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富士山(御殿場ルート)を、混まないで登頂、ご来光を見る!【御殿場口、大砂走り、頂上富士館、大石茶屋】

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2016/07/11
富士山(御殿場ルート)を、混まないで登頂、ご来光を見る!【御殿場口、大砂走り、頂上富士館、大石茶屋】

富士登山ができるのは7月上旬から9月上旬。混雑や渋滞しながら登りたくないという人におすすめのコースです。目安は、登り7時間半、下り3時間。体力に自信がなければ、山小屋で1泊するのが良いと思います。宿泊し、山頂のご来光を目指す場合は、山小屋を夜中の1時か2時に出発するイメージでプランを立てましょう。ご来光のさいの山頂は混雑するので、山小屋でご来光を見て、山頂をゆっくり目指すのが推奨です。山頂はかなり寒いので、しっかりと防寒の備えをしましょう。登りの前半と、下りの「大砂走り」は、砂れきの道のため、靴に砂がはいらない工夫が必要です。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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富士山御殿場口新五合目

世界遺産に登録され、ますます混雑する富士山。いくつかの登り口がありますが御殿場口なら、駐車場もすいています。カーナビを使う場合は0550-89-2020(国立中央青少年交流の家)で設定を。御殿場駅からバスでも来られます。

富士山御殿場口新五合目

登山道も空いていて、快適に歩けます。混雑のない理由は、スタート地点が標高1440m、人気の富士宮口とくらべると約1000m低いため。距離も長く、頂上まで約2300mのぼります。

富士山御殿場口六合目

前半は砂れきの道が続きます。つかれたら、道に横になって仮眠をとりましょう。地面がひんやり冷たくて、気持ちがいい。夜景もきれいです。それにしても、本当に人が少なく登りやすいです。

富士山御殿場口七合目 標高3100m

ようやく七合目、標高3050m。ここまで約4時間。ここから八合目までの間にある4軒のいずれかの山小屋で宿泊し、2日に分けて登山するのがおすすめ。ここまでトイレがないのが、このコースの難点。

富士山 御殿場口七合五勺 砂走館

体力に自信があれば、そのまま頂上を目指します。空気が薄くなり、高山病に苦しむ人が続出。小まめに休憩をとり、呼吸を深くしながら、ゆっくり登るのが、高山病にならないコツ。

富士山御殿場口八合目 標高3400m

八合目の2つの灯りを目指して登っていきますが、なかなか近づかない。後半は、足場は歩きやすくなりますが、空気が薄くふらふらしてきます。

富士山富士山富士山富士山

ようやく登頂です。約7時間半ですが、人によって時間は大きく変わるので、余裕をもったスケジュールを組みましょう。

頂上にある山小屋。さすがに人であふれかえっています。郵便局や神社もあります。

富士山富士山富士山

運が良ければ、山頂からご来光や、雲海が見られます。夏は4時半から5時くらいが日の出。混雑を避けるなら、宿泊した山小屋からご来光を見て、山頂を目指すのも手。

富士山
場所:静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)
アクセス:富士スバルライン五合目までは、富士河口湖駅、富士山駅より登山バス(路線バス)、富士北麓駐車場よりシャトルバス、新宿などから高速バスを利用する方法があります。

富士山頂上富士館

山小屋の中。カップラーメンが800円、ドリンクが500円で販売。すごいインフレです^^おそらく日本一高いカップラーメンです。

この山小屋では、富士登山証明書のカード(無料)がもらえます。十分に休憩をとったら、下山します。もどりは、だいぶ楽ちんです。

富士山御殿場口大砂走り

七合目からは、登りとはことなる、「大砂走り」というひたすら砂れきの下り道に分かれます。ここを駆け降りると、すごい爽快、浮遊感がたまりません。走り続ければ、あっという間に下山できます。

大石茶屋

御殿場口近くにある山小屋で≪かつ丼1000円≫を食べました。車の運転がなければ、ここでビールで乾杯も可能。メニューにあるかき氷も気になる。

富士山御殿場口新五合目

御殿場口にもどってきました。下山は約3時間。途中眠くなったら、仮眠をとりながら下山しましょう。。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
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