おはにゃん。どうもどうも、無類の猫好きⅮoremiです。
やってきたわ、鬼畜ならぬ無謀デート2日目。
(…ん?1日目はと気になった方はこちら→https://play-life.jp/plans/17979)
朝5時に起きてさっそく向かった先は、
招き猫が多すぎる神社、お松大権現。
他サイトではB級として紹介されていたが、マニアックな猫好きにはたまらない猫スポット。
お松大権現は、勝負の神様、入試の神様、猫神様として有名で、
近年猫ブームがあってか外国からも参拝客が訪れるようになったそう。
社殿には約一万体の招き猫が奉られ、ジャンボ猫、地蔵猫、魔除け猫、さすり猫、猫の大仏などがある。
さすり猫は、自身の悪い箇所を猫におきかえ、さすることにより病魔退散、学力向上、必勝などのご利益があると言われているそう。
私は頭をさすったよ!
上勝町の棚田を求めて、山奥へ。
対向車きたら終わりかな~という山道を上ること数分…。
「んーここかな」とふわっとした感じで終った。
タナダーとして失格です、はい。
ご存知の方は教えていただけると幸いです。
気を取り直して行ってみよー!
2日目も飽きずにうどーん。
塩塚高原キャンプ場までの道のりは、山道すぎて心折れかけたけど
うどーんを食べれば元気75%。
キャンプ場だけかと思えば、食堂や売店もある。
外のトイレはドデカい蚊が凄まじいので、売店のお手洗いがおすすめ。
食べた後はやっぱり運動。あんまり動きすぎると胃下垂になるから注意してね。
塩塚高原キャンプ場はアクティビティも充実。
ここだけめちゃくちゃ名前がイケてる…その名も「ヘラクレスの冒険砦」
懐かしのターザンロープは「あ~ああ~」が定番だよね。
無料だし、この日は貸し切り状態だったから子供返りしまっくたの図。
ほかにも、高原を颯爽と走り回れるバギー(10分1,000円)や2〜3m跳ぶハイパージャンバー(3分500円)など豊富。
個人的にテンション上がったのはこちら。
写真で見た感じイメージつきにくいけど、実はこれ手動のコースター。
これがハイパーおもしろい。
二人用の手作り感満載なコースターに乗って速度をコントロールしながら登っていくんだけど、見た目のわりにスピードが速い。そして、長い。山一周かよってレベルで長い。
減速っていわれると加速したくなるよね。血が騒ぐぜ。(よい子はマネしないでね。)
あじさいもちらほら咲いていたから、6月ごろには花畑を滑走できるのだろう。
雑なのか雑じゃないのかよくわからないB級感がたまらなく楽しかった。
塩塚高原キャンプ場に行ったら、どんなに山道が険しくても塩塚高原には行こう。
途中案内板があるのだが、あまり当てにならない。カーナビも若干不安。独自の野生の感で頑張ってね。
山登りをしなくても「山頂きたー!」感が味わえるぞ。
塩塚高原は、徳島県と愛媛県の境界に位置する標高1,043mの塩塚峰に広がる高原。
曇りでも圧巻の景色だったから、晴れたらさぞかし見晴らしが良いのだろう。
…しかし四国の天気は不安定ね。ちょっと晴れかな…と思いきやトンネルの先は雨だったり。うむ、これもいい思い出かな!
