愛媛観光と言ったら何を思い浮かべますか?
みかんや道後温泉が有名ですが、愛媛の魅力はそれでけではありません。
今回は女子旅におすすめの「美容・健康・グルメ・歴史」をテーマにした1泊2日プランを紹介します!
羽田空港からの始発飛行機で出発すると、約1時間半のフライトで、9時前後に松山空港に到着。
ローカルな雰囲気が流れる空港内は、大きなガラス張りから差し込んだ愛媛のたっぷりな日差しがお出迎え。
松山空港からの主な移動手段には、路線バスやリムジンバスが充実しています。
※今回のプランは、車で移動しています。
海抜0mから標高1,000mまである類稀なる自然に恵まれた西予市は、農業が盛んに営まれています。
そんな市内から、選りすぐりの野菜や果物が集まってくるのがここ宇和町のどんぶり館青空市です。
愛媛県産みかん(¥800)や、四国カルスト牛乳(¥400)など、四季折々での特産品を是非手にとって。
道の駅内レストラン「いっぷく」では、愛媛の新鮮な食材を使ったメニューが豊富に揃います。
カレーから宇和海で獲れた新鮮な海の幸を使用した丼物、麺類、四国西予ジオパークの風景をイメージした映え系膳まで様々用意されているので、子供から大人まで食べたい物が必ず見つかる。
・えびフライカレー¥780
・海鮮丼¥950
・ジオパノラマ膳¥1,180
【営業時間】8:00-18:00
【定休日】月曜日 ※祝日の場合営業、翌火曜日休
明治初期から野村町の産業経済の発展に大きく貢献してきた、蚕糸業。
その高度な製糸技術によって生産された野村生糸は「カメリア(白椿)」の商標で販売され、国内外で高い評価を得ています。
「西予市野村シルク博物館」は、そんな野村町の養蚕について学べるシルクミュージアム。
野村町の養蚕に関わる歴史的資料、繭や生糸の生産に使用された道具類など、貴重な資料が展示されている館内。
2017年には眞子さまも視察されており、眞子さまがご給桑の作業をされた繭も展示されていました。
機織り体験に参加すると、レベルや時間に合わせてコースターやショールなど、自分だけのオリジナルアイテムを織ることができます。
難しそうだし、時間もかかりそう…と思いきや、30分ほどあれば10cm四方のコースターを織ることができます。
愛媛での思い出に、良いお土産になりますね。
【営業時間】9:00-17:00 ※体験の所要時間は約30分(コースター)
【定休日】毎週月曜日(祝日の場合翌日休み)
【体験料金】一般¥500、小中学生¥300/コースター1枚あたり
併設される製糸工場も見学させていただきました。
ここでは、独特な匂いで充満する冷蔵室から、繭を煮て糸口を探し、1本の糸にしていく作業、できた糸を束にしていく作業まで、糸作りの一連の流れを知ることができました。
束ねられた糸は、京都に出荷されて高級な着物や帯の素材となることが多いそうです。
写真の"きびそ"をご存知でしょうか?
繭から生糸に利用される部分はわずか18%と言われており、残りは写真のように廃棄されてしまう部分(きびそ)です。
しかし、近年ではこのきびそを活用して、様々な新商品を開発するプロジェクトが愛媛県では積極的に行われています。
創業慶応三年の山田屋まんじゅうは、愛媛を代表するお土産なので、空港や各お土産店でも購入することができますが、本店は宇和町卯之町にあります。
1口で食べられるサイズが個包装になっているため、ばら撒き土産にぴったり。
1個¥108~必要な数を購入して。
【営業時間】9:00-18:00
【定休日】年中無休(1/1を除く)
100年以上の古民家をリノベーションして造られた「卯之町バールOTO」でひと休み。
レトロな雰囲気の中で食べる、卯之町キーマカレー(¥750)が絶品です!
【営業時間】11:30-14:00、18:00-22:00
【定休日】毎週火曜日、第1、3、5月曜日
卯之町は、江戸中期から昭和初期の商家が立ち並ぶ、重要伝統的建造物群保存地区です。
歴史を感じる町並みは、歩いているだけで新しい発見がいっぱい。
そんな中行き着いたのが、四国最古の小学校「開明学校」です。
およそ130年前に建てられた建造物は、明治時代の学校の様子を覗くことができる貴重な文化財として知られています。
明治初期からの教育資料の展示をはじめ、「明治の授業体験」(4人以上¥200)も行う教室を見学することができます。
歴史を学ぶことができる上に、写真スポットとしても素敵なロケーション。
開明学校周辺には、今もなお保存されている私塾の申義堂や、町民の生活の歴史が知れる民具類の収集や展示が行われている宇和民具館も。
【開館時間】9:00-17:00(入館受付は16:30まで)
【休館日】月曜日 ※祝日の場合はその翌日
【入館料】大人¥500、子供¥300
日本一長い木造廊下で知られる「宇和米博物館」、その長さはなんと109m!
