ながーい自粛生活が過ぎ、少しずつ日常を取り戻しつつある今日、みなさんはいかがお過ごしですか?
今年も夏の行楽シーズン到来ですが、いろいろ悩ましいところ…
油断は禁物だけど、「with コロナ」の時代を意識した旅行計画を立てていきましょう。
こんにちは! 絶景ハンターの 高橋 のりこ です。
今回ご紹介するのは、南伊豆へのドライブ旅です。
南伊豆は都内から車で2時間45分。途中、寄り道しながら行くには、ちょうどいい距離です。
電車ではJRと伊豆急行を乗り継いで3時間で着きます。
南伊豆と言えば「河津桜」が有名ですが、これからの季節はやはり「海水浴」ですよね。
南伊豆方面の海水浴場はオープンされるようですが、必ず、ホームページ等で確認されてから行かれることをおすすめします。
最近は、若い女子にも大人気の御朱印。旅の思い出にと、集める方がが増加中!
河津町にある「柄足寺(せいそくじ)」には、河童が描かれたダイナミックな御朱印がありとても人気です。
その昔、寺の裏門に住む河童をこちらの和尚さんが村人から助けたという伝説があり、また、河童にまつわる所蔵品などが多数あるため、別名「かっぱの寺」と呼ばれています。
そして、ここ栖足寺では、桜まつりの期間に合わせ限定の御朱印を拝受する事ができます。
見開きバージョンの御朱印で、満開の桜が描かれており、大変人気があります。やはりここ最近の御朱印ブームで、数時間待ちが当たり前になってしまったようで、今年は応援の方がいっぱいでした(笑)
わたしは朝一で向かいましたので、20分待ちくらいでいただけました。お目当ての方は、早めに行かれる事をおすすめします。
もし、御朱印待ちで時間ができてしまった方は、栖足寺入口にある「coffee studio SA-TE-N」でコーヒーはいかが?
マスター厳選のコーヒーがお手頃価格で飲めるとあって、地元の方だけでなく観光客にも人気です。
河津町の代表的な観光スポットと言えばこちら!「峰温泉大噴湯公園」
公園内には、なんと無料の足湯もあり、温泉地河津町を満喫できる場所にもなっております。
こちらの「東洋一を誇る峰温泉の大噴湯」は、大正15年11月22日正午、爆音と共に、地上約50mの上空を突き刺し、誕生したそうです。
以来90年以上、ひとときも絶えることなく、噴き上げ続けているんだとか…
そんな様子を見ながら、すぐ側で作る「大噴湯たまご」が大人気!
公園内で売られている卵を、温泉たまご作りコーナーに投入したら約15分でできあがり♪めっちゃ美味しいです。行かれた際には、ぜひ体験してみてください。
河津町観光を満喫したら、今夜のお宿がある下田方面に向かいます。
昨年、伊豆旅行に来た際は今井浜にお泊りしたのですが、その時下田もさほど遠くない事に気づきまして… 今年は下田にお泊りしようと計画。
下田もいい街ですよね~♪ 海もとっても綺麗♡
ここ「白浜海岸」は、年間30万人以上が訪れるという、人気の海水浴場です。
700mにも及ぶ海岸線は伊豆半島で最大の長さで、その美しさから家族連れからサーファーまで人気のスポットになっております。
神奈川や千葉の海水浴場は、軒並み閉鎖になってしまいました。残念ですが、仕方ないですね…
ただ、こちらの海水浴場は、コロナウイルス対策をしっかり取った上で、他の方の迷惑にならないように気を付けていただき利用可能となっているようです。
予定される方は、下田市のホームページで確認の上、利用するようにしてください。
そんな白浜海岸の端にひと際目立つ朱い鳥居があります。
こちらはすぐ側にある白浜神社の鳥居です。
なぜこんなところに鳥居があるのかというと、白浜神社の御祭神である三島大明神に由来します。
三島大明神は、ここ白浜の地が美しかったのでこちらで暮らすことにしました。ただ、伊豆半島は狭かったので、沖に10の島々を作られたそうです。これが後の伊豆七島です。
