本日は大阪駅から徒歩3分。大阪マルビルよりさらに奥に広がる大阪駅前ビルへ。
大阪駅前ビルは第1〜第4まで全部で4棟。高層階はオフィス、1階〜地下は数多くの飲食店が軒をつらねる大阪一サラリーマンに愛されたビル。
週末に限らず、毎日仕事終わりの多くの人で賑わう人気ぶりで安くてうまいお店が多いのも理由の一つ。
覚え切れないほど飲食店が集まっているため、「グルメの迷宮」とも呼ばれています。笑
大阪駅前第1ビルの地下1階にあるのが梅田を代表する純喫茶「キングオブキングス」です。
こちらは同じフロアにある1947年創業の「生きた伝説」と呼ばれるマヅラ喫茶の姉妹店。
万博の開催された1970年に開店し、マヅラ喫茶同様、大阪市が認定する文化遺産「生きた建築ミュージアム」に選ばれています。
入り口は2箇所あり、今回はステンドグラスの壁が広がるサロンから入店。
訪れたのは12時ジャスト。下調べなしで伺ったのですが、お店は12時オープンということでめでたく本日一人目のお客さんになれました。笑
ピンクの絨毯が広がる店内には丸卓と丸椅子が並べられ、バーへと続く入り口付近には丁寧に磨かれた木製の美しいグランドピアノが置かれていました。
さらに店内中央には美しくカーブを描いた鉄製のパーテーンションに沿うように丸卓の中央に堂々と花瓶が置かれ、ホワイトと淡いピンク色に染まったユリの花が豪快に花を咲かせています。
純喫茶というよりは純高級サロンといった方がふさわしいかも。
頭上に目を向けると防音のため、天井にもグリーンの絨毯が敷き詰められており、天と地がひっくり返ったような不思議な感覚。
ピアノの生演奏も毎日19時〜21時半の間に開催されており、万博時代にタイムスリップしたかのようなリアルな昭和を感じることができると人気です。
こちらはマヅラ喫茶にいらっしゃる98歳の現役オーナーの娘さんが迎えてくれました。
着用されていたレトロ柄のワンピースがテレビで見た、大阪万博の映像に頻繁に登場する女性スタッフが着用していたものに似ていて感激。
店内を観察して感激している間に訪れた数組のお客さんに対して「久しぶりね〜!」「いつものですか?」など気さくな会話が聞こえてきたことから多くの常連さんがいるようです。
そのため店内にメニューはなく、「メニューください。」と申告するスタイル。笑
所々を日焼けした厚紙のメニューから感じるキングオブキングスの長年のあゆみ。これまた感動。
この日オーダーしたのは純喫茶の鉄板!「メロンソーダ」(350円)と「ミックスサンド」(550円)。
なんとメロンソーダはアイスなし!一度断られたので多分アイス切らしてたのだと思われる。笑
背景のステンドグラスがより一層レトロな雰囲気を醸し出しています。
ミックスサンドは全部で4カット。
ふわふわのトーストに卵スプレッドとハム、レタスのシンプルな味でモーニングにもランチにもおやつにもおすすめ!
もう一方の入り口から入ると抜群の雰囲気を醸し出すバーが広がります。
美しく並べられたオールドパーはまるで美術品のよう。
1杯500円のオールドパーはこちらで飲むのがおすすめです。
せっかくなのでレトロ喫茶を味わった後は最新カフェも行っておきましょう!
昨年夏関西初上陸を果たした「シェイクシャック」はNY発祥のハンバーガーショップ。
阪神百貨店のリニューアルオープンに伴い、オープンしたことで話題となりました。
お値段は一般的なファーストフード店と比べると高めですが、看板メニューであるシャックバーガーは牛パテとチーズ、レタス、トマトがサンドされ、ビールとの相性も抜群!
梅田を代表するレトロな純喫茶「キングオブキングス」と話題の最新店「シェイクシャック」で梅田の定番と新定番を網羅しましょう!
マヅラ喫茶の記事はこちらから↓
https://play-life.jp/plans/26817