本日は京都駅から約20分の東山駅へ。
ここは桜の名所としても有名な円山公園やトレンドを発信する若者に人気の河原町が近くにありながらも、
閑静で京都らしい風情豊かな景色が楽しめる街です。
駅から徒歩すぐの場所に見えてきたのが「古川町商店街」。
かつては「東の錦」「京の東の台所」と呼ばれ、多くの人が足を運びました。
一時期、店舗数の減少に悩まされた古川町商店街ですが、今とある景色が話題となり、再び多くの人が足を運ぶようになりました。
それがこちら!入口を入ってすぐ頭上に設置されたカラフルなランタン!
淡く優しい色をしたランタンが集まり、まるで天の川のよう!
この景色を一目見ようと多くの観光客が足を運びます。
注目していただきたいのはランタンだけではありません!
お店も注目!訪日外国人向けの民泊や最新のVR機器を使用して楽しむゲーム施設など気になるお店がたくさん!
モダンなデザインに改装したカフェなどもあり、散策スポットに最適です。
外国の方も多く足を運んでおり、賑わいを見せていました。
もちろん新しいお店ばかりではなく長年商店街に店を構えてきたお店も多く、
伝統と革新がうまく混ざり合った商店街といった印象でした。
商店街を楽しんだ後は柳の木が揺れる風情豊かな白川沿いへ。
川沿いには青々とした柳並木が続き、柳の葉が風により時折なびく様子はまさに絶景。
その美しい情景を眺めていると自然と心が安らぎます。
この情景に影響された作家も多く、旧白川は藤原定家、紀貫之などの和歌にも詠まれています。
またここには日本百名橋の番外にも選ばれた一本橋があり、別名、古川橋・行者橋・阿闍梨橋・たぬき橋とも呼ばれています。
驚くのはその幅。人ひとりがやっと通行できるほどの細さです。ここを地元の方は自転車で通るというのだから驚きます。
こちらの一本橋はもともと比叡山の阿闍梨修行で千日回峰行を終えた行者が粟田口の尊勝院の元三大師に報告し、京都の町に入洛する際、最初に渡る橋でした。
今やちょっとした観光名所となっています。
風情ある白川の景色を満喫した後はそこから歩いて5分ほどのやまもと喫茶へ。
黄色とクリームホワイトのストライプをしたテントがなんとも可愛らしい。
立て看板には手書きのメニューが記載され、お店の方の温厚な人柄を感じます。
お店へ入店すると蝶ネクタイをつけた若めなマスターと紺色のエプロンを身につけた奥様が迎えてくださいました。
勝手に「レトロ喫茶=おばあさままたはおじいさま」という勝手な妄想を膨らましていた私は拍子抜け。笑
常連さんからしたら見慣れたいつもの光景のようで、お店にはお子様もいらっしゃり、ほのぼのとした会話を聞くことができました。
こちらでオーダーしたのは「クリームソーダ」(700円)。
本当はこちらの白バージョンのレモンスカッシュが目当てだったのですが、そちらは6月からスタートのこと。
レトロ柄のグラスに盛られたクリームソーダはシンプルながらフォトジェニックな一品♡
レトロ側のグラスを彩るのは鮮やかなグリーン色をしたソーダ!
その上には通常の1.5倍のアイスクリームがこんもりと盛り付けられ、さらにその上には引きつけ役とも言えるチェリーが高々と君臨しています。
さらに溢れることを見越して置かれたコースターが豪快さを演出!
濃厚なバニラとさっぱりとしたソーダは相性抜群!大人から子供まで幅広い世代の方に愛されている一品です。