この廊下は、雑巾がけレース「Z-1グランプリ」も行われている、いわば雑巾がけのメッカ。
なんだか雑巾がけのイメージが強いですが、実は、宇和地方で使用されていた農耕具や米に関する資料が展示されている博物館なのです。
【営業時間】9:00-17:00(入館は16:30まで)
【入館料】無料、廊下の雑巾がけ体験は¥200
【定休】月曜日(月曜日が祝祭日の場合は火曜日が休館)、年末年始
近隣の松山城は観光地として混雑しているイメージがありますが、大洲城は自然に囲まれる落ち着いた雰囲気の中にあり、人混みも目立ちません。
とても写真が撮りやすく、綺麗なフォトジェニックスポットです。
国の重要文化財にも登録されるほど美しい大洲城から一望できる愛媛は絶景!
【営業時間】9:00-17:00 (札止16:30)
【営業日】年中無休
【観覧料】大人¥500、小人(中学生以下)¥200
創業140年以上の歴史を誇る梶田商店にお邪魔しました。
梶田商店は、愛媛県産の丸大豆と小麦を使用し、保存料なし&無添加の天然醸造丸大豆醤油「巽醤油」を伝統製法しています。
店頭では、ここで作られたお醤油を購入することも可能です。
・天然醸造丸大豆醤油(濃口) 巽 300ml¥756
地元の農家から仕入れた大豆や小麦を製麹する作業から、製成、製品にする一連の作業を見学させていただきました。
今や6ヶ月のスピード醸造が当たり前にもなっている醤油生産ですが、梶田商店の場合は100年以上も受け継がれている杉樽で1年半という長期醸造を経て「巽醤油」が生産されているのです。
醤油に欠かせない存在の酵母は、一日として同じ状況がないそう。
ここでは、140年以上受け継がれてきた味を、酵母状態をデータで見極めながら品質管理が行われています。
こうして伝統の味が守られているのですね。
生醤油を絞る際に、汁を搾りきって残るものを「醤油粕」と言いますが、これは産業廃棄物となってしまうそうです。
醤油粕を1口食べてみると…濃厚なお醤油の味で、商品化できないとは言え、廃棄するのはもったいない!
そこで、梶田商店では、これを家畜農家に譲ることで飼料として再利用しています。
今日1日で、お醤油について様々なことを知ることができました。
【営業時間】8:00-17:00
【定休日】土日祝日
宿を予約した松山市まで移動してきました。
遊び心満点の引き戸を開けば、隠れ家のように現れる居酒屋「サムライダイニング 茶ノ間」。
おしゃれな間接照明が差す個室は、掘りごたつでリラックスできる空間なので、デートや女子会に最適です。
今回注文したのは、サラダやアヒージョ、パスタ、ピザ、チョコブラウニーなど全10品が付く180分飲み放題コース(¥4860)です。
食べきれないほどのボリューム感に大満足!
個人的には、宇和島の名産品であるじゃこ天のフライ「じゃこカツ」が関東の居酒屋では見ないメニューなので、珍しく感じ、お味も美味しかったです。
【営業時間】18:00-翌1:00(料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:30)
【定休日】火曜日 ※祝前日は営業
『日本書紀』にも登場するわが国最古といわれる温泉のシンボルが、道後温泉本館です。
国の重要文化財にも指定されており、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは最高位の三つ星を獲得しています。
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に出てくる油屋のモデルとなった場所のひとつでもあるそうです。
【営業時間】7:00-22:00
【料金】大人¥410~、子供¥160~
20017年9月に誕生した「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」は、本館から徒歩2分ほど。
愛媛県の伝統工芸とコラボしたアートな温泉は、女子旅からの支持も高いです。
温泉に浸かりながら見られるプロジェクションマッピングも必見!
