釣り人の朝は早い。「5時に船宿」なんていわれても、車がないといけない。ですが、金沢八景駅の「忠彦丸」では、電車の方でも間に合うような時間設計がされていて、6時〜6時半あたりに金沢八景駅に到着すれば、港までの送迎車をだしてくれるシステムがあるのです。金沢八景駅につくと船宿に電話。「5分後に、国道わたってすぐのセブンイレブンでね」とやりとり。
駅から国道をわたってすぐ、徒歩4分くらいのところにあるセブンイレブンで、ご飯の買い出しをしつつ、送迎車をまちます。7時20分出船、15時30分帰港なので、朝ご飯と昼ご飯、飲み物を購入。万が一の場合のエサとして「いかそうめん」も購入(笑)余談ですが"鬼カサゴが釣りたい"なんて人は、前日にスーパーで新鮮なサバを購入しておきましょう。程なくすると、送迎車が到着。
10分ほどで金沢漁港の「忠彦丸」の船宿に到着。中でも「タチウオ」「マダイ」「アジ」「アカメフグ」など、いろんな釣りものがあるので、「沖のライトウィリー五目で」とお伝えください。※海の状況により、出船していないこともあるので、HPをチェック!「上下ウェア」「長靴」「タオル」「ライフジャケット」は無料でレンタル。なので持ち物は「クーラーボックス」のみでokです。費用は20000円はもってゆきましょう。(乗船料11500円。電動リール竿のレンタル2000円。ウィリーしかけ購入450円×2。ビシ(おもりかご)が返却時に帰ってくる前提で2000円。更衣室もあり。自販機もカップ麺もお土産もここでうっています!
高鳴る鼓動を抑えて、船でポイントまで移動。八景島シーパラダイスを横目に、航海スタート。その日によってマチマチ場所は変わりますが、本日は千葉県房総半島、館山沖あたりを目指します。移動中は風も水しぶきも強いので船内に避難。後方船内は2階建てになっていて、下は長椅子、上はお布団になっています。お布団で30分ほど爆睡。笑 水洗トイレやハンドウオーマーもついているのも魅力!
アマダイ・カイワリ・トラギス・ガンゾウビラメ・アジ・サバ・イシモチ・カサゴ・メバル・ヒメなど、10種類以上の魚が釣れました!釣りに興味ない人は以下無視してください。ライトウィリー釣りで基本しかけはビシ60号に1.5のクッションをはさみ、ハリス2.5mで、ハリは3つ。一番下にオキアミと(エビエサ)をつけて、上の二つは毛がついた針なので、エサ付けの必要は無し。冬のメインターゲットは店頭価格5000円〜1万円くらいする高級魚「アマダイ」。底に巣をつくり、落ちてくるエサ食べる習性。なので、底(水深100mくらい)におもりをつけてトントンと砂埃を巻き上げてから、0.8m〜1.5mほど巻き上げる。針につけたエサが底から30〜50cm以内を自然にフワフワしているよう、ゆーーっくり竿を上下する。たまにビュンと、エビぞり跳ねを演出する。1分くらい反応なければ、また底をトントンして誘い出して少し巻き上げ、フワフワさせる。5分に一回くらい、エサがちゃんと残っているか確認する。アマダイが釣れると、クンクンクンと竿先に反応。ゆーくり竿をたててみると、グイグイグイと強くひきが感じられます。習性を知って、狙い撃ちするのが釣りの面白さ。「いまはアマダイだよー」といわれたら、こんな感じに釣りをしてみてください。後半はポイント移動してアジやイシモチ・イシダイなどを狙いました。詳しい釣り方は船長が教えてくれます。夏はみんな大好き「のどぐろ」なんかも狙えたりするそうです!
本日のクーラーボックス。高級魚としてはアマダイ・カイワリが釣れました!さらに忠彦丸で網で獲れたという、5000円〜6000円もするような巨大天然ヒラメが1000円ちょっと、激安で売られていました。迷わず購入(笑)釣れなかった日も、このシステムがあれば安心ですね(笑)食卓が楽しみです。