奄美大島は、鹿児島県に属している知るひとぞ知る南国の島。
奄美群島の中で一番大きな離島で、他に奄美群島に属する島は、徳之島、沖永良部島、喜界島、与論島、加計呂麻島などがあります。
年中通して温暖で、気温次第では12月まで海に入ることもできるほどの暖かさ!
ハイシーズンは7月~9月ですが、あてシーズンを外して10月~12月にチャレンジするのもアリですね。
かつては琉球王国、薩摩藩の統治下にあった島で、沖縄の文化・鹿児島の文化が入り混じり、独特の文化が形成されている歴史的にも注目の島です。
奄美群島が持つ特有の自然が2020年の世界遺産の登録候補地となっており、その珍しさ・面白さが世界に認められようとしています。(新型コロナウイルスの影響により決定が延期となっているので、今後の動向を見守りましょう。)
高タンパク、低カロリーで低コレストロールが特徴のヤギ肉は、昔から家畜として多くの家で育てられてきました。
今でも島の至る所で、ヤギを育てている風景を目にすることができます。
ヤギの料理と言えば、沖縄の方で食べるということをよく耳にするかもしれません。
奄美でも、沖縄と同じようにヤギ料理を食べるとのこと。
沖縄ではヤギの肉そのものを料理して食べるイメージですが、奄美大島では主にスープにすることが多く、「ヤギ汁」として食することが多いそう。
ヤギ肉の特徴は、高タンパク、低カロリーで低コレストロールなこと。
精がつくため、食べながら汗が出てくるほど胃腸を温めてくれ、代謝を高めてくれます。
冬の寒い時だけでなく、夏場に夏バテで食欲が無い時や冷たいものを取りすぎて胃腸が冷えて弱ってしまった時に効果的だと島の方に教えていただきました。
味わいは、猛々しいというか、牛・豚・鶏よりもさらに命をいただいているんだなあという味を感じます。
繊維質で噛み応えがあり、野生の旨味を感じることができます。
ただ、好みは大きく分かれると思いますので、好きな方は好きで、苦手な方は苦手な味だと思います。
においは、おそらく「獣の臭いがする」と感じると思います。
ヤギ肉の香りは2回楽しむことができると言われているそう。
まず、食べて臭い。次の日の朝、起きて自分自身が獣臭い。毛穴からにおいが漏れているのでしょうか。
ヤギ肉のにおいは独特で、とても野性的な臭いがするお肉です。
においでも大きく好みが分かれるかと思います。
羊の方が優しいような・・・そんな感じのお肉です。
窓からの風景がとても綺麗な「ばしゃ山村」直営のレストラン『AMAネシア』。
宿泊客もそうでない観光客も多く訪れる有名な飲食店です。
写真は、窓から海を見た風景です。
AMAネシアでは、様々な島の郷土料理をおしゃれにアレンジした料理を食べることができます。
今回紹介するヤギ料理もそのうちの1つで、ヤギと野菜たっぷりのスープカレーはTOP5に注文が入るくらい人気料理とのこと。
サイコロ状にしたヤギ肉が沢山入っており、一生分のヤギ肉を味わうことができます。
カレーの味、臭み消しのおかげで、ヤギ独特の味わいも安らいでおり、ヤギ初心者にはおすすめの一品です。
「それいゆふぁ~む」は、南国フルーツの有機栽培や養蜂、ヤギの飼育に取り組む農園。
ヘルシーアイランドカフェは、このそれいゆふぁ〜む内にある農園カフェ。
農園で採れたフルーツやヤギミルクを使い、美容と健康を考えたヘルシーフードを提供しているヘルシー&ビューティー思考のカフェです。
今回は、ヤギのミルクを使用した飲むヨーグルトと純粋なミルクに挑戦です。
先ほど食べたヤギ肉のスープカレーとは違ったヤギの味を楽しむことができるのでしょうか。
・・・初めて飲む独特な味わいです。でも、美味しい!
これは好みが大きく分かれるかと思いますが、個人的には牛乳よりもさっぱりした味わいが好みです。
初めてヤギのミルクを飲む方には、ミルクの方がさっぱり味わえるのでおすすめです。
ヤギのミルクを使用したチーズケーキやドーナツなどもあるので、直の味わいに抵抗がある方は加工品を食べるのもおすすめ!
チーズケーキはあっさりふんわりした味わいで、ほんのりヤギ感を感じたくらいで食べやすいですよ◎
せっかく奄美大島に来たのだから、奄美大島っぽい観光地も楽しみたい。
ヘルシーアイランドカフェの近くにあるインスタ映えスポット「ハートロック 」に来てみました。
ハートロックに行く観光客のために、オープン時間〜18:00までヘルシーアイランドカフェが駐車場を開放しています。
感謝をしながら駐車してハートロックへ向かいましょう。
Instagramで話題になった有名な観光地「ハートロック」。
干潮時に現れる潮溜りで、自然の力でたまたまハートの形になったんだとか。
パワースポットとしても有名で、カップルもよく訪れています。
※干潮時にしか見ることができないので、潮の満ち引き時間を調べてから行きましょう!
ハートロックに行くまでの道は、まるで自分が小人になったかのような錯覚を覚える奄美特有の自然を見ることができます。
虫が苦手な方は、スニーカー&長ズボンで行くことをオススメします。
森を抜けると海岸に出るので、右手の方に進みましょう。
砂がめっちゃサラサラなので、全然前に進みません!笑
目的のハートロックまではあと少しです。
これがハートロック!確かに、ハートです。
しかし、横から撮ってもイマイチ伝わりにくいし、、でも波が打ちつけてるからちょっと怖いし、、しかもバスに乗るから濡れたくはない、、、
というあなたは自撮り棒を持っていくか、着替えを持参することをオススメします。
できるだけ真上に近い画角から撮らないとわかりにくいので、何がなんでもハートを・・!と求める方は気合を入れて準備をしてきましょう。