【HP】http://www.shiozukakogen.com/
【お電話受付時間】9時から16時
右は溝、左は崖というペーパーなら確実におじゃんであろう山道を下ること数十分。
なんだかとてつもなく魅力的な水車小屋を発見。
人の気配はなし。水の透明度が高すぎる。
山道はこういう発見が面白い。
無事下山!やー生きててよかった。
息も絶え絶えにやってきたのは、ラフティングなどができる観光拠点施設West-West。
コンビニ、お土産屋、ラーメン屋、祖谷そば店などショップも充実しており、ドライブがてらふらっと立ち寄りたいスポット。
エメラルドグリーンの大渓谷を眺められる、ちょっとしたアスレチックなんかもある。
この付近は美しい大歩危峡・小歩危がずっと続くので、ドライブにはもってこい。夏でも気持ち、ちょい涼しい。
【HP】http://west-west.com/
【営業時間】10時から17時
【定休日】7月~11月 全店無休/12月~6月 水曜定休(徳島らーめん にし利は木曜)
数分後、大歩危峡まんなかに到着。
ここでの目玉は、大歩危を約30分間船旅する観光遊覧船(大人1,080円 小人540円)。
遊覧船からは国指定天然記念物「含礫片岩」も見られるそう。
お察しの通り、写真がない。…ということはつまり乗ってない。
時間がない+変集長かなり船弱いというわけで断念したのだ。
「それでも水辺に近づきたいっ」という我々のようなひねくれものさんにも朗報。
舟に乗らなくても乗船場から渓谷へ降りられるっ
大歩危まんなか施設内の案内板にそって下へ下へ。
途中、「これ乗船する雰囲気じゃね?」となるが心配ご無用。
いざとなったら優しいお姉さん(施設の方)が教えてくれるだろう。
念願の水辺ー!
夏なのに涼しい、マイナスイオンがたっぷり、空気が美味しい。
これぞ自然の恵み。ジャスティスッ
ここで豆知識。
大歩危峡と小歩危峡は、吉野川が二億年の歳月をかけて生みだした約8kmに渡る渓谷。
いかにも危なそうな地名だが、「おおぼけ」「こぼけ」とちょっとコケそうな読みがかわいい。
おおぼけ〇〇っておもしろいなと思ったら、結構きわどいものがいっぱい。ダークゾーンなので、気になった方は調べてみてね。
【HP】http://www.mannaka.co.jp/
【運行時間】9時から17時
【定休日】年中無休
再び車を走らせているとB級感漂いまくっている施設を発見。
その名も、妖怪屋敷。
妖怪屋敷がインパクト大すぎてかすんでいたが、どうやら道の駅らしい。
木彫りの乙姫様とかね、すごい。
館内もいろんな妖怪たちが出迎えてくれるよ。
ちなみに入館料は大人500円かかるけど、妖怪屋敷と石の博物館ではリアルすぎる妖怪と、どこぞの石博士が集めたんだってくらいの珍しい石が見られるらしい。
【HP】http://wx07.wadax.ne.jp/~yamashiro-info-jp/cp-bin/wordpress/
【営業時間】9時~17時
【定休日】3月~11月無休、12月~2月火曜休館
この辺観光するなら、祖谷のかずら橋は行っとこう。
国指定重要有形民俗文化財でもあるよ。
それじゃ行ってみよー!…と駐車場から一歩出た瞬間、小雨。
行けるかなと思いつつ歩くこと数分、雨粒デカい、冷たい、山道怖い。
駐車場から祖谷のかずら橋までは、10分くらい坂上ったりして足場が悪いからお年寄りにはきつそう。登りきるハイパーおばあちゃんもいたけどね。
山道はこだまちゃんが出そうな雰囲気だった。
そんなこんなで大行列に並ぶこと数分、ついにその時がー。
ちなみに渡るには大人500円かかる。
見てみてこの足場の悪さ。迫力満点。
よくこれでカメラ構えたなって、この時ばかりは我を褒めてあげたくなった、そんな余裕なかったけどね。
雨が止んだだけ幸いかな。木の間隔が空きすぎてるとこあって笑えないくらいガクブルだったけどね。
かずら橋は、サルナシまたの名をシラクチカズラで作られたものなんだけど、マタタビ科マタタビ属らしい。にゃんこを連れて行ったら大変なことになりそうだ、否そんなことはしない。
