この日、混雑を避けて、早めに出かけました。
高坂SAには、7時頃到着。
朝ごはんは、”朝ラーメン”で( *´艸`)
「九ツ屋」さん。
豚骨だけど、あっさりしてて、朝から食べてもOKなタイプ。
腹ごしらえしたら、出かけましょう!
この日の最初の目的地は、こちら!
「妙義神社」です。
神社にも駐車場はあるようでしたが、
私たちは近くの道の駅に駐車。
そこから歩いてすぐの場所に、神社はあります。
この日は、お天気がイマイチ…
しかも、こんなに霧が立ち込めておりました。
ただ、神社がこの雰囲気だと、幻想的に見えるから不思議です。
先ず、出迎えてくれるのが、「総門」
朱塗りの美しい門。
安永二年(1773)の建造で、もとは白雲山石塔寺の仁王門であったそうです。
その先にあるのが、この”表参道”
その数、165段!
まさに、天空の城に向かう階段のようです。
かなり急で、途中、休む場所もありません。
ここは、NHK大河ドラマ「義経」で、
牛若丸が預けられる、鞍馬山の撮影が行われた場所でもあります。
足腰に自信のない方は、ゆるやかな”脇参道”もありますので、ご安心を!
そのながーい階段を登った先には、「随神門」
振り返ると… ちょっとビビります(;'∀')
その先に見えてくるのは、「唐門」です。
唐門は妻を唐破風にした銅茸平入りの門で、これらの建物の周囲は彫刻でもって埋められます。
天井絵の龍も見事!
忘れずに見上げてみてくださいね。
さすが、上毛の日光と言われるだけあり、その装飾は、日光東照宮を思わせるものとなってます。
宝暦六年(1756)の建造。
その先には、本殿があります。
これまた素晴らしい装飾が!
扁額は黄金に輝いてました。
梁に巻き付く龍も、黄金!すごいですっ!!
さらに、妙義山には天狗が住むという言い伝えがあります。
天狗は一部の山伏が死後に転生した姿。
このことから、妙義山が山岳信仰の山であったことがわかります。
そして、本殿の裏側に祀られているのは天狗様。
実は、ここが一番のパワスポだと言われる方もいます。
心願成就にご利益がありますが、叶えてくれる願いはひとつだけなんだそうです。
せっかくなので、一番の願いごとを考えておきましょう。
妙義神社の御祭神は、日本武尊、豊受大神、菅原道真公、権大納言長親卿。
妙義山の強いパワーを受け、妙義神社があつい信仰を受けていたことは、その境内の建物から、うかがい知ることができます。
そして、現在は神社ですが、自然崇拝・山岳信仰・仏教の歴史もあります。
歴史的背景もありながら、紆余曲折を乗り越え、いまの形となっているのです。
ただ、古くから強いパワースポットであったということは、間違いないようです。