上野公園に入ると、いろいろなところにぼたん苑への看板があるので、開催場所の東照宮まではわかりやすいです。
東照宮に着いたら、大石鳥居と水舎門をくぐるとすぐ左手に、趣きのあるぼたん苑の入り口があります。
灯りがとても趣きがあります。
表参道向かって左側がほぼぼたん苑の敷地になっています。
苑内は曲がりくねった通路になっていて、その両脇にぼたんが咲いています。
ぼたん苑のパンフレットによると、中国原産のぼたんは百花の王と呼ばれて、薬用と観賞用に親しまれてきたそう。
絢爛豪華な見た目から縁起の良い花として愛されている花だとか。
細い園路の両脇に様々な国の品種のぼたんが咲き誇り、その数110種600株以上。
梅や桜、桃など、春に咲く他の花と違う特徴は、なんといってもその大きさ。
花の一つ一つがかなり大きく、見応えのある見た目。全体的な色合いを楽しむより、一つの花をじっくり観察しながら周るのがおすすめ。
苑内に流れるBGMは、正月に流れるような雅な雰囲気のものになっています。
苑内の終点には売店があります。
お茶、最中やアイスをいただけます。
こちらも椅子や天井など、和のテイストがあり、ぼたん鑑賞の雰囲気作りがとても良いです。
ぼたん苑の隠れた見どころ、和傘です。
ちょこんとしたぼたんの日除けのように、色とりどりの和傘がかぶさっていて、その種類もかなり多いです。
ぼたんに負けないくらい艶やなな和傘はとても美しく、インスタ映えもばっちり。
メインの見どころであるぼたん、隠れた見どころの和傘、その間を雅なBGMやすだれの天井が埋め、全体としてとてもゆったりとした空間が出来上がっています。
訪れたのはGW中の休日でしたが、ぼたん苑は人混みもなく自分のペースでゆっくり周れました。
2018年の会期は残り僅かですが、上野のおすすめスポットです。
【会期】
2018年4月11日〜5月13日
9:00~17:00
【入苑料】
700円