まずは渓谷。甲府の奥地にある昇仙峡です。地殻変動の影響により奇妙な岩や石がたくさんあることで有名です。渓谷沿いは遊歩道になっており、気軽にハイキングを楽しめます。水のせせらぎと虫や鳥の鳴き声を聞きながら絶景を楽しめます。
昇仙峡を進んでいくとゴールはこの仙娥滝になります。仙娥滝は日本の滝100選にも選定されており、花崗岩の岩肌を削りながら落下している落差は30mの滝です。紅葉の名所でもあるので季節を通じて景色を楽しむことができます。
緑が見たくなったらお茶の郷和束町へ!日本遺産にも登録されたこの茶畑はまさに山奥の秘境!茶畑が緩やかに広がるこの景観もお茶の魅力です。パッチワークのように畝が巡り、黄緑色に輝いています。京都府南部山城地域の和束町の茶畑へぜひ。
絶景と言ったら竹田城。兵庫県朝来市内にある竹田城は天空の城として一躍有名な観光地となりました。朝早く行き雲海を楽しむもよし、石垣を楽しむもよし、絶景を楽しむもよし。朝来の山奥にある竹田城は兵庫県を代表する秘境であることは間違いありません。
城と言えば信州千曲川近くの荒砥城も秘境です。信濃電鉄戸倉駅で降り、車で城山へ向かうとそこは戦国時代にタイムスリップしたかのような景色が広がっています。かなり高い山の上にあるので千曲川湖畔の美しい景色を見渡すことができます。
さらに和歌山にも秘境はあります。南海電車で大阪から約1時間の九度山町には高野山の入り口として知られる慈尊院があります。ここは弘法大師の母が暮らし、没後弥勒堂が建立され「女人高野」として有名になり多くの民衆に親しまれてきました。世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道にも含まれる九度山へぜひとも行ってみましょう。赤い塔はかなり美しいです。
寺と言ったら小豆島の笠ヶ滝 (小豆島霊場七十二番奥之院)も有名です。離島にある山奥の寺と聞くと秘境っぽいですよね。実際かなり秘境です。岩山の崖から突き出ているお堂がもうすごすぎです。ここでは険しい岩山を登って寺まで向かいます。洞窟の中にある本堂はお参りができ、お祓いや加持祈祷をしてもらうこともできます。