【営業時間】7:00-22:00
【料金】大人¥600~、子供¥300~
今回宿泊したのは道後温泉から徒歩1分のホテル「茶玻瑠(ちゃはる)」。
和と洋が融合した雰囲気が、世代を問わず人気を集めています。
お部屋は、2018年3月にオープンした9階エグゼクティブフロアです。
マリメッコや北欧インテリア×愛媛県産材を多用した家具や床に囲まれる客室空間は、清潔感と温かみに溢れています。
茶玻瑠のメインダイニングで、和洋の和洋の良さを引き出した「道後キュイジーヌ」を。
四季折々の植物が楽しめるイングリッシュガーデンのテラス席、アート作品も堪能できる室内席(現在は、蜷川実花さんの作品とコラボ中)、どちらも素敵です。
【朝食】6:30-9:00 ブッフェ大人¥2,000、子供¥1,600
【昼食】11:30-14:30 ブッフェ大人¥2,000(土日祝¥2,200)、子供¥1,400(土日祝¥1500)
【夕食】18:00-21:30 ブッフェ¥4,500
※すべて税別となります。
いま話題のシルク化粧品ブランド「SILMORE(シルモア)」はホテルで購入することができます。
活動の社会性を評価され、「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」地方創生担当大臣賞である政策奨励大賞を受賞しています。
シルクから抽出した成分は非常に保湿性が高く、スキンケア商品への活用に注目が高まっているのです。
日常使いとしても、贈り物としても最適ですね。
・シャンプー 295ml¥3,240
・トリートメント 295ml¥3,240
カラクリ時計前から乗車できる観光人力車「元祖くるまやさん」。
道後温泉や商店街などを10分で巡るミニコースから用意されており、忙しい観光プランの中でも利用しやすいです。
タイミングが良ければ、カラクリ時計が動き出す景色や、坊っちゃん列車にも遭遇できるかも?
【料金】10分¥1,500、20分¥3,000、30分¥3,500
「道後ビール」を誕生させたことでも有名な深い歴史を持つ蔵元「水口酒造」直営店です。
道後温泉エリアですが、観光地から徒歩5分ほどの少し離れに立地するため、落ち着いた雰囲気の中お食事を楽しむことができます。
まずは、4種類の道後ビールを堪能できる一口セット(¥1,080)を注文。
右から、のぼさんビール、坊っちゃんビール、マドンナビール、漱石ビールと、夏目漱石『坊っちゃん』縁の地である道後らしいネーミングがそれぞれ付けられています。
個人的には、アルトタイプのマドンナビールが1番好みでした!
1日20食限定の海鮮丼・酛膳(¥1,690)、新鮮な鯛めし膳(¥1,370)、桶料理がフォトジェニックな昼膳(¥1,510)など、お手頃価格で絶品ランチが堪能できます。
デザートには、大吟醸酒ケーキ(¥430)を。
大吟醸酒の豊かな香りが口の中にフワっと広がり、この商品はにきたつ庵ならではですね。
【営業時間】11:00-21:30
【定休日】月曜日
「にきたつ庵」の目の前、「にきたつ蔵部」では、道後ビール(¥562)をはじめ、蔵元オリジナルグッズの販売などお酒好きには堪らないギフトショップ。
お父さんや彼氏、会社の上司への良いお土産が見つかりそう。
【営業時間】11:00-18:00
【定休日】月曜日
四国愛媛県松山市に本社を構える「一六本舗」の、四国名菓「一六タルト」は愛媛を代表する名産品。
道後温泉本館の目の前にも店舗を構えているので、アクセスも良好。
定番のタルトから、愛媛のゆるキャラ・みきゃんがプリントされた商品など、家族や友達、職場への良いお土産になりそうなものがいっぱいです!
・ひと切れ一六タルト「みきゃん」 1個¥151
迷ったら、四国特産の柚子の香りが広がる定番商品がおすすめです。
個包装で、食べ歩きにも持ち帰りにも便利!
・ひと切れ一六タルト「柚子」 1個¥118
道後商店街の中にある和菓子屋「巴製本舗」では、道後温泉の名物・坊っちゃん団子のジャンボサイズを味わえます。
定番の坊っちゃん団子は手の親指ほどの大きさなので、ジャンボ坊っちゃん団子(¥755)のボリュームは最強!
インスタの投稿でも、人気を集めているそうです。
【営業時間】8:00-22:00
【定休日】水曜日
羽田への出発時間が迫っているも、もう少し愛媛グルメを堪能したい…そこで立ち寄ったのが、松山空港から車で15分ほどの「揚げたて天ぷら さくや」。
リーズナブルにサクサクな天ぷらが味わえると、テレビや雑誌でも取り上げられるほどの人気店。
定食や天丼(ごはん、味噌汁付き¥580~)や、お好きな天ぷらを1品から注文可能です。
たまご天ぷら(¥100)は、衣の中に半熟の黄身がとろーり♪
白米にのせて、TTKG(天ぷらたまごかけご飯)として食べれば絶品です。
【営業時間】11:00-20:30
【営業日】年中無休