川越駅、または本川越駅からバスに揺られること10分程度。
ちょっと日が傾いて外が歩きやすくなって来たころに川越氷川神社に到着。夕方の色になってきた太陽に照らされる緑が美しいです。
今回そんな氷川神社で行われる恋人たちにぴったりのお祭りをレポートします。昨年は40万人もの人が訪れたという小江戸・川越の夏の風物詩のお祭りです。
お祭りの名前は縁むすび風鈴。その名前の通り、境内のいたることこに風鈴が飾ってあり、涼しげな音が神社のあちこちから聞こえてきます。
神社の入り口には風鈴のトンネルも。これらの風鈴は1つ1つ職人さんの手作りで作られたものだそう。形も色も、音までも1つ1つ違うんですよ。
かつてから日本人は「風が想いを運んでくれる」と信じていました。
風鈴はそんな目に見えない「想い=風」を「音」として教えてくれるんです。
境内の風鈴には願い事が書かれた木の短冊が結び付けられています。お祭りの間、風鈴に願いことが書かれた短冊を結びつけることができるそう。
風と風鈴の音に乗って神様に願いが届きそうですね。
境内にはそんな想いの詰まった風鈴と一緒に写真を撮れるフォトスポットがたくさん。
夏の思い出をぜひ写真に収めてくださいね。夏らしい1枚になるはず。
ざっと境内を回って、参拝をし神様にご挨拶をしたら神社内にある氷川会館にあるむすびcafeでお茶をしましょう。
風鈴の形の器に入った夏限定のスイーツやケーキ、ランチを楽しめます。おいしいスイーツと一緒なら会話も笑顔も弾けますね。
このむすびcafeで買える、期間限定・ローズのフレーバーの紅茶をお土産にどうぞ。帰ってから彼と「楽しかったね〜」とお話をしながらおうちで楽しんで。
お腹も満たされたところでゆっくり境内の散策へ。
まずは縁むすび風鈴の人気スポット風鈴のトンネルです。
風鈴の音に包まれる感じがします。色も音色もカラフルな風鈴たちを眺めながら境内をお散歩しましょう。
風鈴のトンネルはこの夏の時期の人気スポットですが、もう1つ恋人と歩いてほしいとっておきのトンネルがあります。
それはこの絵馬のトンネル。たくさんの願い事の中を歩いてみましょう。思い出に2人で絵馬を書くのもいいかも。あなたならどんなお願いごとをしますか?
そして絵馬を奉納するのもいいけれど、川越氷川神社に来たからにはぜひ楽しんでほしいのはおみくじ。
この氷川神社では鯛の入れ物のなかにおみくじが入っていて竿で釣り上げるようにおみくじを引くんです。
恋人と一緒に楽しめるのでおすすめですよ♡入れ物もかわいいのでおうちに持って帰っても◎
さて。散策をしているうちに、だんだんと暗くなってきました。もうそろそろおうちに…、
…と言うのはまだ早い!
縁むすび風鈴は暗くなってから、とてもロマンチックな顔を見せてくれるお祭りなんです。
期間限定で配布される持ち手が2つに分かれている線香花火(300円)を境内で楽しむことができます。
川越在住の手工業デザイナー・大治将典さんがデザインした氷川神社特製の線香花火です。パチパチと弾ける火が儚く美しい。
境内で線香花火に火を付けるなんてなかなかできない経験ですね。
日が落ちた後はお互いの手に紙縒(こより)が残ります。それを恋人の小指に結んであげてください。
川越氷川神社の独自の結婚式でも、お互いの小指に赤い糸を結ぶ儀式が行われるんだそう。
2人の赤い糸がいつまでも繋がっていますように…♡
花火ができるくらい暗くなると境内のいたる場所がライトアップされます。
昼間の神社とはまた違う、ロマンチックな雰囲気に。
また、〜9/2(日)の間、毎日夕方18:30〜社殿で特別良縁祈願祭が行われます。祈願を受けた人に授与される氷川神社特製のぼんぼりはカラフルでとてもフォトジェニック。
さまざまな色に輝くぼんぼりを、2人で眺める時間もいいものですね。
デートを楽しんでいると突然の雨が…。
でも大切な人と一緒なら雨でも楽しいですね。
相合傘で巡るデートは2人の仲をさらに深めてくれるはず。
雨に濡れてキラキラしている風鈴も綺麗でした。
2人の仲も深まり、地も固まったことでしょう!
みなさんもぜひ、夏限定のこのロマンチックなお祭りにぜひ足を運んでみてくださいね。特別な夏の時間が過ごせること間違いなしです。
そして、このお祭りに訪れた恋人たちが、雨の日も晴れの日も、どんなことも2人で楽しめますように♡