そしてかずら橋、とんでもなく長い。
この時はすいてたから割とゆっくり歩けたけど、混んでると人が押し寄せてくるから冷や汗だらだら。
…同意書は書かなくていいのかな。
とにもかくにも生きててよかったー。
渡ってみた感想は、お子さん、高所恐怖症の方、おじい&おばあにはちょっと厳しめかな。
でも渡る価値はある!なんたってこんなスリリングな橋渡るのは一生に一度くらいだからね。
かずら橋付近には売店やお店もあるから、小腹がすいたら寄るのがおすすめ。
徳島の郷土料理、でこまわし(里芋の味噌田楽)とかアユの塩焼き、アメゴの塩焼きが食べられるよ。
またまた県境超えてきたぜ。
続いては、愛媛県の名所道後温泉。
道後ハイカラ通りというアーケードが本館まで続いていて、愛媛のお土産やご当地グルメが楽しめる。
そして道後にはにゃんずがいっぱい。みて、このムッチリわがままボディ。みんなあたちに見惚れてるの。(女子かはわからない)
アーケード内の猫さんは定位置があるらしく、朝方も同じ場所にいた。
左が、夜ライトアップされた道後温泉本館
右が、朝の道後温泉本館
ちなみに朝風呂のが混んでた。でも回転率がいいからお風呂自体には入れるんだけど、早めにいかないとお座敷は完売しちゃうから注意。
札止めが22時半で20時過ぎに行ったら、席は完売で神の湯しか空いてなかった…無念。
朝風呂も、6時過ぎに行ったんだけど神の湯だけ。
神の湯は大人410円、貸しタオル(みかん石鹸付き)60円
席付きだと、840円~1,550円なんだけどお茶とお茶菓子がつくから、空いてたらそちらがおすすめ。
外観は、千と千尋感あんまりなかったけど、お風呂はカオナシがでてきそうな「かぽーん」って雰囲気で大満足。
混みすぎてシャワー待ちしてる人が多かった。
温泉の温度はちょうどよいくらいで長湯もできる。
道後温泉本館全体を眺めるなら、「道後温泉 空の散歩道」と呼ばれる遊歩道が絶好のロケーション。
この時は温泉後に歩いて坂道を上ったんだけど、車で行けるらしいから汗ダラダラになりたくないなら車がおすすめ。
上から見ると、普遍的な町中にひと際目立つ、道後温泉がどどんっとあるからおもしろいなと思った。
【HP】http://www.dogo.or.jp/pc/
【料金表】http://www.dogo.or.jp/pc/time/
そろそろ腹の虫が騒ぎはじめたので、夕食へ。
愛媛に行ったら、鯛めしは食べなきゃね!
愛媛の鯛めしには、
炊き込みの「北条鯛めし」とお刺身の「宇和島鯛めし」の2種類があるらしい。
道後温泉付近のかどやさんで宇和島鯛めしを注文。
せっかくならと一番豪華な、宇和島づくし鯛めし膳(1,980円)を堪能。
美味しく食べるなら正しい手順で↓
①卵の入っただし汁をまぜまぜ
②だし汁の中に鯛、海藻などをいれ軽くまぜまぜ
③ごはんをお茶碗に盛る
④ごはんのうえに②を適量かける(かけすぎると辛くなるので調節してね)
これがめちゃうまい。
ほっかほかのごはんの上にぷりぷりの鯛。
鮮度が良いし、なによりダシがうまい。
普通の卵かけごはんだとトロトロしてるだけなんだけど、それに歯ごたえのよい鯛が加わって食感が楽しい。
まさにお口の中で鯛が踊ってるかんじ。
小鉢は南予の郷土料理、左からふくめん、じゃこ天、ふか湯ざらし。
郷土料理なので正体がなんなのか分からず食べていたが、
ふくめんは、千切りにしたこんにゃくの上に華やかな食材を盛りつけたもの。甘めの味付けだった。
ふか湯ざらしは、サメの切り身を酢味噌で食べるもの。このふか湯ざらしが美味しかった。サメ感ほぼゼロで、淡白な白身に甘い酢味噌とレモンが見事にマッチしていた。
結果、素敵。おいしゅうございました。だんだん。
そんなこんなで地獄のドライブ2日目終了。
3日目は、一日使って愛媛を観光したのでこうご期待!
【HP】http://www.kadoya-taimeshi.com/1782.html
【営業時間】11:00~15:00 17:00~22:00
【定休日】年中無休