東京にある9つの都立庭園の一つがこの旧古河庭園です。
六義園の最寄り、駒込駅からも歩けますが、最寄りは上中里駅か西ヶ原駅。
立派な門を通ると受付があるので、入園料を支払って園内に入りましょう。
旧古河庭園と言えば、入ってすぐに見える落ち着いたトーンの洋館です。
旧古河庭園は武蔵野台地の高低差を活かした庭園で、丘の上にこの洋館、洋館を見上げるような斜面に西洋庭園、斜低地に広がる池を中心とした日本庭園からなります。
ここのバラは約100種類、199株あり、その全てが洋館の側面と、西洋庭園に咲いています。
見慣れた赤いバラだけでなく、様々な色のバラが目を楽しませてくれます。
角度によっては洋館をバックにバラを撮れるので、写真映えします。
均整の取れたとても美しい西洋庭園です。洋館との眺めも調和が取れています。
洋館を見上げるように通路の左右に庭園があり、緑の通路の中を散策してバラを見ることができます。
洋館と西洋庭園の設計は、明治以後の日本建築に大きな影響を与えたジョサイアコンドル。庭園に降りる前に、上から眺める庭園の美しい幾何学模様も楽しんでみてください。
ずらっと様々なバラが咲く様は圧巻です。
まずはどこまでも続くバラの眺めを楽しみましょう。
一つ一つ見ていくと、本当に様々な品種があることに気付きます。
見慣れた赤いバラを始め、色とりどりであり、花弁の形も様々です。
近くまで寄れるので、バラ特有の香りも楽しめます。
日中はバラの香りに包まれながら、バラの色を堪能し、夜はライトアップされたおとぎ話のような庭園へ。
バラフェスティバルの期間中11日〜20日まで、庭園内のライトアップが開催されます。
ぼんやりとした光で浮かび上がるバラ越しの洋館や西洋庭園、日本庭園など、幻想的な世界が広がる夜の旧古河庭園もとてもおすすめです。
【開催期間】
2018年5月5日~5月31日
9:00~17:00(最終入園16:30)
ライトアップ期間
5月11日~20日
9時~21時(最終入園20:30)
旧古河庭園 詳細
【最寄り】
JR京浜東北線 上中里駅、南北線 西ヶ原より徒歩7分
【開園時間】
9:00~17:00(入園は16:30まで)
【休園日】
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
【入園料】
一般 150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
【HP】
https://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/index034.html