ここのオススメはやはり、水揚げ量日本一を誇る苫小牧の海産物「ホッキ」を使ったメニュー。
特に、ホッキカレーとホッキかまめしは必食!プリプリとした大ぶりのホッキがこれでもか!というくらい豪快に入っています。
漁業関係者が優先なのと某グルメ番組で紹介されたこともあり、行列必至!時間に余裕をもって来店することを強くおすすめします!
苫小牧は「ハスカップ」でも有名。ハスカップはブドウのようなブルーベリーのような、丸い小さな甘酸っぱいフルーツです。
このハスカップを使った「よいとまけ」は北海道土産でも定番のお菓子。そのほかに、ハスカップジャムをトッピングしたソフトクリームもオススメ。
広い店内は巡るだけでも楽しいですよ。広い休憩スペースもあるので、買ったお菓子を無料サービスのコーヒーとともに味わうのもOK。
二度と起こしてはいけない戦争。
そんな戦争の爪痕がここ苫小牧にも。終戦の1ヶ月前の1945年7月14日、米軍の機銃掃射を受けたサイロがひっそりと残っています。
遠くから見ると何の変哲もないサイロですが、近くで見ると上のほうにいくつかの穴が…。戦争の悲惨さを後世に伝える貴重な資料としてこれからも語り継いでほしいものです。
サイロの隣には苫小牧のイワシ漁の発展には欠かせない人物「林重右衛門」の墓があります。
国道36号線から樽前山方向に進むこと15分ほどすると、樽前ガローに到着。
ガローとは「切り立った崖」という意味で、その名の通り、緑のコケに覆われた渓谷が出現します。
河原に下りると(足下、そしてヒグマには十分気をつけて!)真夏でもひんやりしており、まさに天然クーラーのよう!
びっしりと生えている見事なコケ、相当長い年月をかけてこの姿になったと思うと感動も倍増です。
さあ、アウトドア派なら苫小牧にオススメのキャンプ場があります。それがここ、オートリゾートアルテン!
かなり人気のキャンプ場なので、オンシーズンの週末は予約で一杯のことも。
オートキャンプだけでなく、ロッジやフリーテントサイトも完備。
何といっても豊かな自然に囲まれてのキャンプは開放感抜群!夜には満点の星に感動間違いなし!ですよ。
キャンプの温泉はまた格別ですよね。
ここ「ゆのみの湯」の温泉はオレンジ色。お湯につかると自分の体も見えないくらいの「ザ・温泉!」感が半端ない!
また、しょっぱ~い強塩泉なので、体もしっかり温まり湯冷めの心配はありません。
露天風呂もありますので、キャンプの開放感にさらに開放感をプラスするには最高の温泉です。
ちなみに、隣接するオートリゾートアルテンの受付で購入すると、2日間有効のお得なチケットも購入できますよ。
キャンプ場から5分程度の位置にある自然公園。遊歩道も完備されているのでキャンプの朝の散歩にもぴったりです。
遊歩道はこの公園にある3つの沼である錦大沼と錦小沼、そしておぼっぷ沼を巡れるコースがいくつか整備されているので、時間と体力に合わせてチョイスするのもGood。
トンボやチョウ、可憐な花々などを眺め、野鳥のさえずりを聞きながらの森林浴は、リラックス効果も抜群です!
海と空の出入り口としても注目される苫小牧市。ここを起点として北海道の旅をスタートさせる観光客も少なくないでしょう。でも、苫小牧市を素通りするのはもったいない!
このほかにもラムサール条約にも登録されている野鳥の楽園である「ウトナイ湖」やプリンの形をして苫小牧市を守っている「樽前山」などみどころはたくさん。
そんな魅力が詰まった苫小牧。ぜひ、時間を作って巡ってみてくださいね!