佐賀駅から約2時間で到着しました。
「道の駅 昆虫の里たびら」に到着です。
佐賀からまっすぐ平戸に行く前に寄り道をしたんですが、実は、平戸の「田平」という地域の隠れスポットなんです。
「昆虫」というキーワードで九州の旅プランをオススメしているスポットで有名な「田平」の道の駅では、田平や平戸の観光スポットの情報集めをすることができます。
ちなみに、長崎に住んでいた頃はよく田平にも遊びに来ていたので、この道の駅にもよく遊びに来ていました。
幼少期の思い出にも浸りつつ、観光スポットの情報集め&お土産探しで寄ってみました。
「昆虫の里」と言うだけあり、クワガタムシの形のクッキーや綺麗なカブトムシ(本物)の販売も行われていました。
流石に本物は飼うことができないので、クッキーを購入。
ほんのりココア味が最高に美味しかったです!
このカブトムシのモニュメントが特徴の道の駅。
なかなか他にはないインパクトがあります。
かなり穴場な場所なのと、野菜が他の道の駅より破格&島原のお土産がなぜか充実しているので、是非とも寄ってほしい場所でした。
平戸市田平町にある「たびら昆虫自然園」。
実は、私は幼い頃によく来ていた場所でもあり、幼少期に夏休みはここによく行きたがっていた場所でもあります。
ムシキングというゲームが小学生の頃に流行り、昆虫が大好きだったので、そういった子供には聖地と言える場所だったはず。
たびら自然昆虫園では、かつての日本の原風景であった畑、小川、池、雑木林、草はらなどの里山の環境を再現した敷地を歩いて回りながら、館内の案内員の方の解説の元、そこに集まる昆虫などの生きものを自然のままに観察&体験する自然観察のための施設です。
園外から昆虫などの動物は移入しておらず、田平に棲む昆虫のうち3000種類以上が自然に生息しています。
人工的につくられた場所ではなく、自然の姿をありのままに感じることができます。
今回案内してくださった昆虫博士は、かつて蛾の研究をしていたりと、昆虫や虫に関して知識がかなり豊富な方でした。
私たちが普段なんでもない、特に視線を向けない自然の中で、小さく活動している昆虫たちを「ここにいる」「この虫はこういう信号を出している」「こういう行動をしているんだよ」としっかり説明してくれ、あの恐ろしいハチの行動についてもしっかりと教えてくれました。
虫からすると、我々人間は巨人で恐ろしいものだから、人間も怖がらず、無駄に虫を殺生しようとしないで、適切に触れ合っていけばいいのだと教えていただきました!
案内時間は1時間ほど。
こんなに長居するつもりなかったのになあと思いましたが、その思いが薄れるほど、濃い解説をしていただきました。
虫に触ることが当たり前だった昔と比べ、平成&令和の子は全くと言っていいほど虫に触らない&怖がるそうです。
「虫は怖くない」「愛情を持って接しよう」ということをしっかり教えてもらえる素敵な場所でした。
「こういう葉っぱの食べ方をしているのはタマムシだよ」とか、
「水の中にも少しすくっただけでたくさんの虫が生息しているんだ」とか、
「蛾と蝶はどう見分ける?」とか、
「オジギソウはつつくと葉っぱが閉じるけど、なぜこうなるかはまだ解明されていない」とか、
普段気にもしないことばかり教えていただいて、世界への目の向け方が変わるきっかけを与えてくれる博士でした。
日本だけでなく、世界中に生息する虫たちの標本や学習スペースも備えられている昆虫館です。
初めて見る昆虫、ヒラタクワガタにもこんな種類があるんだ、アジア圏でも大きさがこんなに違うんだと、様々な発見をすることができる面白い場所でした。
子供時代に帰れる、もしくは、これからも子供にはいつだってなれる。
新発見ができる夏休みの聖地に、是非行ってみてはいかがでしょう?
平戸特産物のランチを楽しむなら「平戸瀬戸市場レストラン」を利用しましょう。
遅い時間までランチを提供しているので、少しランチの時間がずれてしまっても安心です。
今回は、平戸豚のカツとじ定食と、平戸でとれた新鮮な魚の刺し盛り定食を注文!!
お肉も魚も野菜も充実している平戸は、グルメが非常に楽しめる!!