伊予鉄道の市内電車(以下「市電」)の清水町駅から徒歩3分の好立地にあるビジネスホテル。
このホテルに決めた最大のポイントは、奥道後温泉のお湯をパイプで引いている温泉大浴場に入れて、しかもリーズナブルに泊まれるということ。
ただ、大浴場はこのホテル自体ではなく100m先(徒歩5分程度)に位置するこのホテルの本館にあり、別館に泊まっている人も無料で入れます。
しかも、朝食バイキングは瀬戸内海の海の幸、山の幸がふんだんに使われており、朝からエネルギーチャージもばっちりです!
松山市の市電は松山城を囲むようにぐるっと一周しています。
清水町駅から向かう駅は上一万(かみいちまん)駅。
ここから、道後温泉駅に向かう路線が伸びており、ここで乗り換えれば道後温泉に行くことができます(松山市駅からは直通電車もあります)。
名前の通り松山の必訪ポイントのひとつである道後温泉の最寄り駅です。
駅舎はなんともレトロな雰囲気を醸し出していますが、実は1911年に建築された旧駅舎を復元したもの。
夜間はライトアップしているので、さらに雰囲気アップ!
観光列車「坊ちゃん列車」(土日祝日のみ運行)が人気で、この駅から発着しているので乗ってみるのもGood。
伊予地方の名物グルメと言えば「鯛めし」。
鯛を炊き込んだ「中予風鯛めし(1,465円)」と宇和島で有名な鯛の刺身を使った「南予風鯛めし(1,280円)」があり、今回は南予風鯛めしをチョイス!
新鮮な鯛の刺身はプリップリ! タレに卵、とろろ芋をいれたものをかけて食べると、また美味!
瀬戸内海の海の幸を堪能でき、大満足すること間違いなし!の一品です。
店で飼っているネコちゃんもいます。おとなしくて魚を取ることもありません(笑)ので、ネコ好きの人にもおススメのお店です。
松山に来れば入ってみたい温泉が、道後温泉。
この温泉、日本三古湯の一つ(残り2湯は有馬温泉と白浜温泉(いわき湯本温泉とも))といわれるほど歴史ある温泉です。
夏目漱石(小説『坊っちゃん』に道後温泉が登場)と正岡子規らの文豪にも愛された名湯につかると、なんだか頭が冴えてくるような気がするとか、しないとか…。
ただ、浴場は思ったよりもこじんまりしているので、混雑時は入場制限かかかることも。
※現在は保存修理のため休憩室が利用できず、1階浴場「神の湯」のみの営業(入湯料420円)となっています。
道後温泉駅から道後温泉本館に続く商店街(先ほど紹介した「味倉」もここの通りにあります)。
地元銘菓やお土産を販売しているお店が充実しているので、お土産選びには困りません。
道後温泉につかった後のおやつとして、道後温泉みやげの人気商品『坊っちゃん団子』を買ってみました。
1串に色違いの一口サイズのだんごが3つ。手軽でかわいいお土産としてもおススメです!
さて日が変わり、向かうのは時の戦国武将であった加藤嘉明(よしあき)が築いた松山城。
松山城は山城のため、天守閣に行くには登っていかなければ…もちろん歩いても行けますが、時間がない方&体力に自信がない方に強い味方になるのがロープウェイ!
訪問した日は雨だったので乗れませんでしたが、なんと!リフトもあります。天気のいい日は、風を感じながらリフトに乗るのもおススメです。
往復チケット(520円)を買って、行きと帰りで違った雰囲気を味わうのもいいですね。
ロープウェイを降りると開放感のある長者ケ平に到着です。
行く先には天守閣も見え、その姿が近づいてくるにつれてテンションも上がります!
春は桜の見どころとして、桜と城のコラボレーションを多くの人が楽しんでいるそうです。
松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」&松山城と一緒に写真が撮れるスポットもあるのでお忘れなく!
松山城は、日本で12か所しか残っていない現存の天守閣がある城のうちのひとつで、日本100名城にも選出されているほどの名城。
勝山(標高132m)にそびえ立ち、松山市のシンボルとしてふさわしいたたずまいです。
立派な石垣や数々の門を通り抜け、天守閣の中へ。
天守からの眺めは絶景で、道後温泉をはじめとする松山市内の町並みを一望できるのはもちろん、遠くには瀬戸内海も見ることができますよ。