こんにちは。
絶景ハンターの 高橋 のりこ です。
美しい景色を求め、常にアンテナを張り巡らせております(*^^)v
今回の旅のスタートは、ここ中禅寺湖。
ちょうど紅葉の見ごろを迎えてまして、ハイキングの方も多く見受けられます。
この時期は、いろは坂の渋滞を避けるため、出来れば朝の早い時間にここに着くのがベスト!
いろは坂の紅葉の見ごろは、例年10月中旬から下旬にかけて。
ですが、今年は例年より2週間ほど遅い紅葉となっているため、
まさに今がベストシーズン到来です!
中禅寺湖は奥日光の入り口に位置する湖で、周囲約25km、最大水深163mで、
およそ2万年前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれています。
海抜高度1269m、日本屈指の高さを誇る湖です。
穏やかな気候のため、明治から昭和初期にかけては外国人の避暑地として賑わいました。
遊覧船に乗って水上からの景色を楽しむのもオススメ。紅葉シーズンには「紅葉廻り」コースも運行されます。
そして、紅葉美しい男体山もこの時期ならでは。
ぜひ、一度は見てただきたい美しさです♡
ちなみに、中禅寺湖の駐車場はいくつかありますが、
この時期は、ハイキングの方などで、朝8時頃にはほぼ埋まります。
観光したい方も早めに向かいましょう!
そして、中禅寺の目の前にあるのは日光山中禅寺、通称立木観音です。
こちらは、坂東三十三観音の札所に数えられ、
年間を通して、たくさんの方が参拝しております。
中禅寺(ちゅうぜんじ)は、784年、日光開山「勝道上人」(しょうどうしょうにん)によって建立されましたお寺で、
世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院です。
御本尊「十一面千手観世音菩薩」(国重要文化財)は、勝道上人が中禅寺湖上に千手観音様をご覧になり、
その姿を桂の立木に彫ったと伝えられています。
こちらの観音様、”立木観音”の名のとおり、いまも下は地面に根を張る立木です。
その姿は、見上げるほどの大きさで、お顔はふっくらとした優しいお顔をしています。
中は撮影禁止ですので、残念ながらご紹介はできません。
ぜひ、ご自分の目で確かめてくださいね!
こちらの境内にも、たくさんの木々があり、美しい紅葉がみられました。
朱いお堂とのコラボは、これまた美しいです♪
外国人の方が好みそうな画ですよね!(*^_^*)
真っ赤に色づいたカエデが、やはりポイントでしょうか…奥の山々の色づきも綺麗です。
先ほどの立木観音からは、車で5分。
湖の周りをぐるりと回って向かいます。
こちらは、「日光二荒山神社中宮祠」
日光山内にある御本社と、男体山山頂にある奥宮との中間にあるので、
「中宮祠」と呼ばれております。
奥宮創建後の2年後(784年)に「中禅寺」とともに創建された古刹です。
もともとは中禅寺と神仏習合されていましたが、
明治時代の神仏分離令により、それぞれに祀られるようになりました。
さすが御神体がお山であることから、拝殿、本殿はありますが、
それらすべてが、お山にいだかれている感じがします♪
お天気が良ければ、門前からは男体山が拝め、それは素晴らしい景色が見られます。
また、こちらは、御神木の ”イチイ”
栃木の名木百選でもあり、樹齢1100年の大変立派な木です。
そしてなにより、勝運上昇させ、邪悪なものを打ち消し、豊かな心と強い精神力を導くパワー!
そんな力をそそいでくれる神様がいらっしゃるそうです。
そして、その名から、”一位になれる” ということで、
全国から必勝祈願に来る方が、あとをたたないそうです(*^^)v
お詣りの際には、必ず立ち寄ってみてくださいね。
「日光二荒山神社中宮祠」からは、車ですぐの場所。
こちらは、日光を代表する観光地「華厳の滝」です。
きっと、行った事がない方でも、一度は耳にした事がある名前ではないでしょうか。
秋になると、見事な紅葉が見られる場所として、
いろは坂とともに、ニュースなどで取り上げられるところです。
華厳の滝は、勝道上人により発見されたと伝えられ、
仏教経典の1つである華厳経から、その名をつけられたとされております。
男体山の噴火により堰き止められた中禅寺湖。
そこから、地表を流れる唯一の流出口、大谷川にある滝です。
落差97mの滝を一気に流れ落ちる様子は、まさに圧巻!で、
日本三名瀑のひとつにも数えられております。
1931年、国の名勝に指定。
さらには、2007年、日本の地質百選にも選定されました。
ぜひ、この時期にしか見られない、美しい華厳の滝を見に行ってみましょう!
