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韓国最大級! お酒のミュージアム「大韓民国酒テーマ博物館」で、マッコリづくりを体験!

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2018/01/17
韓国最大級!  お酒のミュージアム「大韓民国酒テーマ博物館」で、マッコリづくりを体験!

韓国で最大級のお酒の博物館「大韓民国酒テーマ博物館」は、仁川空港から3時間ほどの全羅北道(チョンラブクト)の完州(ワンジュ)郡にあります。貴重なお酒の展示を見て韓国の酒文化にふれつつ、実際にお酒を試飲することも。さらに、マッコリづくりなどの体験もきます。

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大韓民国酒テーマ博物館

大韓民国酒テーマ博物館は、仁川(インチョン)空港から3時間ほどの全羅北道(チョンラブクト)の完州(ワンジュ)郡にあります。全羅北道の中心都市である全州(チョンジュ)市から大韓民国酒テーマ博物館までは、タクシーで30分くらいです。

入場料:大人2000ウォン、子ども1000ウォン
営業: 3月~10月/10:00~18:00 11月~2月/10:00~17:00
休館:月曜、1月1日、秋夕・旧正月当日
電話:063-290-3842
住所:全羅北道完州郡九耳面徳川里山245-1

大韓民国酒テーマ博物館

マッコリ、焼酎、ビール、伝統酒など、韓国のお酒のすべてがわかるといても過言ではないほど、量、質ともに充実した展示です。言葉はわかならくても十分楽しめます。

大韓民国酒テーマ博物館

黒笠(フンニプ)をかぶった官吏から、つい最近の韓国酒場の様子まで、人形をつかって酒場の空間がつくられています。子どもでも、結構楽しめるかもしれません(実際、遠足で来館していました)。

大韓民国酒テーマ博物館

別の棟で、お酒の試飲もできます。このときあったのは、ビンの写真の左から「ハーブのはいったマッコリ」、「山芋・ショウガ・シナモンなどが入った蒸留酒」、「韓国の赤ワイン」、「北朝鮮に起源のある伝統酒」でした。

大韓民国酒テーマ博物館

さらに、この博物館では、さまざまな体験プログラムが用意されています。今回、取り組むのはマッコリづくりです。

大韓民国酒テーマ博物館

水500mℓをボールに注いだら、そこにマッコリ専用の麹(こうじ)をいれて、水にとけこませるようにかきまぜます。塊は手で粉砕します。

マッコリ名人の記事はこちら
https://play-life.jp/plans/15836

大韓民国酒テーマ博物館

そこに、蒸したもち米を追加して、よく手でかきまぜていきます。お米がバラバラにほどけて、均一になったらOKです。

大韓民国酒テーマ博物館

それを専用のマッコリ醸造ケースにいれます。数人でやった方が、作業はやりやすいです。

大韓民国酒テーマ博物館

ケースの上部についた液体や米は、しっかりとぬぐってきれいにし、菌の繁殖をふせぎます。フタでしっかり密閉して、第一段階の作業が完了。

発酵

これを、陽があたらない、25度前後の環境においておきます。夏はよいですが、冬場は温度管理がむずかしいかも。

数日すると、発酵してブクブクと泡がでてきます。たまに、フタをあけないと、爆発するおそれがあるので注意しましょう。

漉す

1週間ほどたったら、ガーゼなどで漉して、液体だけ抽出します。のこったものが酒かすとして利用できます。この状態ですぐのむと、炭酸の出る生マッコリが楽しめます。

マッコリ完成

この状態でアルコール度数15度くらい。ちょっと、水でうすめて5度くらいにします(写真は水を混ぜる前)。

上と下が分離しています。混ぜて飲むのが基本ですが、うわずみだけ飲んだり、下の濃厚な部分だけ飲んだりする人もいます。

「大韓民国酒テーマ博物館」を訪れた、ぜひ体験プログラムに参加してみましょう。作ったものを持ち帰れば、貴重なおみやげにもなりますよ。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
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※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。