前回、お詣りさせていただいたのは、こちら!
29番札所「長泉院」です。
参道入口には、
「よみがえりの一本桜」と呼ばれる
みごとな枝ぶりの枝垂れ桜が、お出迎えしてくれます。
春の桜の時期には、それを見ようと、
たくさんの人が訪れるそうです。
こちらのお詣りは、
やっぱり春がオススメですね♪
詳しい情報はこちらのプランからどうぞ!
⇒ https://play-life.jp/plans/26581
秩父巡礼 2日目。
この日は、お宿を9時頃出発しまして…
ここまでに2寺お参りして、
こちらに着いたのは、10時半前。
ここまでもやはり山道で、細くて、それなりに覚悟が必要でして…(笑)
着いたら、どうやら駐車場がいっぱいなんです。
仕方なく、駐車場側にあったお店に、
「お店の前に停めさせていただけますか?」と、聞いたら、
快く許可いただきました。(#^.^#)ヨカッタ
どうやら、随分長い時間停めてある車があったようで…
関係ない方は、停めないでね!m(__)mオネガイシマス
そんなこちらのお寺は「橋立堂」
迫りくる岩壁が迫力満点!です。
こちらには、あのタモリさんも来て、驚かれていたとか…
納得です(笑)
石龍山(せきりゅうざん) 橋立堂(はしだてどう)
本尊:馬頭観世音菩薩 宗派:曹洞宗
御詠歌 ~ 霧の海 たち重なるは雲の波 たぐひあらじと わたる橋立 ~
浦山口駅から橋立鍾乳洞方向へ約15分、
川の流れを聞きながら行くと、そそり立った岩壁が目に入ります。
観音堂は、まさにその真下にっ!!
石段を登った正面が本堂で、
高さ65mの切り立った岩壁が覆いかぶさったところに三間四面、
縁を回した朱塗りのお堂が建っております。
江戸中期の建築といわれ、
堂内には鎌倉時代の作と伝えられる、
ご本尊の馬頭観世音が安置されております。
馬頭観世音を本尊とする札所は珍しく、
日本百番観音霊場の中でも、
西国第二十九番・青葉山松尾寺とここのみで、坂東札所にはありません。
交通の安全や馬の守り本尊として信仰され、
馬が唯一の交通手段であり、
農作業や運輸の動力でもあった時代には、
縁日には飼馬をひいて参詣する人で、参道は大賑わいだったといわれています。
馬が自動車にかわった今日では、
交通安全の祈願に、東京周辺からも
お札をいただきに来る人たちがたくさんいらっしゃると言います。
由緒書きの錦絵です。
こちらのご由緒は…
その昔この地に惨酷非道、仏神の信心なき領主、
領地をみまわり、銅をもって鋳し地蔵菩薩像を里人崇敬し得るをみて、
仏神の益何事あろうかと、 打ちこわしその財を己れに費やせば、
領主たちまち病に死し、その子孫すべて跡方もなく消えた。
まもなく大蛇出て里の憂いとなり、
里人は一心に当山に祈ればいづくなく白馬現われ
心よげに走り大蛇この馬を一口に呑まんとするに、
白馬の額より光明をさせば、たちまち大蛇人語を発し
「吾先に死し領主なりい ままさに仏知にひかれたる得脱を得たり、
吾この姿を末代にとどめて衆生 の信心をはげまさん」と
池中より出れば金鱗変じて石と成り、
白馬は本尊の御帳に走り入りた。
という縁起があります。
境内には、躍動感あふれる、
立派な馬の銅像があったり…
本堂右手には、「馬堂」といわれる小堂があり、
左甚五郎作とある二頭の馬の木像がありました。
本堂の馬が描かれた絵馬や境内の馬の銅像など、
馬にゆかりのものが、とても多く奉納されていたりします。
そして、馬だけに、競馬ファンの方のお詣りも多いようで(笑)
絵馬には「競馬に当たりますように…」などのお願いも
書かれておりました^m^
また、お堂の横には橋立鍾乳洞があります。
昔は胎内くぐりの霊場として、巡礼達がくぐったものですが、
現在は観光施設として、一般の方も見る事ができます。
しかも、こちら、大人200円、小人100円と格安!!
所要時間も10分~15分とお手頃ですので、
一度、行ってみるのもいいと思いますよ(^^)v
ちなみに、こちらは冬季は閉鎖しており、
12月1日から3月末日まで、納経は札所27番でおこなっています。
お気を付けくださいませ。
そして、こちらにお詣りした際、
立ち寄っていただきたいのが、こちらのカフェ。
こだわりのコーヒーやかき氷などがいただけます。
こんな山奥に、わざわざいらっしゃる方もいるそうで…
いま、秩父でも大人気のカフェらしいですよ♡
ぜひ、橋立堂、鍾乳洞と合わせて、
こちらのカフェにいらしてみてくださいね♪