前回、お詣りしたのは「音楽寺」
全国でも珍しい名前のお寺です。
その名前から、ご利益にあやかろうと、
本堂にはたくさんの
音楽関係の方のポスターや絵馬がありました。
もしかしたら、
メジャーデビューの近道はここかもしれませんよ(笑)
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ここに来て、札所と札所の間の距離が離れてきました。
それに加えて、階段が…(>_<)
こうなると、もう時間が読めません。
たぶん、ここのお寺で今日は打ち止めだと、
この日はこの時点で決定いたしました(笑)
こちらは秩父札所24番、法泉寺です。
こちらの参道の入口には、”道しるべ”があり、
大きな自然石に「観世音」と刻まれています。
また、左手には、お茶屋さんもあって、
もう少し時間が早ければ、
甘いものをいただきながら、ゆっくりしたかったなぁ…
仕方なく、この長い階段を心折れながら登ります…
光智山(こうちさん) 法泉寺(ほうせんじ)
本尊:聖観世音菩薩 宗派:臨済宗南禅寺派
御詠歌 ~天照す 神の母祖の色かへて なおもふりぬる 雪の白山~
116段の急な階段を登った正面に、
観音堂が見えます。
鬱蒼とした樹木に囲まれたお堂は、
左右に張り出した前面が山門の形になっていて、
その小部屋には仁王像が厨子に納められております。
この不思議な本堂は、江戸中期の建築と伝えられています。
また、現存の本尊は座高約24センチ、宗朝風の美しい像で、
室町時代の作といわれております。
やっと雨も止んで、
秩父の街並みがよく見渡せます。
(途中、大雨でしたからね~(^-^;)
向こうには、秩父のシンボル、
武甲山が見えます。
青空だったら、また素晴らしい景色だったんだろうと、
雨女は、改めて思うのでしたwww
こちらの錦絵になります。
こちらの由緒は…
武州恋が窪の慈悲深い遊女がこの観音を信じ、
修行人に怠らず施していたが、
たまたま口中の痛みに悩んでいたとき、
修行人から一本の楊枝をもらい、これで口中を漱いだところ、
痛みがなくなったといういい伝えがあります。
往時、口中の痛みに霊験ありとして、
痛みを除くという楊子を
売っていたこともあるそうですよ。
<泰澄大師の開いたお寺>
こちらのお寺の創建年代は不詳ですが、
縁起には越中立山、加賀白山を中心に活躍した
修験僧の泰澄大師(767年寂)がこの地に至ったところ、
ある夜、けだかい姫神が天降り、
枯木を三段に伐って本と未で山神を祭り、
真中の部分で聖観世音を作って「我は日の神なり」と名乗られると、
さらに三柱の神が現れ、
真中の神が「我はこの山の奥に住む白山姫の神」と名乗った、とあります。
日の神は天照大神で、伊勢信仰に白山信仰が加わったものと考えられ、
御詠歌の「雪の白山」はそれによるものと思われる。とされています。
一通り見て回り、
ほっとしていたら…
お休み処が用意されており、
さらにこんな子がいましたよ(#^^#)
「一休さん」 だそうです♪
美しい景色を見ながら、
少しゆっくりさせていただきました。
さて。
先ほども書きましたが、本日は、ここで打ち止めです。
この日は、秩父にお泊りでしたので、
明日、また朝から回ることといたしましょう!
でも、改めて思うと、
秩父全体が巡礼の街であると同時に、
人が本当に温かく、おもてなしの心に溢れておりました。
素敵な旅に感謝です♡