8. 大河内山荘

京都の街並みを一望できる

竹林を越えた先にあるのが「大河内山荘」。
こちらは百人一首で有名な小倉山からの景色に魅せられた、昭和初期の映画俳優大河内伝次郎が30年かけて作り上げた庭園です。
竹林は常に混雑していますが、こちらは有料ということもあり、そこまで混雑もしていません。
入場料にはお茶代も含まれているのでお抹茶とお茶菓子を楽しむことができます。

大河内山荘はには小倉山から保津川、京都市街、東山などを大胆に取り込んだ雄大な庭園があります。
敷地内には寝殿造、書院造、書院造を複合させた大乗閣など、見所も満載。
枯山水や苔の絨毯など自然とのコラボレーションも見ものです。

また大河内山荘の1番の見所と言っても過言でないのが、展望台からの景色
高台に位置している為、京都の街並みを一望できる大パノラマを満喫♡
空気もさらに澄んでいてとっても気持ちが良い...♡少し風も吹いているので防寒を忘れずに!

大河内山荘
場所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町8
アクセス:京福嵐山線「嵐山」より徒歩15分阪急「嵐山」より徒歩20分車 トロッコ嵐山駅から140m
営業時間:拝観時間 9:00〜17:00 日曜営業

9. 厭離庵

秋の特別公開は外せない!

この時期限定で特別公開される紅葉の穴場といえば「厭離庵」。
藤原定家が小倉百人一首を編纂した小倉山荘跡にある寺として知られており臨済宗天龍寺派の寺です。
小さなお寺なので入り口を見つけるのにも一苦労。なんだか秘密基地みたいです。笑

通常非公開ですが、秋のシーズン限定で特別公開されています。
厭離庵の「厭離」には「飽きることが無い」という意味があり、その名通り飽きることのない絶景が来る人来る人を迎えてくれます。

御朱印も注目していただきたいポイント。
腰掛けてゆったりと紅葉を楽しむことができる書院や小さな本堂。
1923年に再建された茶室「時雨亭」などコンパクトな境内にギュッと詰まった建築物からは魅力が溢れます。

厭離庵
場所:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約11分

10. 滝口寺

紅葉の穴場スポット

最後にご紹介したいのが、かの有名な平家物語に登場する平重盛の家来斎藤時頼と建礼門院の侍女横笛との悲恋の物語ゆかりの地。
静まりかえった境内に燃えるように色づく紅葉がまるで二人の燃えるような恋の心情を描いているかのよう。
境内には現在も二人の木像が本堂に安置されています。

移り変わる景色を眺めながら、ここに腰掛け愛する人のことを思ったのでしょうか。
趣のある景色が想像をかき立てられ、あなたもきっと胸がジンと熱くなるはず。

ここには、鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞の首塚もあります。
小さいながら悲しきエピソードが秘められた滝口寺は紅葉はもちろんですが、是非一度その歴史の背景を読み取っていただきたい場所です。

滝口寺
場所:京都府京都市右京区嵯峨亀山町10-4
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約13分

嵐山で紅葉巡りを楽しもう!

いかがでしたか。
今回は京都でも特に人気の観光スポット嵐山で人気の紅葉スポットをご紹介しました。
美しく真っ赤に染まる嵐山が見られるのはこの時期だけ!
ぜひ足を運んでみてください♩