相島(あいのしま)は、新宮町の沖合8kmに位置する離島のこと。
島の周囲に砂浜はなく、小石が広がる海岸線が特徴的です。
海岸沿いの玄武岩が侵食されてできたた断崖で構成される独特の景観があります。
島を一周する道路は約6kmと、小さいサイズの島ですね。
漁業が主な産業で、渡船場・相島港付近にも釣り客の姿がちらほら見えました。
日本書紀や万葉集にも登場する歴史の古い島で、元寇の際は戦闘の舞台になったと言われています。江戸時代は朝鮮通信使のために500人収容の接待所があったという説もあり、朝鮮通信使の石碑も島の至る所にたてられています。
福工大前駅は、博多駅から約20分で到着です。
駅にはコンビニもあるので、食料調達はそちらでしましょう。
相島渡船場へ行くには、コミュニティバス「マリンクス」に乗り換えです。渡船場までは約10〜15分ほどとそこまで時間がかかりません。
マリンクス自体は1日10数便出ていますが、その中でも渡船場へ止まる便は限られているので、時刻表をあらかじめチェックしていた方がいいですよ。
料金は先払いの100円です。
ICカードは使えないので、現金をあらかじめ用意しておきましょう!
港から島まで20分ほどの距離にあるので、就航率は高めでとてもアクセスがしやすい島です。
土日は観光客が多すぎて、船の臨時便が出されるほどだとか!?
猫好きが本当に多いな、日本は!
犬の島とかないのかな〜〜〜
短い船旅でした。島に到着!!!
「猫の島」として有名な場所ですが、あまり観光地のようなギラギラした雰囲気がなく、島特有の緩さを感じる雰囲気で、さっそくほっこりした気持ちに◎
さ〜て、話題の猫はどこかな〜〜
あっ!?
猫・猫・猫・猫・猫だらけ!!!
島民より猫の方が多いんちゃうか!とツッコミが入りそうな勢いで、猫があちらこちらに座ったり眠ったり歩いたり。
人懐っこい猫がかなり多いので、下手なことをしない限りはひっかかれません。
しゃがむと温かいのか膝に乗ってくる子までいます・・!
いや、あざといですね(笑)
相島の北東にある長井浜に広がる、積石塚があります。
港から歩いておよそ15分。
絶対にヒールや歩きにくい靴で来ていけはなりません。
ここまで広大な古墳は見たことありませんでした。
沖ノ島に向かって一直線に作られているようで、歩いても歩いても古墳群が広がります。
古墳時代、死んだ人を埋葬するため、土を盛って様々な古墳が造られていました。
その中に、墳丘を石だけで造ったり、石と土を混ぜ合わせて造った古墳があり、それが「積石塚」と呼ばれている古墳です。
この相島の積石塚群は、全国的にも珍しい遺跡であることが分かり、平成13年8月7日に国指定史跡となった場所です。
通称「めがね岩」とも呼ばれている鼻栗瀬。
波の力で少しずつ少しずつ削られているんですね。
自然のパワーを感じる風景です。
実は、瀬戸内や奥尻島など他の島々にも似たような海蝕洞になった岩があるんですが、相島の鼻栗瀬は玄武岩でできているなどの特徴があります。
しかし、私は魚のすり身ハンバーグを頂きました♩
魚感がほのかに残るふわふわの手作りハンバーグは、なんとハートの形!
島のお母さんたちのチャーミングな心が伝わってくる一品ですね♩
それぞれなくなり次第終了みたいです。
土日はかなり混み合うと聞きましたので、早め早めの行動がベストです。
島の西側をてくてく歩いていると、雑草が茂った公園がありました。
ここにも猫がたくさんいて、入るとやはり近づいてきてくれる・・!
犬派の私でもいいって言うのかしら。
シーソーに乗ったり滑り台を上ってきたりする姿を見ることができて、かなり貴重な野生の猫たちの姿が見れます!
この公園は押さえておきたい猫スポットですね。
寂しいけれど、お別れの時間です。
癒しの時間をたくさんくれた猫ちゃんズにさよならを。
17:00が最終便なので、島外から学校に通っている子供達や他の観光客の方も一緒の船に乗りました。
ちょうど秋冬は日の入りの時刻になるので、タイミングが良かった西空に夕日を見ることができます。
少し寒いかもしれませんが、甲板に出て景色を眺めるのがオススメです。
バイバイ〜!