朝晩、一段と冷え込むようになってきた今日この頃、みなさん、いかがお過ごしですか?
こんにちは。
美しい景色を求めてどこまでも♪絶景ハンターの nori です。
今回ご紹介するのは、紅葉真っ只中!福島県会津地方へのパワースポット巡り旅です。
コロナ禍での旅という事で、車移動の方も多い中、渋滞が気になるところではありますが…
出発はまだ薄暗い頃。
常磐道を使って向かうため、途中、朝日を浴びた神々しい”牛久大仏”さまを発見。
なんだかいい事ありそうな予感♡
途中、あまりにもスムーズだったため、トイレ休憩も取らず、ここまで来ちゃいました。
常磐道から磐越道に入って、割と大きめのサービスエリアというと「阿武隈高原サービスエリア」でしょうか。
小さいながらもイートインスペースもあるので、朝ご飯もこちらでいただきました。
わたし的には、ここは意外な穴場!だと思います。
人気サービスエリアだと、座る場所もないほど混雑する時間帯でしたが、こちらはソーシャルディスタンスも保てて、ゆっくりと食事をとる事ができました。
福島に来たらやっぱりこれが食べたい!「喜多方醤油ラーメン」700円
ザ・ラーメン!という、ストライクな味のラーメンです(笑)
朝から食べてもOKなあっさり味は、ついついファンになってしまうほど。
でも、やっぱり朝は軽めがいいという方には、もちろん、蕎麦もうどんも揃っております。
確か、かけうどんは380円という安さ!嬉しいかぎりです。
朝の納豆セットなんてのもあり、小さなお子さんには人気のメニューになってました。
福島方面にお出かけの際は、ぜひ!立ち寄ってみてくださいね。
磐越道の猪苗代磐梯高原ICから降りて10分ほど、向かった先は、ここ「土津神社」(はにつじんじゃ)です。
以前、会津若松に行った際、時間の都合で立ち寄れなかった場所で、今回、とても楽しみにしていたところでもあります。
しかも、ちょうど、紅葉の時期とも重なりまして… ここは、会津でも有数の紅葉スポットなんだそうです。
その意味は、行ってすぐにわかりました。
朝早くにもかかわらず、多くの車が向かっていまして、駐車場も臨時駐車場までもいっぱいです。
そして、駐車場から歩いてすぐに目に飛び込んできた、真っ赤なモミジ♡ 鳥居とのコラボもなんとも言えず美しいです。
鳥居手前には小川が流れており、そこに架かる橋から見るモミジもグラデーションが素晴らしい!
日の光が透けて、何とも言えない美しさです。水面に映る様子もまた何とも言えません。
たぶん、これからどんどん赤みを増して、また全然違う顔を見せてくれるでしょう。
後で知ったのですが、こちらは「土田堰」(はにたぜき)といって、田んぼに水を引くための用水路。
猪苗代町の長瀬川から水がひかれ、磐梯山東麓から土津神社の境内前を通り土田新田までの堰で、延々と続き全長約12kmの灌漑用水なのです。
それぞれの田に平等に水を供給するシステム、300年も前に造られたというのだから凄いですね!
パワースポットあるあるですが、ここでもカエルちゃんがお出迎え♡
いつものようにさわさわ…♪
無事、帰れるようにとの願いを込めて。
白い大鳥居の左手にあるので、忘れずに見つけてみてね!
参道の途中には「目出鯛」と書かれた、鯛の形のおみくじがどーんと置いてあります。
開運招福の一年安泰・鯛みくじだそうです。
釣り竿を使って、一体釣って、中に入っているおみくじを見ましょう!
釣り上げた鯛は、開運招福の縁起物としてお部屋や玄関に飾っておけます。
赤い鯛は五行では、光り煇く灼熱の「火」を指し、行動力や情熱、積極性の象徴、黒は、泉から涌き出て流れる「水」を指し、生命力や意思の強さ、堅実さの象徴です。
金色は五行で、豊かさや永遠、自信の象徴です。お好きな気になる色を選びましょう。
鳥居から男坂を登り、参道突き当りに見えるのが拝殿、本殿です。
御祭神は会津松平藩初代藩主保科正之公。
名君として名高い正之公は、戦よりも民のためのお金を使うという政治を行い、260年以上続く平和な江戸時代の礎を築いたとも言われています。
また、会津藩の精神的支柱であり行動の規範となった「會津家訓十五箇条」を制定し、幕末まで続く文武両道の會津藩の基礎を築きました。
ご神徳は様々なものがありますが「こどもと出世の神さま」と言われる土津神社。
正之公が大切にされていた「敬内義外=敬(つつしみ)の心で精神をまっすぐに整え、義を守り自分の行いを正しくする」の心。
それは、未来を担うこどもたちの健やかな人間形成に資するものであると考えられます。
また、ご落胤という不遇な生い立ちから江戸幕府大政参与に引き立てられたその事績から、出世の神様とも崇められております。
ちなみに、土津神社は鶴ヶ城の北東にも当たることから、鶴ヶ城の鬼門鎮守・會津守護神としての役割を持っていると言われています。
また、不死の道(日光東照宮−世良田東照宮−富士山−久能山東照宮を結んだもの)の延長上にあることから、徳川家への忠義の表れとして鎮座地として会津・猪苗代の地を選んだのだとも言われています。
まさにパワースポットと言うべき場所ですね!
本殿の横からは杉並木が続きます。
玉石を敷き詰めた参道を北に500mほど登った奥之院には、保科正之公の奥津城(お墓)があります。
歩くと10分ほどの距離になりますが、車で近くまで行くこともできます。
今回は、次の予定が詰まっていましたので行きませんでした。次回の楽しみに取っておくことにします(笑)
なんと、奥の院参道入口には「クマに注意!」の看板が…
行かれる方は十分に注意してくださいね。
参道右手の広場のところ見える、ひときわ高い石碑が… 日本一と言われる「土津霊神碑」です。
土台には、土津神社の神使「贔屓(ひいき)」さまがいらっしゃいます。その姿から亀石の愛称で親しまれているそうです。
贔屓は、龍のこどもで財貨など重いものを持つのが得意なことから金運招福のご利益があり、また、亀に似ていることから健康長寿のご利益があります。
土津神社には、贔屓(ひいき)さまをモチーフにしたお守りがたくさんあって、とても可愛かったですよ。
行かれた際には、お気に入りのひとつを見つけてみてはいかがでしょう?
今回は福島県猪苗代町にある、土津神社をご紹介しました。
紅葉の時期は混雑必須で、駐車場もありますが台数に限りがありますので、早めの時間がおすすめです。
また、こちらではライトアップも開催されています。昼とは違った幻想的な紅葉も見ごたえがあります。
土津神社にお詣りするなら、ぜひ!秋の紅葉の時期にどうぞ。