こちらは、みなさんお馴染みですね。
世界文化遺産でもある「忍野八海」です。
忍野八海とは、山梨県南都留郡忍野村にある湧泉群で、富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で、約20年の歳月をかけてろ過され、湧水となって湧き出てきます。
平成25年6月 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に、登録されたところでございます。
こちらには、駐車場は完備されておりません。
周辺の一般の駐車場を利用することになりますので…
ご注意くださいね。
わたしたちも、入口のお土産屋さんに駐車しました。
意外と駐車できる場所も少ないので、できれば村のほうである程度確保してくれるとありがたいですね。
そして、みなさんの歩く方へと、一緒に向かうと、現地に着きます(笑)
意外に、大きな看板での表示もないので、それも解りずらいかも…
「忍野八海」の由来は、もともと富士講の人々が富士登山の際に、ここで水行を行なったんだそうです。
その後、各池に守護神の「八大竜王」が祀られ、出口池を一番霊場、菖蒲池を八番霊場とする巡礼路が整備されたとの事。
また、八つの池がとても神聖で、「池」というにはもったいないほど尊いから「海」と付けられたと言われています。
本来なら、より多くのパワーをいただくために、
一番から順番に回るのが良いらしいですよ!(^^)v
茅葺屋根が、さらに雰囲気をだしてますね。
こちらで引いたお蕎麦も食べることができます♪
忍野八海入口付近、
最初に出迎えてくれるのがこちら!「湧池」です。
忍野八海を代表する池です。
この辺りは観光客がいっぱい!
特にガイジンさーんが(^_^;)
五番霊場 徳叉迦竜王(とくしゃかりゅうおう)
八海で最大の湧水量。
珪藻土層でなる水中洞窟を持ち、潜水調査により池の底から最奥部まで約55mあることが確認されたとされています。
あまりに綺麗な水に感動!
だけど、同時にちょっと迷子…
というのも、わざとなのか(景観重視?)、案内板が少なくて(*´Д`)…
何処に行けばいいのかもわからなくて。
せめて、ボランティアの方でもいればよかったんですが。
観光客には、優しくないかなぁ…とも感じました。(←個人的意見www)
その「湧池」のお向かいあたりにあるのがこちら!
六番霊場 『濁池』 阿那婆達多竜王(あなばたつだりゅうおう)
濁池とありますが、わたしが見るかぎり、濁ってはいませんでした(笑)
こちらにまつわる伝説としては、
「みすぼらしい行者が、
この池の地主の軒先で一杯の水を求めたが、
断られてしまい、
その際に池の水が急に濁ってしまった。」
というのが、こちらの池の由来のようです。
この池の隣が、メインの画にもなっている水車小屋です。
最初、迷子になりながらも(笑)なんとか、案内看板を頼りに、
川沿いを目的地に向かって歩いていきます。
二番霊場 『お釜池』 跋難陀竜王(ばつなんだりゅうおう)
目印の水車の前を通り、中に入って行くと、
ちょうど紅葉の時期でしたので、銀杏の葉が黄金の絨毯のようになってました!(^^)!
覗いてみると、あれ?
結構深そうですね(^_^;)
しかも、滾々と湧き出ている模様。
なので、水面がキラキラと美しい☆
それだけでなく、水が綺麗なので、景色が鏡のように写ってこれまた芸術(^^♪
「お釜池」は、八海のなかでもっとも小さな池ですが、湧いてくる水量は豊富で、
池の底に開いた大きな穴は、とても深い青に見え、
思わず、吸い込まれてしまいそうでした♡
「お釜池」を後にして、
いま、来た道とは川を挟んで、反対側の道を歩いていきます。
川の両脇は、遊歩道になっていますので、
景色を見ながら、ゆっくりと歩く事ができます。
ただ、途中、中国人?の方々が、
川沿いで座り込み、写真を撮られていたりしまして…
(しかも、向こうの流行りなのか、寝転んでの撮影… (ーー;)…)
なかなか歩きにくい場所もありますので、気をつけてくださいね。
のどかな景色と美しいその水の音に、さらに癒されます♪
その遊歩道途中にあるのが、こちら!
「銚子池」です。
案内看板がなかったら、絶対にわからないですwww
四番霊場 『銚子池』 和脩吉竜王(わしゅきちりゅうおう)
草地の中にひっそりと佇む「銚子池」
水が綺麗なので、まわりの景色が水面に写って、
これまた不思議な画になってます。
また、ここは、縁結びの池とも呼ばれているんだそうです。
彼と訪れるのを忘れずに!♡
ここまで、「湧池」 「濁池」 「お釜池」 「銚子池」 と、
4か所回ってきました。
観光客賑わう”中池”付近に帰ってきましたら…
七番霊場 『鏡池』 麻那斯竜王(まなしりゅうおう)
ここは、湧水が一番少ない池なんだそうです。
確かに…
「水は濁り、湧水の清らかさはない」と、言われてはおりますが…
それでも十分に綺麗ですけどね(^_^;)
こちらは、その名の通り、”鏡” のように…
条件がそろえば、富士山が写りこむのだそうで。
私もすこーし、写って見えました♪(^^)v
そして、その 「鏡池」 から、
さらに奥に進んでいきますと、「菖蒲池」 があります。
八番霊場 『菖蒲池』 優鉢羅竜王(うはつらりゅうおう)
この時(11月)は、なーんにもない池ですが、
時期になると、大人の背丈ほどに成長した
ショウブ(サトイモ科)と、外来種であるキショウブ(アヤメ科)等の植物がみられるそうです。
周りは綺麗に整備されており、なんとっ!
すぐ側に民家もありました(ー_ー)!!
このお宅の方は、結構大変だろうなって…
( 観光客だらけで… >。< )
そう、思いました(^_^;)
「湧池」から、七番霊場の「鏡池」に抜ける道の左手に大きな池がありますが、こちらは人口池の「中池」だそうです。
この中池は、敷地の奥にある「池本荘」という民宿が掘削した池なんだそうですが、実は、観光客が一番集まる場所でもあります(笑)
ここからの風景は、本当に画になります。
水車小屋があり、茅葺屋根の建物もあり、
バックに”富士山”が見えるなんて… サイコーですね(^_-)-☆
池の中央にある湧水口。
こちら、池の水深は7m、水温12,5度、
ミネラルやバナジウムが含まれていると書かれています。
そして10m下の湧水路は、青い鍾乳層灰で八海に通じているそうです。
その美しさを、カメラに収める事はなかなか難しいです(^_^;)
こちらの池?は、忍野八海とは関係ないんですが、
観光客が一番多いのは、なんと!こちらなんですよ(笑)
土産物屋さんも多いですし、”観光地”というカンジですwww
このコバルトブルーに、みなさん、魅かれるのでしょう(^^)
確かに…!! わかる気がします♪
私たちが忍野八海に行ったのが、ちょうど12時過ぎ。
半分まで見たところで、
「ご飯、食べる?」 って事になりまして…
毎日、こちらの水車で石臼挽きされ、
打ち立てを提供してくださる、ここのお店!
残念ながら、店の外観がありませんが…
( 観光客と店に並ぶ人で撮れませぬ… (^_^;) )
よくある観光地のお店って、それなりのところが多いんですが、
ここは、やっぱりお水がいいのかなぁ~
すっごく美味しかったんです!
結構、並んではおりますが、回転率がいいので、
そんなに待たずに入れますよ!(^^)v
忍野八海に行った際には、ぜひ!
こちらのお蕎麦をご賞味あれ!