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狸谷山不動院の遊び方・口コミ(14件)

なかむらなかむら
京都の奇妙なタヌキ寺…狸谷山不動院と信楽タヌキの謎にけいおうタヌキ研究所と迫る!18世紀に、朋厚房正禅法師という僧がおりました。若くして禅、律、真言、天台の四宗の要義を学び、高野山にも登った彼が、 次なる修業の場を探していたところ 当時洛北一乗寺村の狸谷と呼ばれるところにある洞窟の話を耳にします。 その洞窟は、1249年に安置されたと伝えられる尊像が当時まで風雪に晒されながらも輝きを保っていました。 さらに17世紀に宮本武蔵が滝行によって克己心を得たという話も知り、 この地に霊験を感じました。31歳の時、ここで籠って修行をすることを決意。 狸谷が開山されます。 以降、困難を乗り越えてなんとか法力を得るに至り、また狸谷山修験道が確立します。 そしてその狸谷山修験道のご本尊として、法師が新たに自ら刻んだ石造不動尊像を据えました。 それ以降、村人の信仰の拠り所であると同時に、各地から修行の場として参籠者が集まります。 つまり、本来はタヌキが祀られているわけでもない、修験道のための山寺。 それが、なぜだか20世紀に入って以降、寺に信楽タヌキが集まってくるようになったのです…