真田の郷和歌山県九度山町へ。九度山町へは難波駅から南海列車で行きます。もちろん南海列車は真田一色。赤い電車の車内は真田丸の広告ばかりでした。橋本駅で高野山行きの列車に乗り換えます。
南海電車の社内から写真を撮ります。田舎の景色がかなりきれいです。この電車は普通の電車なのですが、高野山へ行くのであれば「天空」という展望列車が走っているそうなのでそちらからみる景色も一度は見てみたいですね。
南海難波駅から約一時間で九度山に到着します。駅前には六文銭のついたトイレやコインロッカーがありかなり重宝しました。また町中マップもこの建物に置いてあります。すごい便利な建物でした。まちは真田幸村一色です。九度山のメインストリートは真田の道と言います。ここを進んで九度山の真田旅はスタートします。
九度山町では町屋の人形めぐりと称してかなり多くのジオラマが展示されていました。休憩所の真田いこい茶屋の隣では精巧なつくりの大阪城と真田丸のジオラマが展示されていました。かなり本格的なジオラマで興奮してしまいますね。このジオラマ、歴男や歴女は必見ですね。真田いこい茶屋は地元のボランティアグループが運営する、商店街の空き店舗を利用した施設です。九度山町にゆかりのある真田信繁に関連するグッズや町の物産が並ぶほか、観光客が散策の途中に立ち寄れる休憩所です。まさに九度山観光の拠点にもってこいです。この茶屋では簡単な食事も可能で、うどん420円、カレー600円。ソフトクリーム220円等があります。
そしてこれにいきたかった!真田ミュージアム!館内には真田丸で信繁やきりが来ていた衣装が展示されていました。エントランスでは信繁の子の大助を含め、真田家3代の甲冑が来館者をお出迎えしてくれます。ここでは無料で記念撮影をしたうえで写真をもらえます。続く「上田時代」のコーナーで、上田城を拠点にした昌幸・幸村親子の活躍を年表やパネル、関連する書状の複製などで解説しています。そして光と音と映像を使い、我らがNHKの歴史番組でおなじみの松平アナウンサーが朗読するオリジナルの真田信繁映像も放映されています。また実際に火縄銃が展示されており、実際に持って構えてみることもできます。
ミュージアムの近くにある真田庵は「善名称院」といい、戦国の武将真田昌幸・信繁親子が蟄居した屋敷跡として、和歌山県の史跡指定を受けています。敷地内には信繁が、落ちた雷を閉じ込めて村人を救ったという言い伝えが残る「雷封じの井」や、真田宝物資料館などがあります。宝物館は200円で入れます。時間は朝9時から午後4時まで参拝することが出来ます。5月の九度山真田まつりの際には、この真田庵で法要も行われますし、武者行列のゴール地点にもなるそうです。春の季節には美しい桜やボタンも咲き乱れるお寺です。
真田庵より東に170m向かった路地横近くにある真田古墳です。これはいわゆる抜け道です。今は囲いがされていますが、地元の人の話によると昔は特に何もなく放置されており子どものかくれんぼの隠れ場所として重宝していたそうです。かつて真田親子がこの地に幽閉された際、大阪城まで続く「真田の抜け道」と呼ばれていたことがあります。しかし、実際には古墳時代後期に作られた横穴式石室であり、南向きの横穴式の入り口であり、中は羡道と玄室に分かれてあります。真田親子の伝説の残る場所として1953年の発掘調査後に真田古墳と命名されました。
まちを歩いていると道の駅柿の郷くどやまを発見。そこのカフェパーシモンには真田パンなるパンが売っていました。なんと真田の六文銭の家紋入りのパンです。ただの塩バターパンなのですが六文銭が入るだけでかなりテンションが上がります。もちろんここパーシモンは味もかなり評判の良いカフェでおいしかったです。このパンはは九度山でしか手に入りませんね。
営業時間:9:00~18:30
http://tabelog.com/wakayama/A3001/A300103/30006889/