京都の人気観光地といえばランキング上位に必ずランクインする嵐山！
歴史的な神社やお寺に加え、竹林などの自然スポットも多く、古き良き日本の文化が残る場所として国の史跡および名勝に指定されています。
今回ご紹介する愛宕念仏寺は嵐山の奥、奥嵯峨野エリアにあります。
阪急嵐山駅前からバスが出ているので「清滝行」に乗車し、「愛宕念仏寺前」行きのバスがおすすめです。
こちらが愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。
911年に創建されましたが、天災により建仁寺の南側より1922年にこの地に移転して来ました。
入り口で拝観料300円を支払い中へ。
門をくぐった先にさっそく登場。
ひょこひょこと茂みから顔を覗かせる阿羅漢様。
表情も仕草もバラバラです。
愛宕念仏寺の境内は斜面が続くため、足元には十分気をつけて。
あたりを見渡すと様々な場所に阿羅漢様がのぞいています。
階段を登り上を目指します。
中腹にあるこちらは「三宝の鐘」。
その名の通り3つの鐘が特徴です。
鳴らすと低く落ち着く音色が響きます。
この音が仏の心を伝えると考えられています。
上に登ってきました〜。
阿羅漢様に囲まれたこちらは「ふれ愛観音堂」なんとも可愛い名前。
中にはちょこっと可愛らしい観音様が。
こちらの観音様は触れることが許された観音様なんです。
優しく撫でてパワーいただきました＾＾
こちらが国の重要文化財にも指定されている本堂。
さすがに撮影は遠慮しましたが、中には同じく重要文化財に指定されている厄除け千手観音様もいらっしゃいました。
こちらも圧巻！
本堂の左側、多宝塔には阿羅漢様に囲まれ中央にはお釈迦様と伝教大師像が。
カオスな光景に自然と足が止まります。笑
本堂の周りにも阿羅漢様！
表情も仕草も同じものはひとつとしてなく、ほっこりとさせてくれます。
テニスラケットを持っていたりと、個性が強い。笑
階段を下った先には釈迦誕生仏。
こちらの阿羅漢様は昭和56年から一般の参拝者に奉納を呼びかけ、参拝者が彫ったものです。
阿羅漢様の後ろには名前が刻まれています。
どこから眺めても、面白い！
掘った人々は全くの素人だったと言うのだから驚きます。笑
彫った方々の性格が出ていると考えると面白いですよね。
最後に阿羅漢様と四季を撮った写真が並ぶコーナーへ。
紅葉と雪との景色も美しいですよね！
京都の定番観光スポットに飽きたらディープな穴場スポット愛宕念仏寺の阿羅漢様に癒されにきてみませんか？
【拝観時間】8:00～17:00
【拝観料】300円
【公式HP】http://www.otagiji.com/index.html
