たちですが、アテもなくさまよっていたので当然宿も飯もなく...
そこで、ある運転手に出会い、愛知に来て「味噌カツ」をご馳走になることに!!
車中で話していくと、彼は福岡からわざわざ愛知まで来たと言い、目的は何も打ち明けてくれませんでしたが、昼ごはんを食べ終わった後、「これから買い物に行くから手伝ってくれんか??手伝ってくれたら今日の宿も夜飯も確保してあげる。」と言われました。
聞いた瞬間、心底僕はそんなウマイ話があるか!!と、思い断ろうか悩んでいた所、一緒にヒッチハイクをしている友達の反応を伺うと目をキラキラ輝かせて1つ返事で「はい、ぜひ!!」
と、友人は答え、僕はすごく不審に思いつつ着いて行く事に。
そこで連れて行かれたお店というのがこの『キンブル』というお店。
愛知に何店舗かあるリサイクル&ディスカウントストアみたいで、愛知出身の友達に聞くとよく子供達が遠足前のお菓子の買い出しにこぞって集まるらしい。
そこで僕は数々の衝撃価格を見た。ソファがなんと108円。笑
破格すぎる。笑 他にも日用品もめちゃくちゃやすかったりしたのだが、運転手さんが買い集めたものは骨董品。
(ますます怪しい匂いがする...)
彼も若干勘付いたのか、不穏な表情をして買い物に付き合っていた。笑
買い物後、夕食の食料調達に運転手が泊まる旅館まで着いて行った!
しかし、一人で食うには明らかに量が多い。「誰か他に一緒に泊まる方がいらっしゃるんですか?」と聞いたところ、他に2人いるらしい。
しかも、その2人にはキンブルで骨董品を買い集めたことは言わないでほしいとのこと。ますます怪しくなってきた。心底今すぐに逃げ出したかった笑
しかし、3人分としても多すぎる。すると運転手さんは僕たちに本当にご馳走してくれるのかと期待した。
食料調達を終え、とうとうマジで旅館に到着した。そして僕たちにわざわざ隣の部屋を予約してくれた。こんなに数時間前まで知らなかった人間に対して厚意をもてなしてくれるものなのか。
彼の気前の良さに、自分自身がちっぽけに見えた。
今まで疑っていた事がすごく申し訳なく感じた。
そして、久しぶりのフカフカの布団と、あったかい温泉にゆっくりした幸せな時間を過ごせた。
最後に紹介になりますが、なぜ「僕がヒッチハイクを始めたのか、なぜヒッチハイクにこだわるのか」をnoteに書いてみました!!
このnoteを見て、「ヒッチハイクやってみたくなった!」だとか、「ヒッチハイクやってみたいんだけど、どうすればいい?」など興味を持ってくれる友達もいました!よければぜひ見てみてください!
https://note.mu/rikuana/n/ne03b90e35ab5