中禅寺湖を後にして、いろは坂を下ると、道の両脇が美しく紅葉しておりました。
緑から黄色、そして赤へと変わる木々。
いつも思いますが、本当に日本人でよかったと思う瞬間です。
関東の紅葉スポットの中でも、上位にランクインする中禅寺湖といろは坂。
混雑は必須ですが、時間を少しずらすだけで、渋滞に巻き込まれず、
美しい景色を堪能する事ができます。
絶景を見るためには、やっぱり「朝活」が大事です(*^^)v
日光に来たら、やっぱり外せない「世界遺産」!!(笑)
日光東照宮には、立ち寄りたいですね。
東照宮でも特に人気の「陽明門」こちらは、なんと国宝でございます。
日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、
故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。
この陽明門は 江戸時代の建築様式、工芸、彫刻、絵画などの江戸の文化が
すべてが凝縮され詰まっているとも言われています。
平成25年7月から、修復工事(平成の大修理)行われていましたが、
2017年(平成29年)3月、工事が終了し、現在は、無事公開されております。
他にも、「三猿」「眠り猫」「奥宮」などなど、見どころたくさん♪
出来たら、時間をたっぷり取って、お詣りしていただきたいです。
東照宮にお詣りしたら、次はここ「二荒山神社」に向かいましょう!
「東照宮」と「二荒山神社」を結ぶ道「上神道」は、
ここ日光東照宮の中でも、特にパワーが集まっている場所とされています。
東照宮に流れる氣は、「東照宮」から「二荒山神社」へと流れているらしく、
①日光東照宮 ②二荒山神社 とお詣りするのが、よりパワーをいただけるようです。
そして、こちらの神社は特に!”縁結び”にご利益があるようで、
いろいろなご縁を結びたい方が、たくさん訪れております。
今年こそは素敵な出会いをしたい♡という方は、
ぜひぜひこちらにお詣りくださいませ♪
ここ日光東照宮を含めた、2社1寺に属する103棟の建築物群と周辺の景観遺跡が、
1999年に世界遺産に登録されました。
先ほど紹介した東照宮、二荒山神社のほか、輪王寺も見どころのひとつ。
数年ぶりに揃った三仏は、まさに圧巻!です。
また、家光公が眠る大猷院も素晴らしいので、時間をたっぷりとって、見て回って欲しいです。
そして、こちらの神橋も忘れずに♪
日光山内の入口にあたる、大谷川にかかる橋で、二荒山(男体山)をご神体としてまつる二荒山神社の建造物になります。
奈良時代の末に勝道上人が日光山を開くとき、大谷川の流れがあまりに急だったため、神仏に加護を求めた際、
2匹の蛇が現れ、その背から山菅(やますげ)が生えて橋になったという伝説があります。
そのため、別名「山菅の橋(やますげのはし)」と言われております。
こちらも紅葉の時期には素晴らしい景色が見られますので、
ぜひ、立ち寄ってみてください。
1日日光山内を満喫したら、こちらでお泊りはいかがでしょう?
「大江戸温泉物語 日光霧降」
こちらのお宿は、国立公園の中に位置し、大自然の中で過ごす、
ゆったりとした時間が流れる施設です。
食事も美味しいですし、何と言ってもサイコーなのは、最上階にある星降る露天風呂。
満天の星空の下で入る温泉は、また格別♡
それだけでも、こちらのお宿は行く価値あり!です。
今回の旅は、絶景の紅葉と日光の寺社を巡るプランでした。
まさに今、見ごろを迎えている、日光の紅葉。
世界遺産級の絶景を、ぜひ、見にお出かけしてみましょう!