京阪七条駅は、大阪からのアクセス抜群。また、JR京都駅からタクシーや徒歩でも15分ぐらいです。夕方に新幹線に着いたあと微妙に残った時間の潰し方にもオススメのプランです。
後白河上皇が平清盛の財力を用いて建てた三十三間堂。なんといっても、お堂にずらっと並んだ千体千手観音像が見どころです。列の前には、千手観音に仕えるとされる、国宝の風神雷神および二十八部衆像が並びます。
金色の仏像の列はこの世のものとは思えない神々しさを持ち、加えて、風神雷神らの像では、彫刻としての活き活きした身体性の魅力と、インドから伝わる神々の物語も感じられます。楽器や持ち物、表情など、神さまごとにキャラが立っているところが面白いです。
お堂の中央には国宝の大きな千手観音座像が。玉で作った眼などなど、ディテールの工芸美も楽しめます。
お庭も綺麗。初夏はツツジや菖蒲が見頃!
三十三間というもお堂の長さも、庭園に出てはじめて実感できますね。
お堂の外観は、友達と並んで写真を撮るのにうってつけという感じがします。
京都国立博物館は、通常展や特別展も素晴らしく、ちゃんと見て回るには一日でも全然足りないくらい。
写真は国宝展と池大雅展の時のものですが、常設の仏像彫刻や貴族の装飾品などにも国宝や重要文化財がごろごろ。見応えたっぷりです。
秋には刀剣展が予定されてるそう。楽しみですね。
個人的にオススメなのが、金曜日には午後8時まで延長開館の利用。
なんと、京都タワーがロウソクのように灯る京都の夜景を鑑賞できるんです!!博物館の建築と水のオブジェとの相性も抜群のフォトジェニックスポット。
さらに博物館内のミュージアムショップや、老舗喫茶店からふね屋など、展覧会が終わってからも十分楽しめるスポットがあるので、本当にずっと居られます!