「レストランよねくら」は明治38年創業の老舗レストラン。JR池田駅のすぐ前にあるのでアクセスも便利です。
おすすめは池田牛のカットステーキセット(税込980円)! ブランド牛の池田牛をリーズナブルに楽しめます。肉汁がじゅわ~っと滴る絶妙な火の通りで、柔らかさとボリュームも感動もの。1,000円以下で池田牛の魅力を味わえるなんて…、地元に愛され続けている理由がわかります。
「よねくら」といえば、池田町を代表する銘菓「バナナ饅頭」で知っている人もいるのでは? バナナ饅頭6個とミルクのセットがメニューにあります(ちょっと多いので2個か3個で出してもらえないか聞いてみましたがダメでした)。お土産に大人気のバナナ饅頭(箱入り)は店内でも購入できますよ。
池田町はドリカムのメインボーカル吉田美和のふるさと。ここではドリカムの軌跡を辿ることのできる、ファンなら一度は訪れたいスポットです。
館内には、今までのツアーで使用した衣装がこれでもか!と展示され、BGMももちろんドリカム。ライブに行ったことがない人も行ってみたい!と思える、ドリカムの魅力が詰まった記念館です。母校である池田小学校を訪ねた時のビデオが流れていたり、プライベートフォトがあったり、吉田美和本人の人柄も知ることができますよ。
※館内は写真撮影禁止です。入場無料。
昭和30年代に始まった池田町のワイン造り。自治体で初めてのワイナリーを構えたのがここ池田町なんです。
ワイン城(正式名称は「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」)では、ワインの醸造や製造ラインの見学だけでなく、ワインの試飲やビンテージワインの購入、歴史について学ぶことができます。
ワインの無料試飲は、自分で注ぐことができるワイン好きにはたまらないシステム。また、有料試飲コーナーもあり、ここではカウンター越しに3種類のワインの味比べをすることができますよ。(ドライバーさんは飲んじゃだめですよ!香りだけ満喫してくださいね。)
C倉庫は「スパークリングワインエリア」として生まれ変わり、ますます充実したワイン城で「十勝ワイン」の魅力を感じてみませんか。
※入場無料
食後のデザートに…と思って訪れたジェラートショップ「ハッピネスデイリー」は冬季休業(11月~3月まで)。町内のお菓子やさん「お菓子のかほり」「お菓子の小松」もすべてお休み。ワイン城でソフト食べればよかったな~(ブランデーアイスもありましたが、運転をするので…)とブツブツ言いながら向かった先は、十勝平野を眺められる展望台。
「十勝まきばの家」は、夏場にはコテージやシープドッグショーで多くの人が訪れる人気スポット。でも、冬場は訪れる人も少なく、車で1kmほど奥に進んだ先にある展望台が穴場なのです。この日も足跡はあるものの、展望台には誰もいなくて十勝平野のパノラマを独り占め!広々とした大地を見ていると、アイスを食べられなかった悔しさもちっぽけに感じてしまいました(笑)。
DCTgarden IKEDA で見た、吉田美和が思い出を綴った冊子に出ていた池田神社。彼女が幼少期によく遊んでいたという神社に行ってお詣りしてきました。
まだ残雪がある神社の境内はとても静かで厳かな雰囲気が感じられました。
「池田でスイーツが食べられますように…」そんな願いが頭をよぎったのは秘密です(笑)。
清見の丘に建つ、池田町唯一の温泉。ここの温泉、泉質が2度も変わったというとても不思議な温泉なんです。昔はなめるとしょっぱい「強食塩泉」だったのが、美人の湯として有名な「モール温泉」に、そして今は消毒効果の強い「ヨード泉」へと。そんな”奇跡の湯”は薄緑色をしたなめらかなお湯。ちょっとなめてみましたが、しょっぱさは感じませんでした。また、いつか別の泉質に変わるのでしょうか…。
広々とした窓から降り注ぐ陽の光がお湯に反射する明るい雰囲気の中で、身も心もほぐれていくのを感じます。露天風呂はありませんが、サウナと水風呂、バイブラバスもあって気分は爽快! ちなみに、シャンプーやボディーソープはないので、購入するか、持参してくださいね。
※大人440円
池田めぐりのドライブもいよいよ終わりに近づき、ちょっと買い物に寄ったスーパー。ここで運命的な出会いをすることになろうとは…。な、なんと、池田神社での願いが通じたのか、新聞で紹介されていて気になっていた池田町にあるスイーツショップ「お菓子のかほり」(この日はお休み)のケーキが‼
実は、池田町では十勝ワインを原料にしたブランデー製造にも取り組んでおり、そのブランデーを贅沢に使用したスイーツ「十勝ブランデーケーキ グレースV.S.O.P」をGET!
池田の名産品を池田のお菓子屋さんが使ってできたこのブランデーケーキ、香りはもちろんいいのですが、それ以上にしっとり感がハンパない!
夕食後のコーヒータイムがいつも以上に充実したことは、言うまでもありません。
広々とした畑に一面のブドウの木が広がります。いったい何本あるんでしょうか。緩やかな傾斜地を利用したブドウ畑なので、畑全体が見渡せます。
池田のワインの原料になるブドウはヤマブドウがルーツでした。改良を重ね、寒い池田の風土に適した品種改良を続け、今に至っています。それでも寒さが大敵で、冬は土をかけたり、シートを巻いたりして越冬させる手間もかかっているようです。
ワイン城で池田町のワイン造りの歴史を見てからここを訪れるのがおすすめ。ワインもより一層おいしく感じられるかもしれませんよ。
※周辺には駐車場はありません。くれぐれも事故には気をつけて。
牧歌的な風景、ジューシーな池田牛と地元の原料を使ったスイーツ、ドリカムの心引きつける音楽、ワインとブランデーの芳醇な香り、リラックス効果抜群のお湯…五感を使って楽しめる町、池田町。
また、キンキンに冷えたグラスに氷をたっぷり入れてロゼワインを注いだ「ロゼロック」や北海道唯一のブランデー蒸留所で作ったブランデーをソーダで割った「十勝ブラボール」で、町おこしにも積極的に取り組んでいる活気あふれる町です。
そんな池田町の魅力を感じに来てみてくださいね!