そして、その島それぞれに后を置き、子供を儲けました。いまでもそれぞれの島には式内社が祀られていて、それを遥拝するためにこの鳥居が建てられたのだそうです。
青い海に、青い空。そして、朱い鳥居があまりにも美しく、SNS映えすると若い子にもとても人気なんだとか…
うーん。わかる気がする♡
ちなみに、こちらの鳥居には神社駐車場から直接行けます。
こちらの神社の正式名称は「伊古那比咩命神社」。創建は2400年前とされ、伊豆最古の神社と言われています。
御祭神は、伊古奈比命(いこなひめのみこと)、三嶋大明神(みしまだいみょうじん)、見目(みめ)、若宮(わかみや)、剣の御子(つるぎのみこ)。
伊古奈比命は、三嶋大明神の最愛の后神で、縁結び、子授け、子育ての神様です。
また、三嶋大明神は事代主命(ことしろぬしのみこと)と言われ、恵比寿(えびす)さんと呼ばれる海上安全、商売繁昌の神様です。
摂社でもある見目、若宮、剣の御子は、三嶋大明神の随神とされています。
国道のすぐ側にあるのですが、多くの木々に囲まれており、うっかりすると通り過ぎてしまいます。
案内の看板を見つけたら、注意深く見ていてください。
鳥居をくぐると手水舎があります。必ず浄めてからお詣りしましょう。
参道の両脇には御神木があります。
右手には「白龍の柏槙」。地中から天に向かって白龍が顔を出した姿に見える様から名付けられています。枯れてから1300年経つという事ですが、それでもなお、この地に根を張っているその姿は、まさに御神木というに相応しいです。
また、左手には「薬師の柏槙」。樹齢2000年と言われている古木で、幹に穴の開いておりまして、そこに御薬師様が安置されています。”命を授ける御神木”とあるように、薬師如来は延命長寿のご利益があると言われています。
ご本殿参拝前に、こちらにもぜひお詣りしましょう!
こちらが拝殿になります。施された彫刻が素晴らしいですね!圧巻です!!
万延元年(1860年)に造られたもので、総けやき造りだそうです。せっかくなので、じっくりと見ておきましょう。
ちなみに、こちらの御本殿はここよりさらに2~3分登ったところにあります。
(通常はすぐ裏手にあるというところが多いのですが…)
大きな木々に囲まれたその場所は、拝殿がある場所とはまったく空気感が違います。時間のある方はぜひ!本殿まで上がってみましょう。
途中、目の神様が祀られている社もありますので、忘れずにお詣りくださいね。
拝殿向かって、参道左手には「縁結神社」があります。
こちらの御祭神は見目弁財天さま。縁結び・子授け・夫婦円満のご利益のある女神様です。
見目弁財天は、三嶋大明神の随神であるとともに、伊古那比咩命との仲を取り持った神様です。
その後、伊古那比咩命は三嶋大明神の最愛の后神となったことで、縁結びに強力なご利益があるとされています。恋する女性の方はぜひ!お詣りくださいませ♡
縁結びの特別祈願もできるようなので、社務所までお尋ねくださいね。
今回は伊豆下田にある白浜神社にお詣りさせていただきました。
寺社ガールや御朱印ガールだけでなく、素敵な恋をしたい女子にもおすすめの神社さんでした。
さらには、この美しい景色は、絶対におすすめ!SNS映えも間違いなし!です。
お詣りの方には、参拝者専用の駐車場があります。
また、海水浴場利用と併せての方は近隣に有料駐車場もありますので安心です。
これからはちょうどベストシーズン♪
観光を兼ねて、素敵な神社さんへお詣りしてみませんか?
白浜神社をお詣りしたあとは、本日のお宿に参ります。
実は、当日、豪雨の予報がでていて、雲行きも怪しくなって来たので、早めにお宿に行く事に…
この日のお泊りは、海辺に建つ「下田東急ホテル」です。
こちらのホテルもとても素敵なホテルでした。
詳しい様子は次回に…