夕暮れ前、本日は地下鉄に乗り二条城前駅へ。
すっかり秋になり、日が暮れるのも早くなりましたね。
チケット販売開始は17時半から。時間までまだ少し早いので二条城へはお茶して向かいましょう。
二条城前、住宅街の駐車場奥にひっそりと建つ小さな小屋。
珈琲二条小屋は古民家を改装した知る人ぞ知るスタンドコーヒーバー。
入り口もとても小さく、なんだかわくわくします。
年季の入った扉を開けた先にはキッチンを囲むようにL字型のカウンターが設置され、
奥には比較的綺麗なスピーカーがひっそりと置かれています。
コーヒーの他に、ワインなどのお酒もあります。
今回はエルサルバドル(430円)をオーダー。
コーヒーメニューの中では、一番ライトなお味です。
目の前で丁寧に淹れていただくコーヒーはまた格別!
ミルクとフレッシュから選ぶことができますよ^^
では「カフェオレはどうなるんだろう...。」とこちらはアイスカフェオレ(480円)をオーダー。
ミルクを入れた容器に淹れていきます。
少しずつ少しずつ丁寧に。
ミルクとコーヒーが混ざってゆく光景はとっても新鮮!
また一般的なカフェオレは飲んでいてミルクとコーヒーの味がはっきりとわかるのですが、
こちら2つの味が優しく溶け込んでいて口当たりもマイルドで感動しました。
そうこうしていたら、チケットが販売される17時半前に。
お店から二条城までは徒歩3分ほど。
徳川家康によって築城された二条城は二の丸御殿6棟が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が国の重要文化財に指定されており、二の丸御殿庭園は特別名勝にも指定されています。
また別名、旧二条離宮・元離宮二条城とも呼ばれています。
17時前には行列ができていたチケット売り場ですが、定刻とともに混雑も解消され、比較的スムーズに購入することができました。
チケット価格は大人1,200円です。
左回りに進んでいくと、まずはポスターにも起用されている、重要文化財である唐門が見えてきます。
プロジェクションマッピングにより色付けされた唐門は黄金に輝く豪華絢爛な昼の様子とはまた違った色鮮やかで華やかな姿を見せてくれますよ。
国宝に指定されている二の丸御殿もライトアップされ、暗闇の中でも特別な存在感を感じます。
その先には国の特別名勝に指定されている二の丸庭園が広がります。
鏡のように水面に映し出された木々は少し早い秋を感じさせてくれます。
ライトアップされているだけにも関わらず、特別美しく足を止め見とれてしまいました。
いよいよ、メインの二の丸御殿へ向かいます。
道中、本丸を囲む石垣に水面が映し出される場面もあり、まるで生き物のように揺らいでいます。
また、足元を照らす灯りを見るとネイキッドの文字が刻まれていました。
清流園手前にある重要文化財である北大手門はライトアップされることによりその白さが引き立ちます。
その先にある清流園の木々は赤やピンクライトアップされ、音楽とともに様々な色に切り替わります。
二の丸内には入るとスクリーンの役割を果たした真っ白な土蔵がうごめくように映し出され、目の前に立つとセンサーが反応して花言葉とともに花が咲きます。
どの花が咲くかはお楽しみ。
重要文化財に指定されている台所前にはネイキッドの顔である巨大な本もありました^^
高さ約2.3m、横3mの巨大な本にはこの世界の始まりを告げるストーリーが映し出されます。
そして台所内へ。
秋の風物詩コスモスとタンポポは息を吹きかけると音ともに綿毛が舞います。
天井を見上げると綿毛が舞っておりとても幻想的!
空間すべてがイチョウに囲まれた空間も。
落ち葉の絨毯を歩くと落ち葉が宙を舞い、本当にそこにあるかのようです。
秋嵐は華道家の元池坊氏とのコラボ作品。
生け花にプロジェクションマッピングが投影し音楽とともに華麗に変化する光景は必見です!
そして奥にある御清所内は満月とススキ畑が広がります。
ススキの本数はなんと500本!近づくと動きに反応して変化する仕掛けつき。
直径1.5mの巨大な月の下には水面に映し出された月が映し出されます。
室内にいながら幻想的な秋を満喫することができますよ。
いかがでしたか。
今期大注目の京都二条城で開催されている、
秋季特別ライトアップ FLOWERS BY NAKED 2018 は12月9日まで。
ぜひ大切な人と足を運んでみてください^^
【開催期間】2018年11月3日(土)~12月9日(日)
【開催時間】17:30〜22:00(最終入場 21:00)
【入場料】 大人1,200円、小学生800円