本日は大阪難波から約40分の近鉄奈良駅へ。
奈良といえば東大寺や春日大社など歴史的な神社やお寺が多いことに加え、
鹿と触れ合える奈良公園など珍しい体験ができる人気観光スポット。
ただ駅から少し距離があるのが難点。
観光地なら当然ですが、お天気に恵まれないと悲惨なことになりかねません。
そんな時に利用していただきたいのが、近鉄奈良駅から伸びる商店街。
「東向商店街」から続くアーケード街はその先の「もちいどのセンター街」につながりとにかく長い!
さらに左右に枝分かれした通りにもたくさんのお店が立ち並びます。
まずはこちらのランチにおすすめのお店をご紹介。
駅から商店街へ入ってすぐの場所にある「酒菜と大和だし茶漬け 風神」地元の食材を使用したお料理が楽しめるお店。
この日はランチタイムを遠に過ぎた14時前。
ランチギリギリセーフでしたが、日替わり定食は売り切れでした。
ランチ定食(800円〜)に加え、ランチタイム限定の高級肉大和牛を使用したまぶし御前(1,680円〜)。
さらには大和だしを使用したお茶漬け(1,280円〜)が楽しめると海外のお客さんにも人気のお店です。
海外のスタッフさんがいらっしゃるのですが、流暢に英語、中国語、日本語を話し、発音の綺麗さに驚きました。
待つこと5分ほどで到着。
この日オーダーしたのは「鯛のお茶漬け」(1,380円)。
お膳にはひじきの煮物に野菜の天ぷらとお茶漬けの具となる鯛が乗せられています。
実はここ奈良がお茶漬けの発祥ってみなさん知っていました?
元は大和国の寺院で古くから食べられていたのだとか。
考えてみればお米にお茶をかけて食べる光景って不思議ですよね。笑
さて、具となる鯛のお刺身をお米の上に贅沢に盛り付けて上から出汁をかけます。
鰹と昆布の合わせ出汁が鯛に絡まるタレと合わさってたまらなく美味い!
さらさらと食べ続けあっという間に完食でした。
食事を楽しんだ後はお土産ショップを散策。
商店街だけでかなりの数の奈良グルメが楽しめるので思った以上に時間が足らない!笑
途中、もちいどのセンター街で餅飯殿弁財天社を見つけました。
こちらは毎年夏は開催される弁財天の祭りの神様を祀った場所。
祀られいるのはこの商店街の由来となった餅飯殿弁財天・聖宝理源大師堂です。
弁財天の縁日とされる7月7日にはお祭りも毎年開催されています。
さて、参拝後は本格的にお土産探し!
時間がないくせにのんびりしちゃうんだよなぁ...。
奈良といえば「奈良漬」!
ここ山崎屋は老舗の奈良漬専門店。
店内にはたくさんの奈良漬が並び、種類も量も様々です。
実際に奈良漬(350円)購入してみました。
奈良漬の特徴といえば、塩もみして酒粕に漬け込んだ際に薫るお酒の香り!
香りが強いのでお酒が苦手な方は酔ってしまうかも笑
シャキシャキの食感がたまらない一品です。
次に紹介するのは「柿の葉寿司」。
ここ柿の葉すし本舗たなかは老舗柿の葉すし専門店。
全国的に有名な柿の葉寿も実は奈良県南西部発祥のグルメです。
こちらでぜひ食べていただきたいのが、柿の葉寿司の定番と呼ばれる鯖、鮭、鯛の3種類。
こちらの柿の葉寿司は一口サイズで食べやすく、酢飯も優しいお味。
柿の葉寿司は1個120円ほど。
おいしく食べるポイントは「一晩寝かせること」。
そうすることで旨味と香りが浸透しさらに美味しく食べることができますよ。
お次に紹介するのは「三笠」。
一言で言うと"巨大などら焼き"です。
こんな巨大などら焼き見たことない!と思う方がほとんどですが、奈良県民にとっては馴染み深い和菓子です。
こちらの奈良小鹿は様々な和菓子を取り扱う和菓子専門店。
こちらの三笠(550円)も巨大で重量感もあります。
たっぷりの小豆が挟まれたヘビーな一品。
ですが、お土産に持って帰るとそのインパクトに喜ばれること間違いなしです。笑