松平家の居城はこの鶴ヶ城です。この日は寒くて濠も凍っていました。そしてもちろん会津松平家には大名庭園もありました。御薬園です。
今から会津松平氏の庭園である御薬園を訪れます。
それにしてもなぜ御薬園なんでしょう。
やってきました。会津松平氏庭園「御薬園」!
雪が積もっているので庭園内でも雪景色が楽しめそうですね。この御薬園は鶴ヶ城から約徒歩15分の位置にあります。
大人は320円で入館できます。
御薬園の始まりは室町時代に葦名盛久がこの地に別荘を建てたのがはじまりと言われています。その後、江戸時代になり、松平氏の歴代の藩主が庭園の風情を楽しみました。
なにか気になるところがありますよね。なんと薬用植物の栽培が庭園内で行われているのです。
御薬園は広いです!早速薬用植物の栽培スペースへ!約400種の薬草が栽培されているのだそうです。
様々な種類の薬草を栽培する薬草園が御薬園の名前の由来なんです。会津薬学の発展にも貢献したそうです。
この日は薬草の畑も水田も凍っておりました。春になったらたくさんの薬草が育つのでしょう。
庭園内には自然がいっぱいです。
庭園に入ってすぐにある茅葺屋根の御茶屋御殿は、資料室・売店になっているほか、茶席があります。
ここでは薬茶が飲めるみたいです。
御薬園は中央に心字の池を配した回遊式の庭園です。
御薬園の魅力といえば、庭園特有の雰囲気。園内の中心の池を囲むように泉石や灯籠、樹木など配置されており、異世界に来た気持ちになります。
季節感があり雪景色も美しいですね。
ちなみに反対側から池を見るとまさか池が凍っていました。
エルザの仕業なのでは・・・とか思ってしまいました。
氷の異世界を楽しみたい方はぜひとも冬の御薬園に行ってみてください。